産経「別冊正論」が丸ごと一冊「霊界特集」! オカルトに急接近する産経新聞のグロテスクな思惑

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
seiron_161221.jpg
「別冊正論」(産経新聞社)28号

〈物質世界の向こう側 霊性・霊界ガイド〉
〈壇蜜の“あの世”問わず語り「霊界はハッピー!」〉
〈徹底分析!日本人の霊界観 見えなかった「あなた」が見える〉

 こんなオカルティックな惹句が表紙を飾る雑誌が、少し前、一部で話題になった。「月刊ムー」ではない。実はコレ、「別冊正論」(産経新聞社)の11月発売号なのだ。

「別冊正論」といえば同じく産経発行の「正論」の姉妹誌で、もともと従軍慰安婦や南京事件の否定、「大東亜戦争」の肯定、中国・韓国バッシング、そして憲法改正の主張など、歴史修正主義と国粋主義丸出しのオピニオン誌。ところがそんな極右雑誌が、なぜだか最新号でまるまる一冊“霊界特集”を組んできたのだから驚きである。

 いったい、どういうことなのか。気になって読んでみたのだが、とにかく最初から最後までオカルト丸出しの匂いで胸焼け必至なのだ。

「『霊性』『霊界』って、私は小さいころから、そういうものを大切にする環境でしたから、あって当たり前だと思って育ったんです。フフッ」と妖艶に語る壇蜜を筆頭に、「霊はいて当たり前、霊はいることが普通です」とか力説するつのだ☆ひろ、「先祖のビジョンが出てきたんです」と語る南こうせつら有名人の霊体験告白、家田壮子や黒鉄ヒロシの霊界説法、編集部の手による「霊界の肉親とふれあった」人たちのルポ……。

 さらには、「サムシング・グレート」なるトンデモ科学の提唱者として知られる村上和雄・筑波大学名誉教授が登場し、こんなことを当たり前のように述べている。

「一般に、人間の『魂』というものは時空を超えて連続し、死んで肉体が滅びても、『魂』はなくならないとされます」
「『魂』は人間レベルを超えて、大いなる存在につながっていると思います。だから、魂の健康には、人間を超えた『大いなる存在』ときちんとつながっている状態が大切であると、私は考えるのです」
「(アルコール依存症は)飲酒に伴う精神・身体レベルの問題以外にも、『魂』のレベルにおいて病んでいくと考えられるのです。そのため、依存症から真に回復するには、十二の階段を踏んで『大いなる存在』へと近づく生活を、心がけることが大切とされています」

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 官邸が文科省前次官の実名証言ツブし
2 安倍が朝日の加計学園報道をテロ認定!
3 松本人志が「冤罪あっても」共謀罪支持
4 加計に利権独占させた安倍政権の手口
5 共謀罪成立で横浜事件の恐怖が再び
6 木村拓哉帰国でJがトンデモ情報操作
7 室井佑月が共産党に「ネトサポつくれ」
8 葵つかさが「松潤とは終わった」と
9 村上春樹が「歴史修正主義と闘う」宣言
10 室井佑月が共産小池晃と安倍答弁を分析
11 佐野元春が共謀罪反対「治安維持法だ」
12 報ステ後藤謙次の安倍批判がキレキレ!
13 加計学園疑惑に決定打、安倍側近が圧力
14 京大の入学式にまで…JASRACの強欲
15 『夫のちんぽ』著者が抱える恐怖とは
16 秋篠宮家の料理番がブラック告発
17 加計学園総帥が「首相の後ろ盾ある」
18 スノーデンが警鐘鳴らす日本の監視体制
19 共謀罪が衆院委員会で強行採決の暴挙
20 生前退位ヒアリングで「天皇はおかしい」
PR
PR
1報ステ後藤謙次の安倍批判がキレキレ!
2『あさイチ』が基地に苦しむ沖縄を特集!
3共謀罪が衆院委員会で強行採決の暴挙
4松本人志が「冤罪あっても」共謀罪支持
5加計学園「総理の意向」文書は本物!
6佐野元春が共謀罪反対「治安維持法だ」
7加計学園疑惑に決定打、安倍側近が圧力
8 共謀罪に周防監督らも猛反対の声
9安倍が朝日の加計学園報道をテロ認定!
10安倍の9条加憲は日本会議幹部の発案
11室井佑月が共産小池晃と安倍答弁を分析
13室井佑月が共産党に「ネトサポつくれ」
15ガンダム“生みの親”が安倍首相批判!
16水木しげるが50年前に書いた文章が発掘
17安倍の改憲で高等教育無償化はまやかし
18官邸が文科省前次官の実名証言ツブし
20松井知事を松本人志、坂上忍がヨイショ
PR
PR

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

室井佑月が斎藤貴男と「共謀罪」を徹底批判!「安倍政権に逆らう人が片っ端から逮捕される」

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」