「あまちゃん」の作曲家もパンクのカリスマも…安保法制と安倍政権にNOを突きつけるミュージシャンたちの深い思い

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「自分の子供が戦場で死んだら、俺、どうなるのかな? 国会にテロしますよ、たぶん。こんなものを可決して、自分の子が死なれようもんなら。それくらい親って子供のこと大切に思うんです。政治家にだって子供はいますよね。なんでそこが直結しないのかな?ってすごく不思議なんです。まさか自分と自分の子供は大丈夫って思ってるんじゃねえだろうな?って。自分の子供がそうなっても、これは可決するべき正義なんだと本気で思っちゃってるんだとしたら……、それが政治だったらマジで怖いし、そういう人たちが日本の舵取りをしてるなら、俺は絶対に間違ってると思う。根本から変える必要があると思ってます」

 また彼は、暴走しつつある政治状況に対抗し、自分たちの生活と平和を守るためには、若者たちももっと政治に関心をもって考えることが大切だと主張する。

「僕はステージ上でも、歌詞でも“安保法制が可決されて、最悪の形で使われて、自衛隊員が報復として攻撃されたり、日本がテロの標的になるかもしれない。その時、巻き込まれて死ぬのは、僕じゃなくて、今フェスに来てて目の前で楽しんでる、あなたたちの子供だぞ。だから考えろよ”って言ってるんです」

 横山健はこの言葉で、“自分たちは子供世代に平和のたすきを渡せるか”ということと同時に、“「フェスに来て楽しむ」という平和な世の中がいかに貴重か”をオーディエンスに伝えている。

 これと同じことを、DJユニット・Kyoto Jazz Massiveのメンバーで『職業、DJ、25年 沖野修也自伝』(DU BOOKS)などの著書をもつ沖野修也も、同誌のなかで語っている。

 彼は8月12日、渋谷ハチ公前にて、WORLD PEACE FESTIVALという音楽イベントを主催している。このイベントには、Shing02、AFRA、三宅洋平、K DUB SHINE、また、現在は千葉県松戸市の市議会議員でもあるラッパーのDELIらが出演し大きな話題に。さらに、自身のブログでもSEALDs KANSAIのデモに参加した体験を綴っている。

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職業、DJ、25年 沖野修也自伝

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