『NEWS23』に抜擢された雨宮塔子に「離婚した元夫に子供押しつけ」と理不尽バッシング! なぜ母親だけが責任を問われるのか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

 今回の「女性自身」が悪質なのは、こうした日本の悪しき母親責任論を体現していることに加え、雨宮の元夫の現在の妻(の友人)に代弁させる形で雨宮に対するこんなバッシングさえ展開していることだ。

「フランスでは前妻に結婚当時と同じステータスを保証する義務があるらしく、青木さんは今も雨宮さんに生活費を払っているそうです。そのことにも彼女は不満を漏らしていました。『子供たちの通うインターナショナルスクールの学費も高額で、ただでさえ大変。だから私は経済的なことも考えて子作りを諦めたのに、なんであの人だけいい思いをし続けているの?』とも話していました」

 記事では雨宮が高級ランチを食べていることなどをあげつらい“セレブ生活”などと揶揄しているが、しかし学費、生活費を支払うのは父親として当然のことで、それを分担させた母親への批判はまさに筋違いだ。

 毎度毎度ウンザリさせられる“母性神話”の押しつけ。これは芸能人ママに向けられる“育児放棄バッシング”とも共通する悪しき母性神話の刷り込みだ。働く著名人が子育てを夫やベビーシッターに分担してもらうだけで、浴びせられる的外れなバッシング。そして置き去りにされる父親の子育てに対する責任論。これらに安倍政権による子育て政策の軽視が加わるのだから、少子化が解決しないのも当然だろう。

 夫婦が子育てを等しく分担、共有し、家族だけでなく、国や自治体、社会全体がそれに協力していくことは世界的な流れであり、少子化を食い止める唯一の方策でもあると考えられているが、日本社会の旧態依然たる母親への責任おしつけは一向に改まる気配はなく、さらに加速さえしているように見える。

「女性自身」をはじめとする女性週刊誌は今回のような母親バッシングは決して女性のためにならないことを、肝に銘じるべきだろう。
(林グンマ)

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

『NEWS23』に抜擢された雨宮塔子に「離婚した元夫に子供押しつけ」と理不尽バッシング! なぜ母親だけが責任を問われるのかのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。子ども林グンマの記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 朝鮮総連銃撃とヘイトデモの関係
2 三浦瑠麗が正論賞受賞であっち側の人に
3 松本人志『ドキュメンタル』のセクハラ
4 『バイキング』が謎の米山新潟知事叩き
5 「アベ政治を許さない」と書いた金子兜太
6 石原さとみドラマが山口敬之疑惑を扱う
7 ブルゾンちえみが松本人志をディスった
8 昭恵夫人が怪しい投資商法の広告塔に
9 三浦瑠麗が公安も失笑のフェイク拡散
10 裁量労働制データ捏造に続き隠蔽も!
11 ヘイト出版の晋遊舎が道徳教科書参入
12 三浦瑠麗“大震災時に迫撃砲”もフェイク
13 オリラジ中田が日馬富士事件で松本批判?
14 綾瀬はるか「夢は世界平和」をバカにするな
15 裁量制データ捏造に安倍が開き直り
16 ジャパンライフの広告塔に田崎とNHK島田も
17 平昌では高梨沙羅が…五輪選手バッシングの異常!
18 ホテルに潜伏、佐川国税庁長官の卑怯
19 安倍政権の裁量労働制データ捏造が確定
20 SEALDs奥田が古市にグサリ一言!
1綾瀬はるか「夢は世界平和」をバカにするな
4安倍首相が朝日新聞めぐる答弁で大嘘!
5子供?安倍がFacebookで朝日攻撃
6FLASHが15年前に山口敬之の披露宴
7ホテルに潜伏、佐川国税庁長官の卑怯
8 羽生の金に安倍首相がさっそく便乗
9産経が菅官房長官発言を捏造
10 裁量制データ捏造に安倍が開き直り
11安倍政権の裁量労働制データ捏造が確定
12裁量労働制データはミスじゃなく捏造!
13下町ボブスレー補助金に安倍が介入か
14石原さとみドラマが山口敬之疑惑を扱う
15ジャパンライフの広告塔に田崎とNHK島田も
16ヘイト出版の晋遊舎が道徳教科書参入
18平昌とは真逆、東京五輪の演出家がひどい
19昭恵夫人が怪しい投資商法の広告塔に
20裁量労働制データ捏造に続き隠蔽も!

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

連載一覧へ!

アベを倒したい!

ブラ弁は見た!ブラック企業トンデモ事件簿100

ブラック企業被害対策弁護団

連載一覧へ!

ブラ弁は見た!ブラック企業トンデモ事件簿100

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」