阿波おどり累積赤字の戦犯は「徳島新聞」の私物化!「幸福の科学」の阿波おどり参加をPRする不可解な報道も

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幸福の科学は徳島新聞の大スポンサーだった! 過去には全面広告も

 実は、幸福の科学の大川隆法総裁は徳島県出身で、徳島新聞にはたびたび幸福の科学の広告が出稿されている。もっとも、大川総帥の著書の宣伝広告は他紙も掲載しているが、徳島新聞は全面広告まで出しており、たとえば2016年11月20日には、大川氏の生まれの地に「聖地エル・カンターレ生誕館」なる建物を「落慶」したことを宣伝する全面広告が打たれていた。広告にはその建物の写真とともに〈「聖地エル・カンターレ生誕館」は、国や民族の違いを超えて、世界中から巡礼者が訪れる聖地となり、今後数千年に渡って人々の心の故郷となるでしょう〉などの文言が記されている。

 ようするに、徳島新聞にとって幸福の科学は大手の出稿主、すなわちスポンサーらしいのだ。当然、徳島新聞が不自然なくらい紙面やウェブ版で幸福の科学を持ち上げるような記事を展開しているのも、こうした広告出稿のご機嫌取りなのではないかとの疑念が首をもたげてくる。

 実際、8月16日にはYouTubeに清水のインタビュー動画までアップ。踊りの感想だけでなく、清水が声優として出演している10月公開予定のアニメ映画『宇宙の法 黎明編』のPRをさせているのだ。清水は普通の映画のプロモーションみたいに「21世紀でいちばんおもしろ映画です」「はじめてツンデレに挑戦しました」などと語っているのだが、これは言うまでもなく大川隆法製作総指揮の幸福の科学の映画だ。そんなものを、自社の公式チャンネルにニュース動画としてアップするとは徳島新聞はいったいどういう見識をしているのか。

 徳島新聞の阿波おどりをめぐるチケット買い占めや高すぎる広告制作料などの真相については第三者委員会などによる解明が待たれるが、少なくとも、幸福の科学との一件を見ているだけでも、徳島新聞が阿波おどりを自分たちの商売のために利用していることは明らかだろう。

最終更新:2018.08.18 12:29

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