『SMAP×SMAP』最終回、SMAP最後の日に捧ぐ

この寂しい最後こそSMAPの誠実さだ! 他の“ビジネス仲良しグループ”とは違った5人の本物の関係、そして…

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
smap_01_160118.jpg
“SMAP”としての5人を見ることが出来るのは、今日で最後


 本日、ついに『SMAP×SMAP』(フジテレビ)が20年9カ月の幕を下ろす。SMAPは『NHK紅白歌合戦』への辞退を発表しており、きょうの放送が事実上、SMAP最後の姿となる。

 しかも、きょうの『SMAP×SMAP』では生放送パートはなし、さらにはラストメッセージさえもないとスポーツ紙は報道。12月1日収録で「世界に一つだけの花」を歌唱したといい、歌い終わると中居正広が肩をふるわせて号泣したと伝えられているが、これがきょうのラスト、SMAPの最後を飾る可能性は高い。

 国民的アイドルグループとして芸能史を変えた彼らが打つ終止符と考えると、あまりに寂しすぎる最後──。だが、木村拓哉以外の4人にとって、これが嘘偽りのないSMAPのいまのかたちであり、「SMAPのドキュメント番組」でもあった『SMAP×SMAP』の最後にふさわしいはずだ。

 というのも、彼らはビジネスで「仲の良いふり」をしているグループとはまったく違い、ほんとうに「仲が良かった」ゆえに、演技して関係を取り繕うことができないからだ。

 たとえば、現在は嵐を筆頭に男性アイドルグループにとって「仲の良さ」を押し出すことは必須であり、バラエティ番組などではこれ見よがしにじゃれ合う。こうした“戦略”が生まれた原点こそが、『SMAP×SMAP』における5人の振る舞いだ。

 SMAPの魅力のひとつには、メンバー間の忌憚のなさがある。中居が音痴であることや稲垣が一向に踊れないことなど「アイドルのタブー」をギャグにしたのはSMAPが最初だが、SMAPはそうやって互いが互いをいじったり、言いたいことを言い合うことでキャラクターを際立たせてきた。それが『SMAP×SMAP』を通して、世間に広く「仲が良いグループ」として認知され、微笑ましいものとして受け入れられたのだ。

 タモリは以前SMAPのことを「アイドルグループの歴史を変えた」と称賛した際、「5人の個性がバラバラ」であることを要因としたが、そもそもSMAP以前はこの“キャラ立ち”という評価がアイドルグループに求められることもなかった。このSMAPのメンバーそれぞれのキャラを確立させたのは、それがSMAPの魅力になると確信していた飯島三智元マネージャーの手腕であるが、キャラ立ちの必要性だけではなく、仲の良い様子を見せることが人気につながるという「アイドルグループの掟」をもSMAPは確立したのだ。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

この寂しい最後こそSMAPの誠実さだ! 他の“ビジネス仲良しグループ”とは違った5人の本物の関係、そして…のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。SMAP大方 草の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 岸田首相に「話が長くて中身がない」「何を言いたいのかわからない」と悪評
2 Dappi運営企業と取引報道の自民党ダミー会社は岸田、甘利が代表の過去
3 有名ネトウヨ「Dappi」の正体は自民党が取引先のウェブ制作会社!
4 葵つかさが「松潤とは終わった」と
5 ネトウヨDappiと自民党の関係が国会で追及されるも岸田首相はゴマカシ
6 岸田首相の解散直前『報ステ』単独出演に「放送の中立性欠く」と批判殺到!
7 辻元清美が自らの不正への対応を語って甘利明に説明要求!
8 『ひるおび!』出演者のバービーが番組の野党の扱いに疑問!
9 山口敬之の逮捕をツブした中村格の警察庁長官就任に広がる抗議!
10 甘利幹事長に「闇パーティ」広告塔疑惑
11 すぎやまこういち死去報道で封印された歴史修正主義と性差別肯定発言
12 AKB運営闇の10年史
13 小田嶋隆・武田砂鉄対談 後編 糸井重里と松本人志をあらためて語る
14 安倍晋三が「統一教会」イベントでトランプと演説!同性婚や夫婦別姓を攻撃
15 眞子内親王をPTSDにした小室圭さんバッシングの裏にある差別的本質!
16 文春に疑惑報じられた青山繁晴の珍発言
17 安倍が支援、高市早苗が「さもしい顔して貰えるもの貰う国民ばかり」
18 グッディ高橋克実が北朝鮮危機で本音
19 沖縄知事選で佐喜真応援団が組織的なデマ攻撃
20 幹事長に甘利明、1200万円賄賂事件と黒川検事長による捜査潰しが再燃
1Dappi運営企業と取引報道の自民党ダミー会社は岸田、甘利が代表の過去
2有名ネトウヨ「Dappi」の正体は自民党が取引先のウェブ制作会社!
3『ひるおび!』出演者のバービーが番組の野党の扱いに疑問!
4甘利幹事長に「闇パーティ」広告塔疑惑
5ネトウヨDappiと自民党の関係が国会で追及されるも岸田首相はゴマカシ
6 岸田内閣に少女時代をデマ攻撃した金子総務相はじめネトウヨ極右閣僚が
7岸田内閣の新閣僚はカネまみれ!鈴木財務相、金子農水相、後藤厚労相らも
8岸田首相の解散直前『報ステ』単独出演に「放送の中立性欠く」と批判殺到!
9辻元清美が自らの不正への対応を語って甘利明に説明要求!
10岸田首相に「話が長くて中身がない」「何を言いたいのかわからない」と悪評
11田崎史郎ら御用が垂れ流す「安倍さんは人事に不満」説の嘘,
12すぎやまこういち死去報道で封印された歴史修正主義と性差別肯定発言
13眞子内親王をPTSDにした小室圭さんバッシングの裏にある差別的本質!
マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