人気漫画家・浦沢直樹の「ラブホW不倫」の相手は文春の女性社員だった!「週刊文春」デスクを務めたことも

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

 しかし、実際にはそんな心配はご無用だろう。なにしろ今回の女性社員のお相手は超大物の“作家センセイ”だからだ。

 出版界において作家の威力は絶大だ。作品がベストセラーになれば自社の利益に直結する大切な存在であるのはもちろん、雑誌のコラムやエッセイ執筆、インタビューなどで付き合いも深い。そのため、作家の批判やスキャンダルは絶対的なタブーになっている。

 芸能人のスキャンダルを書きまくっている週刊誌も、作家に対してはどんなスキャンダルが浮上しても沈黙を決め込むどころか、逆に作家の意を受けて記事を潰すなど不祥事隠しに加担することもあるほどだ。

 浦沢直樹は小説家でなく漫画家だが、それでも大ベストセラーを連発する“大作家”だ。今回、不倫を報じた主婦と生活社は小説や漫画をメインとしていないため、こうした報道が可能だったのだろうが、しかし他の出版社が追随する可能性は極めて低い。

 この作家タブーについては、自身も売れっ子作家である林真理子が「週刊文春」誌上でこう指摘していた。

〈この頃有名人に会うたび、よく聞かれる。
「どうしたら、センテンス・スプリングに書かれないようになりますかね?」
「ひとつだけありますよ」
 私は答える。
「センテンス・スプリングの執筆者になることですね」〉(同誌4月7日号、連載コラム「夜ふけのなわとび」)

 本サイトは、ベッキー騒動でも何度も繰り返してきたように、「不倫」を道徳的に糾弾する趣味はまったくない。しかし、相手が大物作家だからといってその事実すら報道されないという状況はいくらなんでも不公平すぎると考え、あえて記事にした。

 しかし、ネットがいくら騒いでも、雑誌やワイドショーが取り上げない以上、たいした話にはならないはずだ。

 そして、文藝春秋を襲ったまさかの不倫騒動も、このまま出版業界の内輪ネタとして関係者の間だけの話題となってしまうのだろう。
(時田章広)

最終更新:2017.11.24 07:28

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

人気漫画家・浦沢直樹の「ラブホW不倫」の相手は文春の女性社員だった!「週刊文春」デスクを務めたことものページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。不倫文藝春秋時田章広松浦直樹週刊女性の記事ならリテラへ。

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