HIROが「レコ大1億円買収」隠しのために妻・上戸彩を利用したヤラセ写真公開! EXILEリーダーの「男らしさ」の正体

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左・EXILEオフィシャルサイトより/右・上戸彩オフィシャルサイトより


 10月26日発売の「週刊文春」(文藝春秋)11月3日号に衝撃的スクープが掲載された。昨年末の三代目 J Soul Brothers(以下三代目JSB)のレコード大賞受賞は1億円という金銭で“買収”されたと報じたのだ(外部リンク)。

 記事によると、三代目JSBのたいしたヒット曲でもない「Unfair World」が昨年のレコード大賞を受賞した裏には、“芸能界のドン”周防郁雄社長率いるバーニングプロダクションによる審査委員への強い働きかけがあったという。そして、バーニングプロダクションはその見返りとして、昨年12 月、三代目JSBの所属事務所で、EXILEのリーダーHIROが代表取締役をつとめる「株式会社LDH」に対して1億円を請求していた。

「文春」はその請求書の写しを入手し、写真を掲載しているが、これは通常バーニングが使用している書式や社印と完全に一致したという。

 レコ大に関しては、これまでも審査員への接待疑惑や、出来レース説など様々な疑惑が取り沙汰されてきた。しかしこれほど決定的な証拠をもって報じられたのは初めてのことだろう。

 このレコ大利権やそこに群がる芸能マスコミの問題については別稿で検証する予定だが、今回の騒動ではもうひとつ呆れ果てたことがある。それは、買収を依頼した側であるLDH代表のHIROの火消し工作だ。

 23日に、HIROが今年限りのLDH代表取締役の退任を突如として発表したが、もちろんこれは「文春」報道が原因だった。

 退任声明でHIROは〈本来得意とするプロデュース業とクリエイティブ業に専念したい〉〈“ディズニー”や“ユニバーサル”のような世界中の人が楽しめるエンタテインメントを生みだせる会社をめざしたい〉と理由を説明していたが、実は、LDHは21日に、「文春」から質問状を受け取っていたのだという。

「HIROは『文春』の動きについてバーニングと三代目JSBを手がけるエイベックスにもすぐに報告したようなんですが、その際、バーニング側から請求書はLDHの内部から出たものだと激怒されたらしい。それで、『文春』が出る前に慌てて代表取締役を辞任したということのようです。ただ、本当の理由を公表することはできない。それで、バーニングと相談した上、別の理由をでっちあげ、バーニングが疑惑隠しのために、“海外進出”を大々的に報道するよう御用マスコミにお達ししたのです」(スポーツ紙記者)

 この結果、スポーツ紙などの芸能マスコミは、『文春』のレコ大報道には一切ふれず、HIROの退任を「世界進出のため」などと大きく報じた。

 しかも、HIROの火消し工作はこれだけではなかった。たとえば、「文春」と同日発売の「女性セブン」(小学館)11月10日号に掲載された「上戸彩『HIROと娘と』初めての昼下がり撮」なる記事。

 2012年に結婚したHIROと女優の上戸彩だが、15年8月には第1子となる長女が誕生している。しかしこの間、マスコミにはHIROの多忙や女性関係が原因で、夫婦仲がうまくいっていないとの報道が相次いでいた。もちろん夫婦の、長女を含めた家族の様子を伝える報道も皆無で、「セブン」も今年6月に“家庭内別居”などと報じていた。

 だが、そんな「セブン」がHIRO、上戸、長女の初のスリーショットを掲載したのだ。

 しかし、そこに掲載された家族スリーショットは、かなり不自然なものだ。長女を抱くHIRO。そこにおどけたように手を開いて駆け寄る上戸。また別のカットではカメラ目線で長女を抱くHIROに、まるでグラビア撮影のように微笑んで娘を見つめ、HIROに腕を絡める上戸の姿が収められている。

 通常の散歩や外出ならバギーや抱っこ紐があってもいいと思うのだが、それらもすべてなし。しかも、マンションから出て車に乗るまでの写真というのだが、芸能人が公衆の面前に姿をさらすような車への乗り方をするはずがないだろう。

 とにかく誰が見てもわざわざ撮り下ろししたとしか思えない写真なのだが、調べてみると、この記事もレコ大疑惑から少しでも話題を逸らそうとするHIROが仕掛けたものだった。

「21日に『文春』からの取材を受けて、レコ大疑惑について取材されていることを察知したHIRO、そしてバーニング・エイベックスがセブンにもちかけたようです。同日発売の『文春』にぶつけて、話題をそらすため、セブンは校了直前に“やらせ”撮影をして、急遽、記事をつっこんだようです。そのため、グラビアには間に合わずモノクロのみ、代わりにネットニュースでカラー写真を大々的にばらまいています」(週刊誌記者)

 芸能界とはズブズブ、とくにバーニング系とは完全に癒着構造にある「セブン」がその意図を組んで、カウンター記事をやるのは今更驚かないが、呆れ果てるのはHIROが自分のスキャンダル潰しのために、妻である上戸彩を利用したことだろう。いや、上戸だけではない。HIROはこれまで決してメディアに公開しなかった娘まで使ったのだ。自分の不祥事を隠し、保身のために家族を利用するというのは、どういう神経をしているのか。

 だが、HIROについては、これまでも「妻の上戸をビジネスに利用している」という噂がさんざんささやかれてきた。そのひとつが、上戸の所属するオスカープロモーションがもつドラマ枠への食い込みだ。

「HIROと上戸が結婚以降、ドラマなどで、上戸が所属するオスカープロモーションのタレント主演のドラマに、EXILEやJSBメンバーがやたらと出演しているのですが、これはHIROが上戸を通じて、オスカーに頼み、ねじ込んでいるというのがもっぱらの噂です」(テレビ局関係者)

 また大ヒットしたディズニー映画『ズートピア』の日本版主題歌をEXILEの女性版・E-girlsのAmiが歌っているが、歌唱力に疑問を持たれた彼女の起用は同映画の日本語吹き替え版で主人公の声優を務めていた上戸の存在が大きかったからだといわれている。

「上戸はもともと、惚れた男にトコトン尽くすタイプで有名な上、結婚前からHIROにベタ惚れ。そのため、結婚後も完全に支配関係にあって、HIROの言うことはなんでも聞くような状態です。HIROはそこにつけこんで、不祥事隠しやビジネスに利用しているということでしょうね」(芸能関係者)

 なんともうんざりさせられる話だが、実際、HIRO の素顔はテレビで語られているような「男気」や「誠実さ」などとは程遠い。LDHについては、土下座強要や無給労働強制など、いじめとしか思えないブラック体質が問題にもなっているが、これもHIROがつくりだしたものだ。ようするに「男らしさ」などと言いながら、強いものに尻尾を振り、弱いものを利用しているだけなのだ。

 いや、むしろ、HIROやEXILEグループこそが、この国で喧伝されている「男らしさ」を体現しているというべきかもしれない。そう考えると、こんなレベルのアーティストが東京五輪の委員に抜擢されたり、天皇陛下即位20年記念式典に呼ばれたりしているのも、納得がいくというものだ。
(林グンマ)

最終更新:2017.11.24 07:47

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