つるの剛士が『ワイドナショー』で「五輪やってほしい」「コロナでも元気という人もいる」、“パクチー泥棒”差別ツイート“でも被害者ヅラ

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つるの剛士が「五輪は本当にやってほしい」「コロナで入院したけど元気っていう人がいてもいい」


 
 まず、話題が東京五輪の会場でのアルコール販売問題やウガンダ選手団の陽性判明や濃厚接触者判断をめぐるドタバタに及んだときのこと。

 意見を求められたつるのは、住んでいる藤沢市の観光親善大使として、開催に向けて取り組んできたことを滔々と語り、「個人的にはもう今までこんなにやってきたので、本当にやってほしいし、地元でしかも開催なので、しかも僕、聖火ランナーで」と無邪気に開催を主張。

 そのあと、「僕、実際コロナに去年なっているんで、僕は入院してるんですよね」と切り出したので、“だから、医療従事者のことを考えると……”と殊勝に語るのかと思いきや、つるのはなんと、こう続けたのだ。

「でも、今、元気なんですよ、すごい。こういう人もいるんですよ」
「だからそろそろ、何か入院して退院してくる人も沢山出てきてるので、なんか元気ですよっていう人も現れていいなと思っていて。個人的には」

 この男はいったい何を言っているのか。いま、お前が元気なのは、コロナに感染しても、入院して治療ができたからだろう。しかし、感染者が増えれば、医療崩壊が起き、入院したくてもできない人が続出し、命を落とす人も多数出てしま。いや、すでに、大阪や東京ではこの間、そういう事態が起きている。

 だから、多くの国民は「五輪を強行すれば、再び感染が拡大し、同様の事態を繰り返しかねない」と心配し、開催に反対しているのだ。

 それなのに、自分は入院しておきながら「いまは元気」だからという理由で、「コロナになっても元気という人がいてもいい」などと言い出して、五輪の開催を主張するとは……。旧・N国の立花孝志党首が、コロナに感染して入院しながらあいかわらず「コロナはただの風邪」と言い張って批判を浴びていたが、自分本位の身勝手な主張というほかはない。

 しかし、考えてみれば、これこそがネトウヨたるゆえんというやつなのかもしれない。やたら国士ぶっていろいろ言っているが、大事なのは、自国の利益、自分の利益、目先の経済的利益だけ。他人の命や弱者の保護、福祉の重要性なんて露ほども考えていないのだ。

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