慶應レイプ事件も! 東大生集団わいせつ事件加害者たちの女性蔑視と選民意識が法廷で明らかに

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 著者の高橋氏は、加害者たちが本気で反省しているのか疑問だとして、本サイトの取材に加害者たちのその後について、こう語った。

「5人のなかには、事件についてSNSで、さも自分が被害者であるかのような発言をしている者もいるし、事件後も相席屋(出会い系飲み屋)に通う者もいる。仕事を始めた者もいるが、いずれも反省という言葉の意味を深く考えているようには見えません。被害者の求める自主退学の条件をのめずに示談が不成立となり、起訴されたCについては、近しい関係者たちから『お尻をちょっと触っただけなのに』と同情するような声まであると聞きます。そうした思いは本人の中にも少なからずあったのではないか。そこには被害女性の気持ちを慮る姿勢はうかがえません。『彼女らは頭が悪いから、いやらしい目で見るようになった』と発言した公判のニュースが報じられてまもなく、Cはツイッターで『頭悪い発言むっちゃ押すやん』ともコメントしていたようだが、なぜこの発言が大きく報じられたのか、自身の発言の異様さがわかっていないのでしょう」

 9月20日、東京地裁においてAには懲役2年・執行猶予4年、Cは懲役1年6カ月・執行猶予3年の判決が下された。残るBに関しては10月25日に判決が下される予定だ。

 東大集団レイプ事件、そして慶應集団レイプ事件ともに、根底にある女性に対する差別意識。エリートたちに蔓延るこうした意識は、日本社会全体を覆うものではないことを祈るばかりだ。
(林グンマ)

最終更新:2017.11.24 07:40

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