ノーベル文学賞はボブ・ディランで、村上春樹また落選! そもそもノーベル文学賞候補なのか!?

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村上春樹『職業としての小説家』(新潮社)

 本日ノーベル文学賞が発表され、あのボブ・ディランが受賞し大きな話題になっている。

 一方、日本では例によって「村上春樹、ノーベル文学賞受賞なるか→受賞ならず、残念!」騒動が、今年もまた繰り返された。

 2006年にカフカ賞を受賞して以降、10月には毎年のように、「今年こそ村上春樹受賞なるか」と様々なメディアが大騒ぎを繰り広げる。今年も、書店の村上春樹コーナーや、ハルキストと呼ばれる春樹ファンたちがカフェに集まり受賞の報せを待つ様子、春樹の海外のファンの声など、今年こそはと受賞を期待する特集が展開。そして、別の作家の受賞が発表され「がっかり」……というところまでが、すっかり風物詩となっている感すらある。

 10年以上続くこの空騒ぎについては、2015年には春樹自身も「正直なところ、わりに迷惑です。だって正式な最終候補になっているわけじゃなくて、ただ民間のブックメイカーが賭け率を決めているだけですからね。競馬じゃあるまいし。」と期間限定ウェブサイト「村上さんのところ」で読者からの質問に回答したこともあった。

 実は本サイトでも、2014年10月に春樹氏が受賞を逃した際に、「今年も落選!村上春樹はそもそもノーベル文学賞候補ではないとの説が!?」と題し、春樹氏が有力候補とされていることに疑問を呈していた。記事ではさらに、今後の春樹ノーベル賞の可能性についても、様々な角度から考察しているので、こちらも風物詩のように3年連続で恐縮だが、ぜひご一読いただきたい。
(編集部)

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 昨晩ノーベル文学賞が発表され、フランスの作家・パトリック・モディアノが受賞。ブックメーカーなどで有力候補とされていた、村上春樹はまたしても受賞を逃した。

 2006年カフカ賞を受賞して以降、10月には毎年のように、「今年こそ村上春樹受賞なるか」と様々なメディアが大騒ぎを繰り広げている。昨日も、書店の村上春樹コーナーや、ハルキストと呼ばれる春樹ファンたちがカフェに集まり受賞の報せを待つ様子、春樹ゆかりの海外のファンの声など、今年こそはと受賞を期待する特集が展開されていた。

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