「Go Toキャンペーン」1兆7千億円に非難殺到、星浩も「正気か」! 一方、官邸は異常な楽観論、田崎史郎も「夏の観光に間に合うようコロナが収束」

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安倍官邸も田崎史郎と同様「夏にはコロナは収束しているはずだ」の希望的観測

 しかも、「Go Toキャンペーン」について、じつは“安倍首相の代弁者”である田崎史郎氏は、4月8日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)で、こんなことを語っていた。

「(収束時期は)希望的観測としては6月。遅くとも、夏の観光シーズンに間に合うようにコロナが収束してくれると、この(Go To Travel キャンペーンの)使い方も非常に活用されるようになる」

 おい。まさか本気で夏までに新型コロナが収束するなどと考えて、「Go To キャンペーン」の予算を1兆6794億円も計上しているのか……? 当然、田崎氏の発言に対しては、玉川徹氏が「科学的な知見に基づけば、この夏に旅行に行けるようになるとは、ちょっと僕はとても思えない」と呆れたようにツッコミを入れていたが、これが田崎氏自身の考えなどではなく、安倍官邸が「夏には終わっているはずだ」などと見立て、そのために観光・外食促進のキャンペーンを用意していたとしたら、正気の沙汰ではない。

 本サイトでは、前述したように外務省が新型コロナの日本の対策に対するSNSなどの批判をチェックし、海外からの批判を封じ込めるために、緊急経済対策の予算から24億円を計上していることを報じて大きな反響を呼び、米ワシントン・ポストもこの問題を報道。昨晩の『news23』でも触れられたが、メディアはいまこそ、安倍首相による緊急対策の無駄遣いについて、徹底的に検証・追及しなくてはならない。そうでなければ、現実を直視しない安倍政権によって、国民はさらなる危険に晒されることになるだろう。

最終更新:2020.04.23 10:29

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