労働問題に関する話題……本と雑誌のニュースサイト/リテラ
セクハラでっちあげ、親の介入、備品持ち帰り…「モンスター社員」増殖の理由とは?
『あなたの隣のモンスター社員』(石川弘子/文藝春秋)
いまやさまざまな分野に「モンスター」は存在する。モンスターペアレント、モンスターペイシェント、モンスタークレーマーにモンスター客がいればモンスター店員というのもいるらしい。いずれも常軌を逸した価値観とそれに基づく行動をやらかす、極めてまれな人々であり、多くの「普通な」人々にとっては別世界の出来事に思えてくる。
だが、実はそうでもないらしい。現役の社会保険労務士が書いた『あなたの隣のモンスター社員』(石川弘子/文藝春秋)は、著者が受けた企業からの相談例や、実際のモンスター社員と対峙した事件簿だ。そこには、一見普通の「いい人」が何かのきっかけで牙を剥く事例とそのプロセスが克明に描かれている。そしてこの問題が、誰の身にも起こるかもしれない可能性を示唆している。被害者として、あるいは加害者として。
これまでも、周囲の迷惑も顧みず、休暇を取り、遅刻を繰り返し、仕事をサボる「問題社員」は存在していた。だがモンスター社員の実態は全く違うという。巧みに嘘をついたり、逆切れし、周囲に恐怖を与える攻撃性を備えていたりする。他人と健全なコミュニケーションが成立せず、多くはメンタルの問題を抱えている。
《そうなると、いくらこちらが論理的に諭しても、相手には伝わらず、問題は大きくなっていくばかりである》
《1人のモンスターが原因で、会社の雰囲気が悪くなり、経営自体が傾き始め、ついには会社の屋台骨を揺るがし、組織が崩壊する事態になったケースもある》
というから『釣りバカ日誌』のハマちゃんや植木等の『無責任一代男』とはワケが違う。
その事例はというと、まず「セクハラでっち上げ美人OL」。新人の事務員が、先輩の営業主任からセクハラを受けているという相談だった。メールアドレスを教えるように言われ、断ることもできずに教えると、それから毎日1日に何度もメールが来るようになった。「何か辛いことがあれば、いつでもメールして」から始まり「僕が彼氏だったらもっと大事にするのにね」という、同僚に送るには親密すぎる内容を見せると、「このメール気持ち悪いですよね。セクハラだと思います」と泣き出す。また、本人の歓迎会のときにとられた写真には、営業主任が新人事務員の肩を抱いているように見える様子が収まっていた。彼女の両親はこの件を聞いて激怒し、営業主任の処分をしないなら、会社を訴えると言っているとも言った。
確かにこれが事実ならセクハラに該当する。セクハラには明確な判断基準がなく、被害者が性的に不快だと感じればそれは成立するからだ。そこで営業主任にも事情を聴いてみると、事実はまるで異なっていたのだ。
そもそも、相談があるから聞いてほしいと持ち掛けたのは新人事務員のほうで、営業主任は励ますつもりでメールをしていたという。彼女からのメールは、主任からのメールに感謝する内容や、「彼氏が○○さんみたいだったらよかったのに」というものだったこと。件の写真が撮られた状況は、彼女がかなり酔って自分から主任の腕にしがみつき、ベタベタしてきたことがわかった。だが既婚者である主任が妻にメールのやり取りがバレ、「もうメールできない。ごめんね」と告げると「私の話をいつでも聞くって言ったのは嘘なんですね!」と怒り、以来会社を休んでいることもわかった。要は自分が優しくされていたのに裏切られたという逆恨みである。
結局、営業主任は降格・減給させられ、他の支店に異動となった。事実関係を知る社長も釈然としないまま「誤解を受ける言動で職場内の秩序を乱した」と処分を下した。さらに営業主任は異動先でも「セクハラ男」と陰口をたたかれ、居づらくなって会社を辞めた。事務員は別の営業社員にメールアドレスを聞いて、頻繁に「是非食事に誘ってください」等と送った。新たなターゲットを見つけたわけだ。
