ヤバい歯医者の見分け方とは? 金目当ての不要な抜歯、危険なインプラントも…

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「確かにあたっている場合もあるが、場所が良くて便利なので患者が多い、というケースもある。ケチで宣伝費に金をかけない歯医者もいるし、腕が良くても、診療所が目立たないところにあれば看板を出す歯医者もいる」

 判断すべきポイントは、やはり診察時にあるらしい。「ろくに患者の悩みも聞かずに『はい、では口を開けて』と口の中をのぞき込む。自分だけ一方的にしゃべって結論を出し、さっさと治療方針を決めて治療をはじめてしまう」という歯医者は、二度と行かないほうがいいと言う。斎藤氏によれば、良い歯医者の条件とは、以下のようなものだ。

「患者の相談を十分聞き、緊張をほぐしながら悩みを聞き出す」
「むずかしい専門用語などは使わず、患者が一番悩んでいることは何か、痛む歯の原因は何か、どの部分を処置してほしいのかを素早く把握して、わかりやすく説明する」
「患者の悩みを解決する最善の方法はなにか、自分にできることはなにかと、患者のみになって考えてくれる」
「自信がないときは、他の歯医者を紹介してくれる」
「手際がよく、治療時間内に終る。かんたんな治療なら30分、むずかしい治療でも1時間以内に終わるのが普通の歯科治療の標準」
「治療後、不快感や違和感がない」
 
 いずれも当たり前のことだが、儲け第一主義の悪どい歯医者に騙されないために、ぜひ歯医者に行った時は上記のポイントをチェックしてみてほしい。
(羽屋川ふみ)

最終更新:2015.07.01 02:42

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