安倍首相が国会を欠席して『ミヤネ屋』で応援団に囲まれ上機嫌! 実は安倍は国会サボリの常習犯だった!

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 しかし、安倍首相が特別委を欠席した日の動向を振り返ると、「総理として様々な委員会があり」というわりに、参議院に移ってからはほかの委員会にも出席していない。しかも、特別委が行われている裏で、安倍首相応援雑誌「WiLL」(ワック)のインタビューを受けたり(6月15日)、歯科診療室で治療を受けたり(7月13日/治療時間帯には特別委公聴会を開催)など、特別委の出席よりも優先させなければいけないとは思えない行動も多い。だいたい、国会の会期の延長をしておきながら、8月11日、19日の特別委は山梨の別荘で休暇を取っていたため出席せず。山梨の温泉に浸かり、両日とも母親の洋子氏と秘書官とで中華料理に舌鼓を打っている。

 そして、きょうは『ミヤネ屋』『委員会』出演のために、わざわざ大阪入り。そもそも在京のキー局の番組ならば、ちゃんと委員会に出席してから夜に生出演できる。『報道ステーション』(テレビ朝日)にしても『NEWS23』(TBS)にしても、安倍首相が出たいというなら承諾していただろう。安倍首相がそうしないのは、それらの番組だと徹底的に安保法制の欺瞞を追及され、真っ正面から反論できる自信が本人にないからだ。

 なかには「説明しやすい番組を安倍首相が選ぶのは当然だ」などと言う人も多いが、そんな馬鹿な話が通用するわけがない。投げかけられている疑問にきちんと答えられていないから、ここまで安保法制への不信感が広がっているのではないか。自分をもち上げ、鋭く突っこまないメディアばかりを選ぶ首相の言うことを聞けというほうがどうかしている。

 国民に理解してもらいたいと本気で考えているのなら、まずはしっかり国会に出席し、メディアも選り好みしなければいい。それさえもできないなら、さっさと総理大臣の座から降りていただきたい。国会をサボるような首相を、国民は求めていない。

 なお、『ミヤネ屋』のトンデモない中身については、追って詳しくお届けしよう。
→続報記事はこちら
(水井多賀子)

最終更新:2015.09.05 07:43

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