なんだか仕組まれた「痴漢冤罪」のような話だが、実は少なくないケースなのだそうだ。
いわゆる「モンスターペアレント」が会社に乗り込んで混乱に拍車をかける例もある。運送会社に採用された新人のドライバーは、寝坊による遅刻回数がとても多く、不注意で荷物を破損し、荷主が激怒するのをよそに謝罪どころか「チッ」と舌打ちをして立ち去るなど、問題児ぶりを発揮。挙げ句に乗車前のアルコールチェックに引っかかり、一日乗務が出来なくなってしまう。さすがにキレた社長は新人ドライバーを怒鳴りつけ、帰宅させたのだが、その日の夕方、新人の母親という人物から電話が入る。曰く、
「うちの息子がおたくの会社でさんざん長時間労働をさせられた挙げ句、たいした理由もないのに怒鳴られ、来なくていいといわれた。過重労働で監督署に訴える!」
直属の上司が事情を説明すると「遅刻したのは会社が過労死寸前の働かせ方をして、睡眠時間が足りないから」「荷物を壊したのはおそらく別の人間でうちの息子に罪をなすりつけた」「酒気帯びは激務でストレスがたまり、仕方なくアルコールの力を借りた」と超常識ぶりの言い分。
しかし上司である所長がタイムカードを調べてみると、新人の勤務は他の従業員より時間が短く、休みも月に7~8日と、運送業にしてはかなり短いシフトであることが分かった。確かに残業はしていたが、法定労働時間に行政が定める延長できる労働時間(残業時間)を足した時間よりも短かった。過重労働には当たらない。会社はタイムカードのコピーとともに、経緯を書いた文書を新人の自宅に送った。すると数日後、新人の母親から手紙が届いた。手紙にはこう書かかれていた。
「所長のパワーハラスメント及び残業代未払い、不当解雇について慰謝料300万円を7日以内に支払え」
さもなくば知人の議員に依頼して営業許可を取り消してもらう、労働基準監督署に通報し、措置をとるという。結局、新人には2か月程度の賃金を払うことで退職してもらうことになった。
モンスター化する「働くママ」も登場する。ある製作所の30代後半の経理担当事務員は小学生の子供を持つ。この会社では10年以上勤めてきたベテランで仕事もできる、なくてはならない存在だ。だが、当然子供の学校行事や、熱を出した、などの理由で会社を休むこともある。それを上司の部長はよく思っていないらしく、「また休むのか?」「もうやめた方がいいんじゃないか?」といやみを言われる、と著者の元に相談に来た。
「働く母親は要らないってことですよね? 国は育児休業を推進しているのに、こんなこと言う部長はおかしいですよね?」と訴えた。確かにその通りなら問題がある。ところが、名指しされた部長の話はまるで異なる。「休みの連絡をしないで突然休む」「毎日職場から子供に10分以上電話を掛ける」「夏休みに、一人で留守番は危ない、とほぼ毎日職場に子供を連れてくる。放課後にも子供が職場に来ては応接室で菓子を食べさせたり、ゲームをさせる」「小口現金の管理を任せているが、購入したトイレットペーパー等備品を自宅に持ち帰っている」「PTAの連絡に、会社のFAXを勝手に使っている」……。
こうした問題が頻繁にあって、そのたびに注意すると「女性に対する差別だ」「子育てしながら仕事ができる環境を会社が整備するべきだ」と反論する。だが、このママ社員の後輩社員は著者に、この社員は会社の切手を盗んでいること、残業はいつも後輩社員に押し付けていること、仕事中にネットオークションをやっていて、出品した品物を会社の経費で発送していることを明かしている。
