“上から目線”国際政治学者・三浦瑠麗が歴史をねじまげ戦前賛美発言!「どっちもどっち」論に隠された御用学者体質

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

「どっちもどっち」論を装いながら実は政権批判つぶし!

 この「政府と国民はどっちも戦争責任がある」なんて典型だろう。たしかに、先の戦争で国民も戦争に熱狂し支持していたのは事実だが、政府の政策に反対する反戦論をおさえ込み、迫害し、大本営発表でミスリードしていった政府と、国民の責任を同列に並べられるはずがない。

 しかも、本当にその過ちを繰り返さないために「国民が自分たちで国を形作っていかねばならない」としたら、それこそ、政府がおかしなことをしていないかを常に批判的に監視し、政府に対して批判の声をあげる必要があるはずだ。先の戦争で国民が政府を妄信し戦争に熱狂したことを反省するなら、その轍を踏まないために、「権力が法律を濫用する危険性がないか」と警鐘を鳴らすのが、知識人の役割だろう。

 しかし、三浦は逆で、「現在は戦前とは違う」「共謀罪は治安維持法のように危険じゃない」「民主主義は成熟して、警察は抑制されている」などと言って、批判を封じ込めようとする。

 あげく、三浦が政府批判の代わりに提案した結論が、「現代人は志高く頑張るべき」(笑)。お前は中学生か、と思わずつっこみたくなる薄っぺらさではないか。

 結局、三浦は神視点で「どっちもどっち」的なロジックを語り、中立的で、知性があるように錯覚させているが、実際は権力や政府の政策を擁護し、政権批判者を批判しているだけなのである。

 それは、この東京新聞のインタビューだけではない。共謀罪の強行採決直前のギリギリのタイミング、6月7日朝日新聞のインタビューでもまったく同じ手口を駆使していた。三浦はまず、こう切り出す。

「政府は一般人の自由は侵害しないといい、その説明を真に受けている人が多い。結果として「安全」と「自由」は時に対立するものという本質的議論が深まっていません。」

 政府の進め方に異を唱えるポーズから入っているため、てっきり、このあと法案に対する批判、あるいは政府のウソの説明に対する批判が展開されるのかと思いきや、三浦は政権や法案を具体的に批判することは一切せず、反対論のほうを批判し始めるのだ。

「一方で、朝日新聞を含むリベラルメディアの反対論にも違和感がある。「治安維持法の復活」といった批判は歴史的な文脈を無視した極端な言い方です。私が出演するフジテレビの「ワイドナショー」で、松本人志さんが「共謀罪」について「いいんじゃないか」と発言しました。まず、テロが怖いという庶民感覚がある。批判する側が極端な言い方をするほど、ふつうの人は引いてしまい、かえって賛成側に流れていく。」

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

“上から目線”国際政治学者・三浦瑠麗が歴史をねじまげ戦前賛美発言!「どっちもどっち」論に隠された御用学者体質のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。三浦瑠麗共謀罪本田コッペの記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 休校要請しても安倍首相は休業補償にふれず“有給を”
2 杉田水脈もコロナのなかパーティ! 櫻井よしこ、ケント、フィフィも参加
3 安倍首相の休校要請に非難殺到、コロナ対策費ケチり韓国1兆円以上なのに153億円
4 「桜を見る会」マルチ商法社長の招待は昭恵夫人の事業への資金提供の見返り
5 田崎史郎を時事通が特別扱いした理由
6 忘れるな、福島原発事故の主犯は安倍だ
7 安倍政権のコロナ基本方針に絶句!検査受けられない体制は続行
8 葵つかさが「松潤とは終わった」と
9 自民党がネトサポに他党叩きを指南
10 安倍政権の酷すぎる新型コロナ対応!「金がかかる」と検査キットを導入せず
11 田崎史郎がコロナ問題で「町医者は検査しろ」「熱が出て旅行いくな」
12 百田尚樹がなぜか告発「官邸から仕事、謝礼をもらっている保守論客」って誰?
13 安倍首相が新型コロナ対応から逃げまくり! 韓国・文在寅大統領との差
14 石破茂が安倍応援団メディアを痛烈批判
15 『スシローと不愉快な仲間たち』9 新型コロナであのコピーライターが
16 田崎とケントに自民党からカネが!
17 クルーズ船死亡者「コロナ感染者かどうかも言えない」は安倍政権の失態隠しか
18 望月衣塑子原案映画『新聞記者』にサイバー攻撃、テレビはパブ拒否
19 安倍政権がクルーズ船の厚労省職員を「感染者が増えるのは嫌」と検査せず
20 安倍政権はコロナも“自己責任 韓国は生活費支援も日本は休業補償認めず
1久米宏が「テレビが反韓国キャンペーンをやってる」と真っ向批判
2安倍政権・厚労政務官が外国人在留申請で口利き「100人で200万円」
3 玉川徹がGSOMIA破棄で加熱するテレビの嫌韓煽動を批判
4明石家さんまが吉本上層部と安倍首相の癒着に痛烈皮肉!
5『ゴゴスマ』で今度は東国原英夫がヘイト丸出し、金慶珠を攻撃!
6『報ステ』の“安倍忖度”チーフPがアナやスタッフへの“セクハラ”で更迭
7『ゴゴスマ』で「日本男子も韓国女性が来たら暴行しなけりゃいかん」
8文在寅側近の不正に大はしゃぎの一方、安倍政権が厚労政務官の口利きに無視
9埼玉知事選で警察が柴山文科相への抗議を排除!柴山も表現の自由否定
10安倍首相がトランプからトウモロコシ爆買い
11菅官房長官「トウモロコシ大量購入は害虫被害対策」は嘘
12 GSOMIA破棄は安倍のせい 慰安婦合意から始まった韓国ヘイト政策
13安倍が後に先送り財政検証の酷い中身
14 GSOMIA破棄で日本マスコミの「困るのは韓国だけ」の嘘
15 松本人志や吉本上層部批判の友近、近藤春菜にバッシング、報復か
16『週刊ポスト』の下劣ヘイト記事は「小学館幹部の方針」の内部情報
17GSOMIA破棄!八代・有本ら安倍応援団は「嫌なら来るな」
18 『モーニングショー』で「暑さに耐えるのが教育」元高校野球監督は右派論客
19 古市憲寿の芥川賞候補作「参考文献問題」に選考委員が猛批判
20『関東大震災「朝鮮人虐殺」はなかった!』のデマとトリックを暴く

カテゴリ別ランキング


マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