高市早苗は統一教会問題でも“嘘”をついていた! 政治資金不正隠しの問題では領収書偽造、収支報告書“勝手に修正”が筆跡鑑定で…

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高市早苗、統一教会系・世界日報に何度も登場していた!「対談1回のみ」と説明していたが…

 安倍元首相の銃撃をきっかけに、統一教会と自民党議員との癒着が次々と浮上した昨年夏。高市氏は毎日新聞から、統一教会系メディアである世界日報社が発行する月刊誌「ビューポイント」に登場していることを指摘され、8月10日の閣僚就任会見において、2001年に「ビューポイント」に登場したことがあると認めた。

 しかし、問題はそのときの言い訳だった。高市氏は「当時私が大変親しくしておりました細川隆一郎先生からのお誘いだった」「『ビューポイント』という本が旧統一教会と何らかの関わりのある本だということも知りませんでした」と弁明したのだ。

 この言い訳には「普通は取材を受けるメディアについて確認ぐらいするものでは」というツッコミが殺到。「キリスト新聞」の松谷信司編集長も「とりわけ右派論壇に近い高市氏が、『ビューポイント』がいかなる媒体であるか、知らないわけがありませんよ」(「Smart FLASH」2022年8月15日付)と指摘していた。

 だが、高市大臣はその後も無責任な言い訳に終始。たとえば、8月14日には〈日本で一部の情報検索サービスが開始されたのは、2001年の対談の5年前ですが、事務所では未だ利用していませんでした。スマホが初めて米国で販売されたのは、対談の6年後。今ほど手軽に様々な活字媒体の背景を調べることは困難な時代でした〉などとツイートしていた。

 ところが、ここにきて、高市大臣の言い訳を根本からひっくり返す事実が明らかになった。というのも、2001年に登場した「ビューポイント」の対談記事は、そもそも「世界日報」の同年1月5、6日付に掲載されたものだったことが、「しんぶん赤旗 日曜版」3月19日号の調べでわかったのだ。
 
 しかも、高市氏が「世界日報」に登場していたのは、この号だけではなかった。1994年から2001年にかけて少なくとも5回も「世界日報」に登場。「夫婦別姓。私は大反対」「私は家長制度が復活してもいいと思う」(1996年1月9日付)だの「いくら選択的別姓といっても、家族の絆に影響を与えると思う」(1997年3月17日付)だのと、統一教会の思想と共通するような発言を繰り返していたのである。

 言っておくが、高市氏が「世界日報」に登場していた時期というのは、統一教会が霊感商法や合同結婚式によって大きな話題を集め、社会問題化していた時期だ。ましてや政治家が、「世界日報」が統一教会系メディアであることを知らなかったというわけがないだろう。

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