こうした悪事を問い詰められたママ社員は「もうこんな会社にはいられない」と怒って帰宅。自主退職という扱いになったものの、事態はこれで終わらなかった。元社員は子供の学校のPTAの会合で、この会社は脱税をしていて、それを指摘した自分が辞めさせられた、とあらぬ噂を流した。さらにはインターネットの掲示板に同社を誹謗中傷する文章を書き込んだ。
ほかにも暴言を吐き放題のパワハラ社員が女子社員の人格を否定する発言を繰り返し、ゴミ箱を蹴り飛ばしペンを投げつけ、女子社員を精神的に追いつめたケース等、同書にはさまざまなモンスター社員が登場する。
しかし、モンスター社員を巡る事件は、一方的に彼らが悪で、会社が被害者という単純な図式には収まらない。最初はふつうの社員だった者を、会社がモンスター化させてしまうケースも多いのだという。
例えば仕事ができるから、と多少のルール違反に目をつぶり、対応すべきところで対応していない場合に社員のモラルは低下する。前述の「ママ社員」の場合がその典型。直属の上司はこの社員の行動を問題視し、逐一注意してきたが、肝心の社長は技術畑出身で、労務管理は大の苦手。問題行動が表面化しても、「確かに問題なんだけど、何とかうまくやってくれないかな?」「彼女は10年以上も勤めてくれているし、何とか機嫌を損ねないように穏便にさ」と彼女の直属の上司に「丸投げ」する始末。両者と対面した著者も言う。
「問題社員の言動を大目に見て、その後上手くいったなどという話はほとんど聞いた事がない。大抵のケースが『最初からきちんと注意しておけば……』という結果になる」
あるスーパーマーケットでは新入社員がベテランのパート従業員にいじめられて、辞めてしまう問題があった。大学を出たばかりの女性新人が幹部候補生として現場に派遣される。パート従業員は新入社員が自分たちより仕事ができないのに給与が高いことをいやみったらしく本人に聞こえるように何度も言い、結局耐えられずに新人は会社を辞める。このことだけを見るとパート従業員が「モンスター」のように見える。しかし、これも経営サイドに原因の一つがある。
それはやはり、パートと社員の待遇格差だ。パートの待遇を改善し、不満を取り除き、理解を得ていれば「モンスター化」は防げたかもしれないのだ。
経営者が社員を見下していることに原因があるケースもある。とある60代の経営者は、従業員のレベルが低く、仕事はいい加減でモラルは低い、特に問題な社員がいて、反抗的で何かというと弁護士に相談するといっては脅す、という。だが、この社長は著者にこんな相談をしていたという
「自分は大手企業に勤めていたので、周囲の人間もレベルが高かった。中小企業で働くような人間は、元々人間としてのレベルが低い」
「中小企業の従業員なんていうものは、自分で考えることをしないバカなんだから、こっちが怒ったり持ち上げたりして上手く操っていくしかない」
「会社は経営が大変な中で賞与もちゃんと支払っているんだから、普通は会社に感謝するのが当たり前だ。経営者である私1人が仕事をしているようなものだ」
《このような発言を繰り返すこの経営者を見ていて、問題はこの経営者にあるということがよく分かった。この経営者自身が、自己中心的で、プライドが高く、相手を見下しているのだ。まさに、従業員は、この経営者を鏡としているのだろう》
経営陣や上司のモラルの低さがトラブルを引き起こしているケースも多い。
「理解できない言い分をあれこれと言ってきて、仕事にも差し障りが出ているし、周囲への影響もあるので、問題社員だ」と、その企業の経営者が20代女性社員について相談に来た。著者が当該の女性社員に会って話をきくと、驚愕の事実が。
