SMAPファンの大御所作家・林真理子がなんと木村拓哉を批判! 「生謝罪のキムタクの“ドヤ顔”は演技じゃない」

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左・林真理子 ブログ あれもこれも日記より


 年始から日本を大いに揺るがしたSMAP解散騒動。メンバーたちは“平常運行”を装ってドラマやバラエティ、ラジオ番組への出演をつづけているが、綻びはミエミエ。事実、5人揃っての『SMAP×SMAP』(フジテレビ)では、先週15日放送の「ビストロスマップ」において、香取慎吾が木村拓哉と距離を取る姿に「痛々しくて観ていられない……」という声がネット上に溢れた。こうしたギスギスした関係を表沙汰にしたくないのか、今週は2011年の震災発生でお蔵入りとなったVTRをいまごろ持ち出して放送する始末だ。

 どう見ても、キムタクvs中居ら4人という対立関係は継続しているようにしか思えないが、そんななか、またあの人がSMAP問題に言及。なんと“キムタクが悪い”と暗に木村批判を行ったのだ。

 それは、SMAP解散騒動勃発時から発言しつづけている作家の林真理子。林は「週刊文春」(文藝春秋)2月11日号に掲載された自身の連載コラムで、冒頭からSMAP騒動にふれ、〈ファンの人の心のなりたちといおうか、なんといおうか巨大な“買いかぶり”にはとてもついていけない〉と吐露している。

 ファンの“巨大な買いかぶり”というのは、ネット上で話題を呼んだ熱烈ファンによる「木村さん。あなたは、完璧な演技をしましたね」という文章のこと。木村がひとり悪者となって独立を画策したメンバーをかばった、という主旨のものだ。

 このファンの見立てに、林は噛みつく。

〈あの会見のキムタクのドヤ顔は、自己犠牲に基づいたお芝居だというのである。
 ふうーん、なんという深読みであろうか。
 私は先週のこのコラムで、
「シロウトが、いろいろ臆測し過ぎる」
 と言ったが、これもそんな気がするけれど〉

〈キムタクのドヤ顔〉と表現しているあたりに林の“キムタク擁護論”への反発がよく表れているが、さらに林は文章をこう締めくくるのだ。

〈それにしてもキムタクのあれは演技じゃないと思いますよ〉

 つまり、“キムタクが自己犠牲で芝居なんか打ってるわけないじゃん”と林は反論しているのである。

 じつはこの前号(2月4日号)のコラムで、林はあの“SMAP公開処刑生会見”に対するネット上の意見に対し、感想を述べていた。

〈私もメンバーのつらそうな顔を見ていたら、悲しみと憤りとで涙が出てきそうになった。
 彼らをこんなに悲しく、つらい顔に何がさせたんだ! 中居クンなんか、屈辱にじっと耐えていた。今までチャラいと思っていたけれど、彼は男気がある。立派だ〉

 キムタクのことは“ドヤ顔”、かたや中居のことは“屈辱に耐えていた”“男気がある”“立派”と評する──。しかも林は、独立画策組の4人の心情をこのように綴っている。

〈まあ、SMAPの四人がぐっと我慢をしていたのは、お金のためだけではないだろう。多くの人たちに迷惑をかけるわけにはいかない。何よりも自分たちは歌を歌い続け、演技をしたいという思いがあるからだ。
 こんなに後味の悪い芸能ニュースがあるだろうか。これからバラエティや歌番組でメンバーの顔を見るたび、あの暗いうつむいた表情をきっと思い出すはずだ。ぬぐってもぬぐえない。いったいどうしたらいいんだろう〉

 やはりここでも、林が思いを寄せるのは中居ら4人のこと。これと合わせて〈キムタクのあれは演技じゃない〉という記述を読むと、林は“木村こそ裏切り者”という認識をもっているらしい。テレビもスポーツ紙もメリー喜多川・ジャニーズ事務所副社長の意向に沿って「キムタク=義理を通した男、中居ら4人=独立を目論んだ反逆者」と報道してきたが、林はこれに真っ向から応酬しているわけだ。

 先日も本サイトでお伝えしたように、最近では安倍首相直轄の有識者委員会のメンバーながら、安倍政権への批判を口にしはじめた林。SMAP騒動でのこの立ち位置といい、まるで“反骨の作家”のようではないか。

 だが、こうした林の“4人擁護”には理由がある。既報の通り、林は騒動勃発時から同コラムで独立を画策した飯島三智マネージャーを〈聡明で気配りがすごい。デビューの時はパッとしなかったSMAPを、これだけの大スターにしたのは、ひとえに彼女のプロデューサー能力にあったと言われている〉と称賛。“こんなことになったのは「週刊文春」のせいだ!”と、連載誌である同編集部に文句をつけつつ、メリー氏を批判するかのようなコラムを書いていた。

 しかし、じつは林は飯島マネージャーとは親交があり、飯島氏サイドが関わっているとされる「週刊新潮」(新潮社)のSMAP解散第一報も、林が新潮社の出版部長で名物編集者の中瀬ゆかり氏と飯島氏をつないで生まれた記事ではないかと噂されている。もしこの噂がほんとうならば、林はSMAP問題にかなり関わっている、ということになるのだ。

 となると、友だちである飯島氏への同情から林は義憤に駆られている……ということになるが、ともあれ、ジャニーズを恐れる芸能マスコミはメリー氏の言いなりで、飯島氏を主犯扱いするだけでなく、あきらかな木村の“不義理”について追求することはまったくない。そう考えると、今回の林の“キムタクが悪い!”という言及はなかなかお目にかかれない真相を突いたものだ。

 前述した安倍首相への批判しかり、百田尚樹『殉愛』騒動の報道への非難しかり、そしてSMAP問題への言及しかり。まさかこんなところで本サイトと林の意見が一致するとは思いもよらなかったが、林センセイにはこのまま“反骨作家”路線で突っ走ってほしいと願うばかりだ。
(大方 草)

最終更新:2016.02.26 12:17

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