自民党広告がFF天野喜孝イラストで安倍首相を“イケメン武士”化! あまりの似てなさすぎにツッコミ続出

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

天野喜孝に加え『おっさんずラブ』も手がけた映像クリエイター集団も動員

 それもそのはずで、実際、この映像を企画・制作したのは映像クリエイター集団である「solo」。昨年ブームを巻き起こしたドラマ『おっさんずラブ』の監督や、アジア、アメリカなど海外でも公開された映画『東京喰種 トーキョーグール』の監督、日清カップヌードルやHONDAのCMなどを手がけた映像ディレクターなどが参加しており、メンバーそれぞれが海外の映画賞・広告賞で評価を受けてきた経歴の持ち主だ。

 天野喜孝氏に、気鋭の映像クリエイター集団による演出。しかも、今回の自民党のプロジェクトはこれで終わりではない。甘利議員は前述したブログで、〈更には、ファッションとのコラボレーションもしていきます。ファッションリーダーによる一人一人のメッセージTシャツ〉とも予告。自民党のHPにも〈“ViVi girl”とコラボレーション〉〈「これからは、こんな日本にしたい!」という一人一人のメッセージをデザインして、世界で一枚のTシャツを制作、ファッションスナップとしても撮影〉とある。つまり、若者に支持されている人気のインスタグラマーや読者モデル、タレントたちが、ファッションリーダーとして今後、自民党のPRを展開していく可能性があるのだ。

 このような広告戦略を安倍自民党が仕掛けたのは、無論、若年層を取り込むためだ。毎日新聞(5月1日付)によると、〈安倍内閣への若年層の支持率が高年層より高い傾向があることに目を付け、支持基盤を拡大するのが狙いだ〉という。

 そして、今回の街頭広告や特設サイトを見ると、大企業による広告展開のようなブランド感と、革新感が漂っている。イラストを用いた大胆なビジュアル使いやおしゃれな映像といったカルチャー路線は、たしかに若者にはとっつきやすい。

 さまざまな疑惑や不正などなかったかのように「新時代の幕開け」などと銘打ってリセットしようとすることは、厚顔極まりなく、政権与党としての責任など微塵も感じられない。しかし、これこそが安倍自民党なのだ。

 実際、特設サイトのトップ画面では、「新時代の幕開け」という大きな文字のバックに、「もっと自由にして欲しい」「自分らしくいたい」などさまざまなメッセージが流れるのだが、そのなかには「伝統を超えたい」「古い価値観もアップデートしていく」というものまである。性的マイノリティーに対して「生産性がない」(杉田水脈)「この人たちばかりになったら国はつぶれてしまう」(平沢勝栄)と発言する議員を抱え、「伝統的家族観」を押し付ける政党が「伝統を超えたい」とは、あきらかに「お前が言うな」案件だが、そんな批判など、安倍首相にとっては馬耳東風。ようするに「やってるイメージ」だけが生成できればそれでいいのである。

 批判をよそに、巨額の広告費とクリエイティブによって展開され、つくりあげられていく安倍自民党の革新的ブランド感。似ても似つかないキャラクターの捏造にツッコんでいる場合ではないのかもしれない。

最終更新:2019.05.02 11:24

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

自民党広告がFF天野喜孝イラストで安倍首相を“イケメン武士”化! あまりの似てなさすぎにツッコミ続出のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。クリエイター天野喜孝安倍晋三甘利明編集部自民党広告の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 八代の共産党攻撃の根拠「公安調査庁」がまるで共産党PRの“失笑”報告書
2 安倍晋三が「統一教会」イベントでトランプと演説!同性婚や夫婦別姓を攻撃
3 山口敬之の逮捕をツブした中村格の警察庁長官就任に広がる抗議!
4 葵つかさが「松潤とは終わった」と
5 八代英輝弁護士が「共産党は党綱領に暴力的革命」とデマ、維新の政治家も丸乗り!
6 室井佑月の『ひるおび!』降板で麻木久仁子が滝川クリステルに疑問
7 統一教会が安倍トランプ会談を仕掛けた
8 安倍が支援、高市早苗が「さもしい顔して貰えるもの貰う国民ばかり」
9 安倍晋三の総裁選支配に今井尚哉、北村滋の二大側近がまたぞろ暗躍か!
10 BBCが山口事件の被害者・詩織さんを特集
11 DHCテレビが敗訴判決!辛淑玉が語る「犬笛によるヘイト」と判決 
12 高市推薦、自民党ヒトラー本が怖すぎ
13 高市早苗にネトウヨが総結集、「天照大神の再来」とバカ騒ぎ、膳場貴子を攻撃
14 自民党政権が「一般病床削減」を継続、看護師5万人削減の計画も
15 支持率急落も菅首相はGoTo続行、分科会の尾身会長の中止提案も無視
16 “無双”文春のタブーを林真理子が暴露
17 山口敬之逮捕を握り潰した“官邸の忠犬”中村格が警察庁ナンバー2に!
18 グッディ高橋克実が北朝鮮危機で本音
19 「政治のせいで命失う」正論を口にした野々村真が炎上させた自民党応援団!
20 乃木坂46橋本奈々未が背負った貧困
1安倍が支援、高市早苗が「さもしい顔して貰えるもの貰う国民ばかり」
2安倍晋三が「統一教会」イベントでトランプと演説!同性婚や夫婦別姓を攻撃
3八代英輝弁護士が「共産党は党綱領に暴力的革命」とデマ、維新の政治家も丸乗り!
4菅首相辞任も…元凶を作った安倍晋三が今度は岸田、河野、高市を操る存在に
5高市早苗にネトウヨが総結集、「天照大神の再来」とバカ騒ぎ、膳場貴子を攻撃
6山口敬之の逮捕をツブした中村格の警察庁長官就任に広がる抗議!
7河野太郎がワクチンを総裁選に利用!はじめしゃちょー相手にデマも
8堀江、竹中だけじゃない 菅首相に「がんばった」と同情論寄せる世論
9「政治のせいで命失う」正論を口にした野々村真が炎上させた自民党応援団!
10河野太郎が会見で露骨な安倍忖度!森友再調査の質問に答えずワクチンで大嘘
11安倍晋三の総裁選支配に今井尚哉、北村滋の二大側近がまたぞろ暗躍か!
12自民党政権が「一般病床削減」を継続、看護師5万人削減の計画も
13八代の共産党攻撃の根拠「公安調査庁」がまるで共産党PRの“失笑”報告書
14DHCテレビが敗訴判決!辛淑玉が語る「犬笛によるヘイト」と判決 

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