『殉愛』騒動が法廷へ! 百田尚樹の「文春」「新潮」への圧力の全貌も明らかに

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
hyakuta_01_141208.jpg
圧力上等の百田尚樹センセイ(NHK経営委員会HPより)


 本サイトでも度々報じてきた百田尚樹『殉愛』(幻冬舎)騒動だが、まだまだ尾を引きそうだ。『殉愛』とさくら夫人をめぐって起こされた2つの裁判が、いよいよ今年から本格始動するからだ。

 まず、『殉愛』で名誉を毀損されたとやしきたかじんの長女が版元の幻冬舎に対し出版差し止めを求めて提訴した裁判は、その第1回口頭弁論が1月21日、東京地裁で行われた。この裁判、百田がツイッター上で「『殉愛』には、敢えて書かなかったことが山のようにある。(略)もう、おぞましくておぞましくて、とても書けなかった。本が汚れると思った。しかし裁判となると、話は別。全部、出すよ!」と恫喝とも取れる宣言をして注目されていたが、この日、幻冬舎側は百田も弁護士も出席せず、認否や争点さえ明らかにされなかった。

 激怒した長女側の代理人は「百田も脅すだけ脅して来ない」「ツイッター上で長女を脅し、裁判を受ける権利を阻害した。すでに人権救済を申し立てているが、これから弁護士会に告発することも考えている」と怒りを露わにしたほどだ。

 一方、さくら夫人側が、『殉愛』批判をネットラジオで展開したたかじんの元弟子で歌手の打越もとひさを名誉毀損で提訴した裁判も、2月18日から始まる予定だ。さくら夫人側は15人もの弁護士からなる訴訟団を組んだといわれるが、一方の打越氏のもとにも証言したいという協力者やカンパが続々と集まっており、全面対決の様相を見せているという。

 そんな『殉愛』騒動だが、ここにきて、出版社系週刊誌が演じたドタバタの舞台裏も明るみに出てきている。

 周知のように、この問題ではほとんどの週刊誌が「百田尚樹」という作家タブーに屈して、批判報道を放棄。逆に百田の求めに応じて全面擁護記事を掲載する醜態を演じた。とくにひどかったのが「週刊文春」(文藝春秋)と「週刊新潮」(新潮社)で、業界内からも「いくら作家タブーとはいっても、普段のコワモテぶりからは信じられない」という驚きの声が上がったほどだった。

 実は、この「文春」「新潮」に百田尚樹からどんな圧力が加わり、記事がどう潰され、歪められたかを、月刊誌「宝島」(宝島社)が2号連続で暴露しているのだ。

 まず、「週刊文春」だが、同誌はもともと、たかじんの死の直後は「やしきたかじん『参列者5人』葬儀の謎」(14年1月23日号)「親族から噴出 やしきたかじん32歳未亡人への怒り 遺骨を『マカロンみたい』」(14年2月6日号)と、さくら夫人の言動や彼女と遺族の確執を他誌に先駆けて掲載していた。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

実録!平成日本タブー大全〈1〉 (宝島社文庫)

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 文春の前次官証言で官邸vsマスコミ攻防
2 官邸が文科省前次官の実名証言ツブし
3 阿川佐和子結婚手記に不倫略奪婚は?
4 加計に利権独占させた安倍政権の手口
5 松本人志が「冤罪あっても」共謀罪支持
6 共謀罪強行採決もまだ希望はある!
7 報ステ後藤謙次の安倍批判がキレキレ!
8 安倍が朝日の加計学園報道をテロ認定!
9 国連報告者から安倍に共謀罪批判文書
10 『ゴジラ対ヘドラ』坂野監督の死を悼む
11 葵つかさが「松潤とは終わった」と
12 加計学園疑惑に決定打、安倍側近が圧力
13 室井佑月が共産党に「ネトサポつくれ」
14 空中分解KAT-TUNの暴露本が出版
15 江角もハマった恐怖のママカースト
16 秋篠宮家の料理番がブラック告発
17 共謀罪成立で横浜事件の恐怖が再び
18 加計学園総帥が「首相の後ろ盾ある」
19 村上春樹が「歴史修正主義と闘う」宣言
20 安倍政権御用ジャーナリスト大賞
PR
PR
1報ステ後藤謙次の安倍批判がキレキレ!
2松本人志が「冤罪あっても」共謀罪支持
3『あさイチ』が基地に苦しむ沖縄を特集!
4共謀罪が衆院委員会で強行採決の暴挙
5加計学園「総理の意向」文書は本物!
6佐野元春が共謀罪反対「治安維持法だ」
7安倍が朝日の加計学園報道をテロ認定!
8加計学園疑惑に決定打、安倍側近が圧力
9 共謀罪に周防監督らも猛反対の声
10室井佑月が共産小池晃と安倍答弁を分析
11官邸が文科省前次官の実名証言ツブし
12加計に利権独占させた安倍政権の手口
13共謀罪強行採決もまだ希望はある!
14室井佑月が共産党に「ネトサポつくれ」
16ガンダム“生みの親”が安倍首相批判!
17文科省前次官の醜聞はやはり官邸の謀略
18国連報告者から安倍に共謀罪批判文書
19水木しげるが50年前に書いた文章が発掘
20安倍の改憲で高等教育無償化はまやかし
PR
PR

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

室井佑月が斎藤貴男と「共謀罪」を徹底批判!「安倍政権に逆らう人が片っ端から逮捕される」

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」