自民党広告がFF天野喜孝イラストで安倍首相を“イケメン武士”化! あまりの似てなさすぎにツッコミ続出

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
自民党広告がFF天野喜孝イラストで安倍首相をイケメン武士化! あまりの似てなさすぎにツッコミ続出の画像1
「#自民党2019」プロジェクト特設サイトより


   テレビでは改元のお祭り騒ぎがつづくが、そんななか、SNS上を大きくザワつかせる“事件”が起こった。

 昨日、自民党が新たな広報戦略「#自民党2019」プロジェクトをスタート。六本木や渋谷などで街頭広告を展開させているのだが、そのビジュアルはこれまでの安倍首相の顔ではなく、墨で7人の侍(女性らしきキャラもいるが)が描かれたイラスト。作者は『タイムボカン』シリーズや『科学忍者隊ガッチャマン』などといったアニメや『ファイナルファンタジー』のキャラクターデザインを手掛けたことで世界的にも有名な天野喜孝氏だ。そして、大きな文字で「新時代の幕開け」「未来を切り拓く」と打ち出されている。

 さんざん新元号を政治利用してきた安倍首相だが、それだけではなく、改元とあわせ、著名なキャラクターデザイナーを起用して大々的な広告キャンペーンを張るとは──。潤沢な政党交付金にモノを言わせる自民党らしいやり口だが、話題になっているのは、そのイラストだ。

  今回のプロジェクトで自民党が開設した特設サイトでも、やはりこのイラストが使用されているのだが、それは荒々しく勇ましい野武士ふうの7人がV字に並んでいるというもの。なかでも、もっとも目を引くのは、中心に配置されている、静かな目で刀を構えているイケメン武士。無造作に髪を束ね、胸元も大きくはだけさせているため色っぽさもあり、いかにも物語の主人公的な、強そうなヒーロー然としたキャラクターだ。

 だが、問題はここから。この主人公っぽいキャラをクリックすると、なんとそこに「第二十一代・第二十五代 自由民主党総裁 安倍晋三」という文字が出てくるのである。

 ……ようするに、どう考えても、このイケメン武士が安倍首相、ということになるだろう。これはバグっているのか、新手のギャグなのか、それとも本気なのか。しかし、答えはどうやら本気らしい。というのも、自民党の選挙対策委員長である甘利明議員が、自身のブログでこう書いているのだ。

〈自民党の7人の政治家が7人の侍の姿となって新時代を切り拓いていく劇画、そんなイメージキャラクターを墨絵で描いて頂きました。(中略)真ん中に立つのは言わずと知れた安倍総理です。我々の決意が一枚の水墨画になります。〉

「イメージキャラクター」とはいえ、普通、少しは本人の特徴が織り込まれるものだが、このキャラはどこをどう取っても安倍首相とは似ても似つかない。古今東西の政治や宗教などのプロパガンダ絵でも、ここまで乖離したものはなかなかお目にかかれないはずだ。つまり、公文書だけでは飽き足らず、ついにイメージキャラクターまで捏造・改ざんしてしまった……とも言えるだろう。

 当然、SNS上ではツッコミが殺到しているが、しかし、安倍自民党によるこのプロジェクトを笑ってばかりもいられない。

 というのは、世界的なキャラクターデザイナーを起用した広告だけではなく、そのほかの部分でも、これまでにない政党PR展開になっているからだ。

 たとえば、話題のイラストとともに公開されている動画では、ダンスやBMX、落語やファッションなどさまざまな分野で世界を目指す13〜17歳の十代という十代の表現者たちが登場。そうした未来ある若者たちの輪に安倍首相が加わり、「未来をつくりたい」と宣言する──。

 子どもの貧困問題はもちろん、待機児童問題を置き去りにして不平等を助長しかねない幼児教育無償化を進めたり、こども食堂を民間に任せっきりにしたりと、まったく子どもの「未来をつくる」ための政策を怠っているくせによくも言ったものだと呆れるが、しかし、そうした安倍首相の怠慢を知らない人がこの動画だけを見れば、そのスタイリッシュな映像に、「前向き」「なんか新しい」というイメージを抱くのではないか。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

自民党広告がFF天野喜孝イラストで安倍首相を“イケメン武士”化! あまりの似てなさすぎにツッコミ続出のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。クリエイター天野喜孝安倍晋三甘利明編集部自民党広告の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 岸田首相に「話が長くて中身がない」「何を言いたいのかわからない」と悪評
2 Dappi運営企業と取引報道の自民党ダミー会社は岸田、甘利が代表の過去
3 有名ネトウヨ「Dappi」の正体は自民党が取引先のウェブ制作会社!
4 葵つかさが「松潤とは終わった」と
5 ネトウヨDappiと自民党の関係が国会で追及されるも岸田首相はゴマカシ
6 岸田首相の解散直前『報ステ』単独出演に「放送の中立性欠く」と批判殺到!
7 辻元清美が自らの不正への対応を語って甘利明に説明要求!
8 『ひるおび!』出演者のバービーが番組の野党の扱いに疑問!
9 山口敬之の逮捕をツブした中村格の警察庁長官就任に広がる抗議!
10 甘利幹事長に「闇パーティ」広告塔疑惑
11 すぎやまこういち死去報道で封印された歴史修正主義と性差別肯定発言
12 AKB運営闇の10年史
13 小田嶋隆・武田砂鉄対談 後編 糸井重里と松本人志をあらためて語る
14 安倍晋三が「統一教会」イベントでトランプと演説!同性婚や夫婦別姓を攻撃
15 眞子内親王をPTSDにした小室圭さんバッシングの裏にある差別的本質!
16 文春に疑惑報じられた青山繁晴の珍発言
17 安倍が支援、高市早苗が「さもしい顔して貰えるもの貰う国民ばかり」
18 グッディ高橋克実が北朝鮮危機で本音
19 沖縄知事選で佐喜真応援団が組織的なデマ攻撃
20 幹事長に甘利明、1200万円賄賂事件と黒川検事長による捜査潰しが再燃
1Dappi運営企業と取引報道の自民党ダミー会社は岸田、甘利が代表の過去
2有名ネトウヨ「Dappi」の正体は自民党が取引先のウェブ制作会社!
3『ひるおび!』出演者のバービーが番組の野党の扱いに疑問!
4甘利幹事長に「闇パーティ」広告塔疑惑
5ネトウヨDappiと自民党の関係が国会で追及されるも岸田首相はゴマカシ
6 岸田内閣に少女時代をデマ攻撃した金子総務相はじめネトウヨ極右閣僚が
7岸田内閣の新閣僚はカネまみれ!鈴木財務相、金子農水相、後藤厚労相らも
8岸田首相の解散直前『報ステ』単独出演に「放送の中立性欠く」と批判殺到!
9辻元清美が自らの不正への対応を語って甘利明に説明要求!
10岸田首相に「話が長くて中身がない」「何を言いたいのかわからない」と悪評
11田崎史郎ら御用が垂れ流す「安倍さんは人事に不満」説の嘘,
12すぎやまこういち死去報道で封印された歴史修正主義と性差別肯定発言
13眞子内親王をPTSDにした小室圭さんバッシングの裏にある差別的本質!
マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