経営陣は「整理、整頓、清掃の3Sに徹底的に取り組んで、美しい職場環境を作ろう!」とミーティングで言ったそばから、ミーティングで出た茶や菓子のゴミをそのまま放置。机やいすもグチャグチャでホワイトボードも消さずにそのまま。その片付けを仕方なく女性社員がやっているが、空しくなるという。
「風邪をひくなど、たるんでいる証拠!」とカツを入れる取締役は、自分は朝まで麻雀、寝不足でだるいと会議室で寝ている。社員にそれを指摘されると「マージャンも仕事のうちだ!」と烈火のごとく怒る。
この言行不一致ぶりに落胆し、彼女は会社によくなってほしいとの気持ちから社長に話すのだが、それで関係が悪化していく。まるで問題社員でもないのに、会社が勝手にモンスター社員と位置付けているだけだった。
《会社がごく当たり前の主張をする社員を「モンスター社員」として白眼視しているケースも多い。会社側の労務管理体制が整っておらず、法的な知識が欠けているとこのようなトラブルも起きやすい》
ある飲食店の経営者は、店の店長が田舎の友人の結婚式に出たいと週末3日間の有休を申請してきたことに腹を立てた。そもそも飲食店に有給休暇なんてあるわけないとの考えから、それを認めなかった。すると納得がいかない店長は労働基準監督署に相談に行った。その一件が社内に広まり、他のスタッフも風邪をひいたときなど、有給を申請するようになった。社長は「店長は社内の和を乱すモンスター社員だ。会社は何か制裁をできないか?」と相談に来たのだが、《この場合、法律的には明らかに非は会社にある》。
《飲食店だろうと何だろうと有給休暇は法律上労働者に認められた権利だ。それを拒否することは法律上認められない》
飲食店以外でも、ITベンチャー企業やマスコミ、ノルマの厳しい営業職や、決算期や納期を迎えた一般的な企業でも、有給休暇どころかサービス残業は当たり前とばかりにコキ使われることも多いが、本来、これは雇用側の違法行為であり、労働側が当然の権利を主張しただけで「モンスターだ」「空気を読め」といわれる筋合いはないのだ。
とある食品製造会社の、コンプライアンス崩壊ぶりは酷い。なんと製造した食品の賞味期限が切れそうになると、賞味期限シールを張り替えて出荷することを指示されるという。経営陣は「特に問題なく食べられるのだから大丈夫」と開き直っている。このような会社には、やはりモラルの低い社員が集まってくる。そのなかにあって、普通の従業員は適当に合わせることもできず、会社の方針に不満を溜め、反抗的になる。なかには会社の方針に納得できず、社長に意見したことで煙たがられ、適当に理由をつけて解雇されてしまった社員もいる。コンプライアンスの低い会社は正当な意見を言った社員をモンスター扱いしたり、不満を募らせてモンスター化していくことがあるという。
このように、普通のいい人が環境によってモンスター化する可能性がある以上、採用前にモンスター予備軍を100%見抜くのは不可能だ。
この本が示唆するのは、非常識な社員と旧体制の会社が繰り広げるドタバタ騒動だけではない。著者はモンスター社員が生まれる要因についてこう書いている。
「『その人が、仕事やプライベートも含めた人生に満足しているかどうか?』という点だ。『やりがいのある仕事をして、いい同僚に恵まれ、思いやりのある友人や家族に囲まれている』という人で、実はモンスター社員だった、という例を私は見たことがない」
こう指摘されると、なにやら落ち着かなくなる人も少なくないのではないか。程度はさまざまだが、人生に満足している、と言い切れる人がいったいどれほどいるだろう。実際、著者も、モンスター化する一因としてコンプレックスを挙げているが、「どんな人でも、多かれ少なかれ自分に対するコンプレックスを抱えている。しかし、それが極端に大きくなると、コンプレックスから自分を守るために、周囲の人間を攻撃する人がいる」と書く。
