安倍政権で「政府広報」予算が倍増!「ジャンプ」「ViVi」にまで政策PR広告バラマキ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
kouhouhi_150304.jpg
政府広報オンライン「社会保障と税の一体改革『成果のギャラリー』篇」より


 マスコミ幹部たちへの接待、街頭インタビュー自粛の文書配布、気に入らないアナウンサーやコメンテーターの降板劇、親衛隊マスコミを使ったリークや情報操作──。安倍政権によるマスコミへの圧力、懐柔の動きは止まることを知らない。そんななか、さらなる姑息なマスコミ対策が明らかになった。それが政府広報費の大幅アップだ。

 政府広報とは、内閣府政府広報室が手がける政府広報、すなわち宣伝、PR活動のことだ。テレビCMや新聞・雑誌の広告、ラジオ番組、ネットなどのメディアを使い、国家の“考え”を国民に広く伝えるというものだ。

 その政府広報の2015年度予算案が発表されたが、前年の65億300万円から実に3割アップの83億400万円と大幅に増額されたのだ。

 安倍政権は政府の情報発信の強化を謳っており、これもその一貫というわけだが、もちろん額面通りに受け取るわけにはいかない。その裏には露骨なメディア支配、コントロールの思惑が存在するからだ。

 ここ10年来、広告収入が落ち続けている多くのメディアにとって、政府広報は重要な収入源のひとつとなる。その予算が多ければ多いほど、メディアは恩恵をこうむることになる。そのためマスコミは、広報費の大幅アップに疑問を差し挟むことはなく、逆に大歓迎といった態度なのだ。

 それでなくても安倍首相は就任以来、大手マスコミ幹部との会合を繰り返してきた。こうした馴れ合いや癒着関係はマスコミの最大の責務でもある「権力に対するチェック機能」を奪い、政府にとって都合のいい情報を流す“宣伝メディア”に成り下がらせた。さらに直接的にメディア企業の利益となる政府広報費が増えるとなれば、癒着の構造は一層進むだろう。

 しかも、広報費アップは突然起こったものではない。第二次安倍政権発足以降、毎年のように予算がアップし続けているのだ。

 そもそも09年の民主党政権誕生で行われた事業仕分けで、政府広報の予算は削減することが決定した。そのため、CMやラジオも次々と縮小、終了していく。しかし、安倍政権が発足した途端、それまで40億円台程度だった広報予算が14年度には一気に65億300万円に。そして15年度は、民主党時代の2倍以上の83億400万円と大幅に増額されたのだ。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

政府は必ず嘘をつく アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること 角川SSC新書

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

安倍政権で「政府広報」予算が倍増!「ジャンプ」「ViVi」にまで政策PR広告バラマキのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。マスコミ伊勢崎馨政府広報税金費用の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 クルーズ船乗客の死亡は安倍政権の人災だ!無意味な船内監禁、検査の遅れ 
2 岩田教授に対する政府の反論は嘘! 橋本岳副大臣の投稿写真にも証拠
3 自民党コロナ対策本部がヤバイ、青山繁晴らネトウヨがズラリ、陰謀論も
4 感染症専門家・岩田教授をクルーズ船から追い出したのは、橋本岳・厚労副大臣
5 葵つかさが「松潤とは終わった」と
6 安倍政権の酷すぎる新型コロナ対応!「金がかかる」と検査キットを導入せず
7 大学入試改革旗振り「教育再生実行会議」委員が裏で試験対策ビジネス
8 GDPマイナス6.3%でも安倍首相は「消費税が原因」を認めず「台風のせい」
9 ANAホテルが安倍首相の答弁を「申し上げた事実ない」と全面否定
10 槇原敬之は明らかに不当逮捕だ!薬物より怖い警視庁組対5課
11 『報ステ』政権忖度で首を切られたスタッフたちに支援の動き!
12 安倍首相の強気の裏にニューオータニ幹部との関係
13 安倍首相が辻元清美に“前夜祭の決定的な嘘”を暴かれ窮地に!
14 安倍政権はコロナも“自己責任 韓国は生活費支援も日本は休業補償認めず
15 安倍政権のコロナ対応の遅さに非難殺到! 14 日まで感染症専門家会議設置せず
16 安倍政権御用ジャーナリスト大賞(前編)
17 安倍「感染症対策のため獣医学部」は嘘! 加計は新型コロナ対応不能
18 国内感染広がるも百田尚樹ら極右はまだ「中国人を入れるな」
19 マツコ「安倍首相は馬鹿」にネトウヨが
20 青山繁晴が前川氏に論破されてボロボロ
1久米宏が「テレビが反韓国キャンペーンをやってる」と真っ向批判
2安倍政権・厚労政務官が外国人在留申請で口利き「100人で200万円」
3 玉川徹がGSOMIA破棄で加熱するテレビの嫌韓煽動を批判
4明石家さんまが吉本上層部と安倍首相の癒着に痛烈皮肉!
5『ゴゴスマ』で今度は東国原英夫がヘイト丸出し、金慶珠を攻撃!
6『報ステ』の“安倍忖度”チーフPがアナやスタッフへの“セクハラ”で更迭
7『ゴゴスマ』で「日本男子も韓国女性が来たら暴行しなけりゃいかん」
8文在寅側近の不正に大はしゃぎの一方、安倍政権が厚労政務官の口利きに無視
9埼玉知事選で警察が柴山文科相への抗議を排除!柴山も表現の自由否定
10安倍首相がトランプからトウモロコシ爆買い
11菅官房長官「トウモロコシ大量購入は害虫被害対策」は嘘
12 GSOMIA破棄は安倍のせい 慰安婦合意から始まった韓国ヘイト政策
13安倍が後に先送り財政検証の酷い中身
14 GSOMIA破棄で日本マスコミの「困るのは韓国だけ」の嘘
15 松本人志や吉本上層部批判の友近、近藤春菜にバッシング、報復か
16『週刊ポスト』の下劣ヘイト記事は「小学館幹部の方針」の内部情報
17GSOMIA破棄!八代・有本ら安倍応援団は「嫌なら来るな」
18 『モーニングショー』で「暑さに耐えるのが教育」元高校野球監督は右派論客
19 古市憲寿の芥川賞候補作「参考文献問題」に選考委員が猛批判
20『関東大震災「朝鮮人虐殺」はなかった!』のデマとトリックを暴く

カテゴリ別ランキング


マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