「いつまでキムタク? 俺はもう飽きた」加齢キムタクに実の父親が衝撃のダメ出し発言!

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 そんなSMAPの加齢問題だが、なかでもキムタクは最年長組の42歳。それに対しキムパパはこんな苦言を呈したのだ。

「42歳にもなって、いつまでもキムタクのままではいられないだろうから。
俺は飽きた(笑)。潰れたら潰れたでいいんだよ。まあ、彼の周りがそうさせないようにしているんだろうけどさ」
「キムタクに飽きた」

 あまりに的確なキムパパの指摘だが、そこにはもちろん親心がある。キムタクから脱皮できずあがく息子。同じような役しかやれない、いや、周囲の期待から許されない。周りがキムタクを辞めることさえ許さない。そんな姿を見たくないというのが本心なのだろう。

 過去、本サイトでもSMAPの加齢について何度か取り上げてきた。その際、“中年”SMAPとして生きる道があるはずなのに、それを本人達も周囲も許さない状況があると指摘してきた。

 SMAPは40代となった現在でも、あくまで加齢イメージを懸命に打ち消し“現役感”を全面に打ち出す演出しか許されない。

 こうした指摘、危惧が図らずも息子を思うキムパパと重なったということだが、しかし現役感にこだわるあまり、逆にその衰えを不様に聴衆に見せつけてしまった一件が最近でも起こってしまっている。

 それが今年3月30日に放映された『SMAP×SMAP スマスマ初のスター大運動会』(フジテレビ系)だった。この際SMAPメンバー5人での50メートル走が行われたが、キムタクはまさかの4位と惨敗に終わったのだ。しかもトップを走っていた中居正広がコケたためにかろうじて4位だったものの、そうでなければ最下位だった可能性さえあった。

 これはキムタクにとっても“許せない”ことだったらしく、明らかに憮然とした表情で、後日、4月3日の『木村拓哉WHAT'S UP SMAP』(東京FM)でも前日朝の4時半まで酒を飲んでいたからという苦しい言い訳さえしたほどだ。

 加齢という問題に加え、サーフィンをこよなく愛すスポーツマンイメージも崩れかねない事態だが、これも50メートル全力疾走などというアイドル的なイベントをやろうとした結果だろう。

 いや、体力的なことだけではない。これまでタブーとされてきたパパ役に挑んだということで注目を集めた『アイムホーム』も、肝心の家族は仮面をかぶっているという設定。演技もキムパパのいうように、いつものキムタク節そのままで、ほんとうの意味でのターニングポイントにはならなかった。

 もうキムタクはイタい“中年の元アイドル”になる前に、父親の言うように一度、落ちるところまで落ちたほうがいいのかもしれない。
(林グンマ)

最終更新:2015.06.03 12:03

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