そう考えれば、少々極端だが、誰もが時限爆弾を抱えていて、それが職場の環境や思わぬきっかけで暴発するかもしれない、とも思える。取り上げられている様々な事例はどれも「そんなバカな」と呆れもするが、同時にどこか誰でも思い当たるようなもので、同じシチュエーションだったら、似たようなことをする人は結構いるのではないだろうか。働く人の多くにそんな因子が内包されていて、あるいはすでに他者からその存在を気づかれているかもしれない。
著者は、こう結んでいる。
「モンスター社員が出現した際は、ある意味で企業が成長するチャンスであると考える。その対処方法を模索する中で、モンスター社員だけの問題でなく、職場の様々な問題が浮き彫りになることもあるだろう。問題から目をそむけず、正面から向き合う事で、きっとよりよい職場環境となっていくだろう」
数々の修羅場を踏みながら、あるいは踏んだからこそ言える前向きな姿勢なのかもしれない。カイシャの覚悟が問われる。
(相模弘希)
最終更新:2016.08.05 06:40
関連記事
新着 | 芸能・エンタメ | スキャンダル | ビジネス | 社会 | カルチャー | くらし |
公選法違反疑惑浮上の斎藤知事「SNS戦略の企画立案は依頼していない」の言い訳は通用するか? 削除されたPR会社社長の投稿を検証
斎藤知事が百条委員会欠席で「知事会出席」を理由にするも…前の知事時代には政府主催の知事会を欠席しあの時の懇話会に参加
国民民主・玉木雄一郎の不倫に“政治活動中の公私混同”疑惑が浮上! ヤバすぎる差別体質とビジネス右翼ぶりにも懸念の声
松本人志「訴訟取り下げ」でワイドショーが醜悪な忖度! 吉本御用スポーツ紙は「物証なし」だけ強調し復帰を扇動
萩生田光一ら非公認“裏金”候補に自民党から政党助成金2000万円振込み発覚も…選挙情勢では続々当選の可能性
“裏金”“統一教会”の萩生田光一を応援する極右勢力と有名テレビコメンテーター 一方、新たな裏金疑惑を検察が捜査開始の報道も
石破茂が史上最速で馬脚あらわに! 手のひら返し解散、統一教会も裏金も再調査せず、菅・麻生以外の人事も酷い
安倍首相が統一教会に選挙支援依頼の証拠を朝日がスクープ! 進次郎のバックにいる菅義偉や萩生田光一もあらためて追及せよ
高市早苗のヤバさは極右思想だけじゃない! 総務省文書問題、統一教会との関係、政治資金規正法違反をめぐる“大嘘”の数々
傀儡・小泉進次郎が改革できない“キングメーカー菅義偉”の官房機密費疑惑! 不正選挙やメディア対策にも
松本人志「訴訟取り下げ」でワイドショーが醜悪な忖度! 吉本御用スポーツ紙は「物証なし」だけ強調し復帰を扇動
『仰天ニュース』“赤木ファイル”特集で安倍政権・公文書改ざん事件の卑劣があらためて注目! 中居正広も「あってはならない」と
ジャニーズ会見で井ノ原の「ルール守って」発言賞賛と記者批判はありえない! 性加害企業が一方的に作ったルールに従うマスコミの醜悪
ジャニーズ性加害でジュリー社長辞任もテレビ局は検証放棄! 局内での行為が疑われるテレ朝とNHKの無責任な姿勢
ジャニーズ性加害問題で露わになったテレビ局の共犯性! ジュニアの練習場を提供したテレビ朝日はジュリーの謝罪後も批判なし
坂本龍一が最後まで中止を訴えた「神宮外苑森林伐採・再開発」の元凶は森喜朗! 萩生田光一も暗躍、五輪利権にもつながる疑惑
れいわから出馬 水道橋博士が主張する「反スラップ訴訟法」の重要性! 維新・松井だけでなく自民党も批判封じ込めで訴訟乱発
自公維新が提出「国民投票法改正案」にネットで批判の声広がる! 小泉今日子も〈#国民投票法改正案に反対します〉と投稿
三浦瑠麗が「医者はワイドショー見てコロナ怖がりすぎ」と医療従事者を嘲笑! 専門家から反論されると半笑いで「私、医者じゃないんで」
