【特別企画】思い出せ! 安倍首相は福島原発事故の主犯だった!(前)

安倍首相が原発事故前に「全電源喪失はありえない」と地震対策を拒否していた

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
abe_150311.jpg
デタラメ答弁の罪は大きい(首相官邸ホームページより)

 故郷に帰れない多くの被災者を生み出し、放射性物質を広範囲にまき散らし、作物を汚染し、今も国土や海を汚し続けている福島原発事故。

 だが、この国家による犯罪ともいえる重大な事故をめぐって、ほとんど語られてこなかった事実がある。それは、現内閣総理大臣である安倍晋三の罪についてだ。

 こういうと、安倍支持者はおそらく原発事故が起きたときの首相は民主党の菅直人じゃないか、サヨクが安倍さん憎しで何をいっているのか、というだろう。そうでない人も、原発を推進してきたのは自民党だが、歴代の政権すべてがかかわっていることであり、安倍首相ひとりの問題じゃない、と考えるかもしれない。

 だが、福島原発の事故に関して安倍首相はきわめて直接的な責任を負っている。第一次政権で今と同じ内閣総理大臣の椅子に座っていた2006年、安倍首相は国会で福島原発事故と同じ事態が起きる可能性を指摘されながら、「日本の原発でそういう事態は考えられない」として、対策を拒否していたのだ。

 周知のように、福島原発の事故は津波によって全電源が喪失し、原子炉の冷却機能が失われたことが原因で、政府や電力会社はこうした事態を専門家さえ予測できない想定外のことだったと弁明してきた。

 しかし、実際にはそうではなく、原発事故の5年前に、国会質問でその可能性が指摘されていたのだ。質問をしたのは共産党の吉井英勝衆院議員(当時)。京都大学工学部原子核工学科出身の吉井議員は以前から原発問題に取り組んでいたが、2006年から日本の原発が地震や津波で冷却機能を失う可能性があることを再三にわたって追及していた。3月には、津波で冷却水を取水できなくなる可能性を国会で質問。4月には福島第一原発を視察して、老朽化している施設の危険性を訴えていた。

 そして、第一次安倍政権が誕生して3カ月後の同年12月13日には「巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書」を政府宛に提出。「巨大な地震の発生によって、原発の機器を作動させる電源が喪失する場合の問題も大きい」として、電源喪失によって原子炉が冷却できなくなる危険性があることを指摘した。

 ところが、この質問主意書に対して、同年12月22日、「内閣総理大臣 安倍晋三」名で答弁書が出されているのだが、これがひどいシロモノなのだ。質問に何一つまともに答えず、平気でデタラメを強弁する。

 まず、吉井議員は「原発からの高圧送電鉄塔が倒壊すると、原発の負荷電力ゼロになって原子炉停止(スクラムがかかる)だけでなく、停止した原発の機器冷却系を作動させるための外部電源が得られなくなるのではないか。」という質問を投げかけていたのだが、安倍首相はこんな答弁をしている。

「外部電源から電力の供給を受けられなくなった場合でも、非常用所内電源からの電力により、停止した原子炉の冷却が可能である。」

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

原発抜き・地域再生の温暖化対策へ

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

安倍首相が原発事故前に「全電源喪失はありえない」と地震対策を拒否していたのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。エンジョウトオル原発安倍晋三震災の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 室井佑月が前川前事務次官に加計問題を訊く
2 安倍が国連演説で北朝鮮を煽りまくり
3 痛快!SMAP3人の奴隷解放宣言
4 田中慎弥が看破した安倍マッチョの正体
5 東京五輪買収は決定的と海外で報道
6 Twitter「永久凍結」菅野完氏インタビュー
7 フィフィが水原希子に狡猾なヘイト攻撃
8 総選挙直後に加計獣医学部を認可の情報
9 長渕剛が安倍政権を批判する新曲を発表
10 田崎史郎が大義なき解散をトンデモ擁護
11 安倍解散強行の理由は森友捜査ツブシ
12 葵つかさが「松潤とは終わった」と
13 東山紀之がキャスター就任で反差別表明
14 華原朋美が告白!男との壮絶過去
15 フジ社長とんねるず打ち切りは本気?
16 あさイチ紹介、高橋一生の本棚に驚愕
17 水原希子がヘイト攻撃に毅然メッセージ
18 須藤凜々花の消された暴露トーク
19 坂本龍一が受けた政治圧力と誹謗中傷
20 安倍内閣の新農水相に暴力団との癒着
1坂本龍一が受けた政治圧力と誹謗中傷
2東山紀之がキャスター就任で反差別表明
3安倍解散強行の理由は森友捜査ツブシ
4水原希子がヘイト攻撃に毅然メッセージ
5安倍御用・山口敬之の不起訴はおかしい
6 田崎史郎が大義なき解散をトンデモ擁護
7Twitter「永久凍結」菅野完氏インタビュー
8卑劣!官邸と産経が望月記者攻撃を煽動
9 フィフィが水原希子に狡猾なヘイト攻撃
10東京五輪買収は決定的と海外で報道
11安倍が国連演説で北朝鮮を煽りまくり
12財務省と森友、口裏合わせの新証拠音源
13田中慎弥が看破した安倍マッチョの正体
14西村京太郎「日本に現代戦は無理」
15安倍の親書を秘書官が勝手に書き換え
16NHK岩田が安倍に反旗は大ウソ!
17痛快!SMAP3人の奴隷解放宣言
18沖縄に大量の核兵器が配備されていた
19原発攻撃対策ないまま柏崎刈羽も再稼働へ
20再審却下の飯塚事件に冤罪の新証拠が

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

連載一覧へ!

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」