高倉健に元女優の“養女”が! 突然の告白に「たかじんと同じパターンか」の声

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高倉健の遺作となった映画『あなたへ』DVD(東宝)

 昨年、高倉健が亡くなって週刊誌では数多くの追悼企画が掲載された。中でも年末に発売された「週刊文春」(文藝春秋)15年1月1・8日特大号の記事は衝撃的だった。これまで世間に全く知られることのなかった高倉健の「養女」が登場し、その関係を告白していたからだ。

「週刊文春」によれば、高倉の「養女Tさん」は現在50歳の元女優。記事には高倉とTさんとの関係がこのように記されている。

「彼女が健さんの“特別な存在”だったことは間違いない。健さんとTさんは年齢差が三十三歳あるが、妻であり、母であり、娘でもあったのかもしれない」

 そして、高倉が死亡する1年半ほど前の13年5月、「長年世話になった人に財産を残したい」という高倉の意向から養女として養子縁組が成立したという。

 その後、高倉が悪性リンパ腫を発症すると、高倉の介護を一人で続け、たった一人で最期を看取った。Tさんは「週刊文春」でその理由をこう語っている。

「高倉は『人は誰しも弱っている姿は見られたくない。だから見舞いも行かないし、来て欲しくない』という考えでした」

 また、筆まめの高倉のために、Tさんは口述筆記もしていた。

「健さんが口述する内容をTさんがワープロ打ちしたものに、健さんがサインを入れて仕上げていたという。(略)死去する四日前、十一月六日に書き上げたという手記(『文藝春秋』一月号掲載)が大変な話題となったが、実はこれもTさんがそばにずっといて、病室で口述筆記によりまとめたものだった」

 そして、Tさんは「週刊文春」の取材にこんなことも語っている。

「病気になってからではなく、死後のことは、『Tさんに任せる。僕のこと、よく知ってるでしょ』と。責任を痛感しております」

 高倉の死の1年半前の養子縁組、高倉の意向を尊重するための見舞い拒否、高倉の意思を口述筆記、そして、高倉にすべてを任されたという事実の表明──。

 これ、何かを思いださないだろうか。実際、芸能マスコミの間ではたかじんと同じパターンなのではないか、という噂も広がった。実は「週刊文春」は近々高倉健追悼の特別増刊号を発行する予定で、Tさんが全面協力しているという。そんなところから、今回は「週刊文春」が百田尚樹『殉愛』(幻冬舎)の役回りを演じているのではないか、との見方まで流れている。

 だが、結論から言うと、それはなさそうだ。ある芸能ライターが語る。

「我々もまったくノーマークだったんですが、最期を看取った養女Tさんは健さんとはかなり前からの付き合いで、秘書役としてずっとサポートしていた人なんです。健さんも全幅の信頼をおいていた。たかじんさんのケースとはかなりちがう」

 養子縁組にしても2年半前に高倉本人から相談を受けたと弁護士が証言している。この時点で高倉は病気になっていたわけではなく、映画『あなたへ』の撮影が終わった直後。次回作への意欲も見せていた。そういう状況の中での養子縁組だから、かなり冷静に考えた結果と見ていいだろう。

「Tさんが今回、文春の取材を受けたのも、事務所を任されることになって、いろんな追悼企画の交渉窓口にならざるをえなくなったので、やむなく、ということのようです。実際、文春でもプライベートのつきあいについては一切語っていないですしね」(前出・芸能ライター)

 ただ、そうはいっても、女性との養子縁組はストイックに生きる孤高の人というイメージをもっていた健さんファンに驚きを与えたのは間違いない。

 しかも、健さんをめぐってはもうひとつ、衝撃的な告白があった。「週刊現代」(講談社)15年1月3・10日合併号に掲載された高倉健の元恋人であり女優の児島美ゆき(62)のインタビューだ。

 江利チエミと離婚後は生涯独身を貫いた高倉だが、その間、何人かの女性と交際が伝えられている。その一人が児島だった。

「私、30年近く、彼を恨んで恨んで、恨みつづけてきたんです。世間体を大切にして私を振った、ひどい男だと、近しい人にも言いつづけてきました」

 児島の告白はこんな辛辣で衝撃的な恨み節ではじまる。児島は『北の国から』などに出演した女優だったが、そこで共演した田中邦衛の紹介で高倉と出会い、交際がスタート。「1983年夏から84年春にかけての約300日間、俳優の高倉健(享年83)のマンションに通い、半同棲生活を送っていた」(「週刊現代」)という。

 当時、児島は31歳、そして高倉は52歳。人目を避けながらも楽しい時間を過ごしていた二人だが、別れは突然やってきた。84年春、芸能誌に二人の関係が報道されてしまったのだ。この報道後、児島は高倉から「しばらく会えないんだよ。僕も待つから1年、待ってくれないか」といわれたという。

 児島は悲しみより怒りが込み上げたという。「この人は、世間体が大事で、私を捨てた」。実際、半年経っても1年経っても高倉からの連絡はなかった。2003年、児島はヌード写真集を出すが、これも高倉への復讐のためだったという。  

 そして別れから30年後の高倉の死。しかし児島はもう高倉への恨みはなく、「あのころの彼の立場や苦悩がわかるようになりました。『あなたの気持ちをわかってあげられず、ごめんなさい』と謝りたいくらい」と語っている。

 ただ、児島が「現代」に語った高倉像は、自分のことを「剛ちゃん」と呼んでいた、児島に膝枕してもらって「幸せだ」と涙を流した、警察無線を傍受するのが趣味だったなど、意外なものばかり。はてはこんなエピソードまで告白していた。

「私がヌードダンサーの真似をして、BGMに合わせて服の裾をヒラヒラさせながら躍ったんです。そしたら彼は、顔をほころばせ、手を叩いて、「いいねぇ!」と子供みたいに大喜び」

 孤独や老いに弱り、女性に依存し、ちょっとスケベで甘えん坊だった高倉健。2つの週刊誌が浮き彫りにした意外な素顔に驚きつつも、しかし、一方でなんとなく納得できる気もする。それは、我々が心のどこかで「健さんが健さんを演じている」ことに気づいていたからなのかもしれない。
(林グンマ)

最終更新:2017.12.09 12:04

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