Netflix版『新聞記者』の踏み込みがすごい! 綾野剛が森友問題キーマン官僚に、安倍御用ジャーナリストはあの人が…
公選法違反疑惑浮上の斎藤知事「SNS戦略の企画立案は依頼していない」の言い訳は通用するか? 削除されたPR会社社長の投稿を検証
国民民主・玉木雄一郎の不倫に“政治活動中の公私混同”疑惑が浮上! ヤバすぎる差別体質とビジネス右翼ぶりにも懸念の声
“裏金”“統一教会”の萩生田光一を応援する極右勢力と有名テレビコメンテーター 一方、新たな裏金疑惑を検察が捜査開始の報道も
窮地の岸田首相が一番頼りにしているのはあの「Dappi」“仕掛人”説の自民党・元宿仁事務総長!「日本の黒幕」特集本が暴いた新事実
兵庫・斎藤知事の「パワハラ告発職員」追いつめに維新県議が協力していた! 職員は吉村知事肝いり「阪神優勝パレード」めぐる疑惑も告発
“既成政党に与しない”石丸伸二の選対本部長は「自民党政経塾」塾長代行! 応援団筆頭に統一教会系番組キャスターの元自民党職員も
小池百合子が都幹部だけでなく“最側近”を天下りさせていた!「大日本帝国憲法復活」「国民主権を放棄せよ」の請願に関与の元特別秘書
大阪万博建設現場のメタンガスが急増し1日2tも発生! 3月の爆発事故では「通報遅れ」「天井破損」を隠蔽していたことが発覚
萩生田光一が裏金問題で提出した「領収書の嘘」が発覚! 安倍元首相が「官房機密費100 万円を参院候補者に手渡し」報道も
吉村知事はガス爆発でも開き直り「他区域ではガスが出ない」と大嘘! 地下鉄工事でメタンガス確認、大阪市も発生可能性認めたのに
維新ゴリ押し 万博&カジノにかかる金はインフラ整備を含めると8000億円以上だった! 大半が国と大阪市の負担、巨額の税金も投入
防衛費増額の財源で「法人税」を削除し「国民全体の負担」だけにした政府有識者会議は読売社長、日経元会長、朝日元主筆がメンバー
菅首相の追加経済対策の内訳に唖然! 医療支援や感染対策おざなりでGoToに追加1兆円以上、マイナンバー普及に1300億円
菅首相のコロナ経済支援打ち切りの狙いは中小企業の淘汰! ブレーンの「中小は消えてもらうしかない」発言を現実化
菅首相の追加経済対策が“自助”丸出し! コロナ感染対策は10分の1以下、大半が新自由主義経済政策に…坂上忍も「バランスおかしい」
悪評「マイナポイント」事業の広報費は54億円、1カ月で半分を浪費! 事務局事業も電通がトンネル法人通じて140億円
三浦瑠麗のアマプラCMは削除されたが…amazonもうひとつの気になるCM! 物流センター潜入取材ルポが暴いた実態とは大違い
安倍首相“健康不安”説に乗じて側近と応援団が「147日休んでない」「首相は働きすぎ」…ならば「147日」の中身を検証、これが働きすぎか
正気か? 安倍首相の諮問機関「政府税調」がコロナ対策の財源確保と称し「消費税増税」を検討! 世界各国は減税に舵を切っているのに
東京女子医大がボーナスゼロで400人の看護師が退職希望! コロナで病院経営悪化も安倍政権は対策打たず加藤厚労相は “融資でしのげ”
斎藤知事が百条委員会欠席で「知事会出席」を理由にするも…前の知事時代には政府主催の知事会を欠席しあの時の懇話会に参加
萩生田光一ら非公認“裏金”候補に自民党から政党助成金2000万円振込み発覚も…選挙情勢では続々当選の可能性
安倍首相が統一教会に選挙支援依頼の証拠を朝日がスクープ! 進次郎のバックにいる菅義偉や萩生田光一もあらためて追及せよ
高市早苗のヤバさは極右思想だけじゃない! 総務省文書問題、統一教会との関係、政治資金規正法違反をめぐる“大嘘”の数々
傀儡・小泉進次郎が改革できない“キングメーカー菅義偉”の官房機密費疑惑! 不正選挙やメディア対策にも
