三浦瑠麗が「医者はワイドショー見てコロナ怖がりすぎ」と医療従事者を嘲笑! 専門家から反論されると半笑いで「私、医者じゃないんで」

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「世界中で医師が死んでいる」「医療の最前線に立ってみろ」と反論された三浦瑠麗が放った驚愕のひと言

 もちろん、この三浦氏の発言には、番組に出演していた医師である上昌広・NPO医療ガバナンス研究所理事長が「三浦さん、それはちょっとひどいですね」と声をあげたのだが、三浦氏は余裕の表情を浮かべながら「そうですか?」と応答。この態度だけでも信じがたいものだが、さらに酷かったのがこのあとだ。

 上氏は三浦氏の「医者はコロナ怖がりすぎ」という発言に対し、こう反論をした。

「私、医師会の擁護はしないですけど、私もコロナ患者を診てます。怖いですよ。外来で1日何十人と検査したら怖いんです。事実、お医者さんは世界中でたくさん亡くなっているんです。その最前線に立つお医者さんというのは専門医の方もいらっしゃいますけど、一般のクリニックが立っているんですよ。そんな怖くない医者なんて、いないんです。それだったら、三浦さん、立ってみられたらいいんですよ」

 いま最前線に立たされている医師たちの気持ちを理解できるのか。上氏はそう三浦氏に突きつけたわけだが、絶句することに、三浦氏はまたも半笑いで、こう言い放ったのだ。

「私、医者じゃないんで(笑)」

 さんざん上から目線で「医者は自分ごとと思っていない」「医者はコロナを怖がりすぎ」などと医師を貶め、嘲笑したくせに、反論されると「私、医者じゃないんで(笑)」と言って逃げる──。恥も外聞もないが、自分の発言に対してあまりにも無責任すぎるだろう。

 しかも、この放送で三浦氏はほかにも、医師でもないくせに「子どもたちが(オミクロン株に)かかったって基本的に基礎疾患がない子どもたちだったら問題ないんですよ」などと断言。さらに、「全数検査をしている学校の校長さんもいるらしいですよ。話をしましたけど。そんなことしたらみんなあぶり出されちゃうでしょ」と述べたのだ。

 当然ながら、すでに医師からも「感染者が増加すれば一定の割合で子どもでも入院にいたる患者が出てくる」というのは指摘されており、実際、小児の感染症に詳しいけいゆう病院の菅谷憲夫医師は「アメリカでは多くの子どもが集中治療室で治療を受けているし、呼吸困難を起こしているケースもある」と指摘している(NHKニュース1月28日付)。にもかかわらず、三浦氏は「問題ないんですよ」などと断言した挙げ句、検査を拡げて子どもを守ろうとしている学校まで「そんなことしたらみんなあぶり出されちゃうでしょ」などと宣ったのだ。後遺症の問題もあるというのに、言うに事欠いて「あぶり出されちゃう」とは、あまりにもひどすぎる。医師でもないくせに語るな、という話だろう。

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