木村拓哉帰国にあわせジャニーズが“裏切り者”イメージ払拭のためになりふりかまわぬ情報操作

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 今日の「スポーツニッポン」が帰国の際の「去年の末から今回の騒動に至るまで、自分自身は変わってない」という発言を取り上げ、こんな記事を書いているのだ。

〈スポニチ本紙の取材では昨年6月に女性マネジャーがメンバー全員を集め、独立話があることを初めて説明した。その場で木村は「それ(独立)がいいとは思わない」と独立の意思がないことを表明。事務所と確執もないのに退社するのは筋が通らないという主張だった。
 ところが同12月。元マネジャーが水面下で活発化させていた独立への行動にメリー喜多川副社長(89)が激怒。事務所が初めて公式にメンバー全員の意思確認をすることになった。木村以外が独立の意思を表明する中、木村は半年前と変わらず残留の意思を示した。これに驚いたのがほかのメンバー。元マネジャーから、木村も独立に賛同していると説明を受けていたからだ。これがグループが分裂する決定的な原因になった。〉

 もはや開いた口がふさがらない。木村が昨年の時点で一旦独立に同意したのは、「週刊文春」はもちろん「女性セブン」などの御用メディアでさえ認めていた明らかな事実ではないか。だいたい、木村が行動を共にしてくれるという確信なしに、飯島マネージャーが独立に動くはずがない。実際に、木村の映画などについても権利配分の話が進んでいたことは、今年の初め、ジャニーズ関係者も認めていた。

「おそらく、一旦独立に同意をしていたということを否定しないと、“裏切り者”のイメージは消えないと判断。今頃になって、飯島マネージャーが嘘をついていたことにして、事実をひっくり返そうとしているんでしょう。まずは、一番の御用マスコミであるスポニチに書かせ、これから先、ワイドショーや週刊誌にもその線でがんがん書かせる作戦じゃないですかね」(前出・スポーツ紙記者)

 ただ、ジャニーズがいくら強引な情報操作をして、御用マスコミがいくらそれを垂れ流しても、世間にはもうその手口がすっかりバレてしまっている。下手にあがけばあがくほど、キムタクのイメージは悪くなり、メディアの信用性がなくなっていくだけのような気もするのだが……。
(時田章広)

最終更新:2016.08.23 10:36

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