兵庫・斎藤知事問題で維新の責任を改めて検証! 局長を“自死”に追い詰めた維新県議、課長の自死は吉村肝煎り優勝パレードが原因か
自民党総裁選広告「THE MATCH」は「おじさん」どころか「腐敗ジジイの詰め合わせ」だ! 担当の平井広報本部長は親族ぐるみ税優遇
岸田首相「総裁選不出馬」にごまかされるな! 後継候補の河野太郎、高市早苗、石破茂、小泉進次郎、小林鷹之の欺瞞
都知事候補討論会ですっとぼけるも…小池百合子に清和会時代、裏金を受け取っていた可能性が浮上! 派閥上納額は安倍を超える120万円
裏金裁判で安倍派幹部たちの嘘が明らかに! 抜け穴だらけの政治資金規正法改悪で幕引き図ろうとする自民・岸田政権
瀬戸内寂聴が生前、語っていた護憲と反戦…「美しい憲法を汚した安倍政権は世界の恥」と語り、ネトウヨから攻撃も
「BTSグラミー賞逃す」報道に「韓国人のニュースいらない」「日本人の受賞を報じろ」と炎上攻撃が! 日本スゴイの精神的鎖国
ぼうごなつこ『100日で崩壊する政権』を読めば、安倍首相が病気で辞任ししたのでなく国民が声をあげ追い詰めたことがよくわかる
百田尚樹が「安倍総理にお疲れ様とメールしても返信なし、知人には返信があったのに」とすねると、2日後に「安倍総理から電話きた」
村上春樹が長編小説『騎士団長殺し』とエッセイ『猫を棄てる』に込めた歴史修正主義との対決姿勢! 父親の戦中の凄惨な中国人虐殺の記憶を…
村上春樹がエッセイ『猫を棄てる』を書いたのは歴史修正主義と対決するためだった! 父親の戦中の凄惨な中国人虐殺の記憶を…
安倍首相に利用された星野源がエッセイに書いていた“音楽が政治に利用される危険性” 「X JAPANを使った小泉純一郎のように」
“宇予くん”で改憲煽動のJCと手を組んだTwitter Japanはやっぱり右が大好きだった! 代表は自民党で講演、役員はケントに“いいね”
ウィーン芸術展公認取り消しを会田誠、Chim↑Pomらが批判! あいトリ以降相次ぐ“検閲”はネトウヨ・極右政治家の共犯だ
「ノーベル賞は日本人ではありませんでした」報道で露呈した日本の“精神的鎖国” 文化も科学もスポーツも「日本スゴイ」に回収
幸福の科学出家騒動は清水富美加個人の責任なのか? カルト宗教信者の子どもたちが抱える問題
話題の本『夫のちんぽが入らない』のタイトルに込められた深い意味…しかし一方では広告掲載拒否の動きが
福島の子ども甲状腺がん検診「縮小」にノーベル賞の益川教授らが怒りの反論! 一方、縮小派のバックには日本財団
介護殺人に追い込まれた家族の壮絶な告白! 施設に預ける費用もなく介護疲れの果てにタオルで最愛の人の首を…
宇多田ヒカル「東京はなんて子育てしにくそう」発言は正しい! 英国と日本で育児への社会的ケアはこんなに違う
今もやまぬ人工透析自己責任論の嘘を改めて指摘! 糖尿病の原因は体質遺伝、そして貧困と労働環境の悪化だった
『最貧困女子』著者が脳機能障害に! 自分が障害をもってわかった生活保護の手続もできない貧困女性の苦しみ
雨宮塔子が「子ども捨てた」バッシングに反論! 日本の異常な母性神話とフランスの自立した親子関係の差が
『NEWS23』に抜擢された雨宮塔子に「離婚した元夫に子供押しつけ」と理不尽バッシング! なぜ母親だけが責任を問われるのか
小島慶子が専業主夫の夫に「あなたは仕事してないから」と口にした過去を懺悔!“男は仕事すべき”価値観の呪縛の強さ
人気記事ランキング
カテゴリ別ランキング
社会
ビジネス
カルチャー
人気連載
アベを倒したい!
ブラ弁は見た!
ニッポン抑圧と腐敗の現場
メディア定点観測
ネット右翼の15年
左巻き書店の「いまこそ左翼入門」
政治からテレビを守れ!
「売れてる本」の取扱説明書