民主党の政治資金問題は「内調」の仕込み!日本版CIAが安倍政権下で肥大

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

 実は、警察には政治家の情報を収集する目的で作られた「IS」と呼ばれる秘密組織がある。

「公安警察はISの存在自体を認めていないので、現在でもその正体はベールに包まれたままです。正式な名称もインテリジェンス・サポートとか、インテリジェンス・セキュリティ、はたまた当時の警備局幹部でエースと言われた石川正一郎(現・内閣官房拉致問題対策本部事務局長)のイニシャルをつけたなどの諸説がとびかっているほど。しかし、ISは確実に全国の警察に配置されていて、自民党も民主党も共産党も関係なく片っ端から政治家の情報をかき集めている。組閣の際も、この組織が内調から指示を受け、入閣候補者の地元で身辺調査を行っています」(公安担当記者)
 
 しかし、その情報は内調にそのまま上がってくるとは限らない。例えば、政治家の女性スキャンダルを握っても、「何かあった時」のための隠し球として隠蔽してしまうこともあるという。

「そもそもISは90年代は冷戦体制の終焉以降、公安警察の存在意義が薄れる中で、余剰人員を有効活用するためにつくられたんですが、警察組織に批判が向いた時のために政治家の急所を抑えておこうという目的があるんです。ですから、政権への忠誠というより、警察にいかに有利に情報を使うか、ということしか考えていない。むしろ、IS=公安が内調を操っているというのが実情でしょう」(同)

“日本版CIA”のとんでもない実態が次々浮かび上がってくるが、しかし、こんな内情にも関わらず、安倍政権下で内調は権限や組織を一気に拡大しそうな気配だという。

 その引き金となるのが、年内に予定されている国家安全保障会議(日本版NSC)の設置だ。これが整備されれば、情報の一括管理の必要性から、内調の予算や人員、そして権限を強化されることが見込まれている。実際、8月30日の朝日新聞は、内調を「内閣情報局」に、そしてトップの内閣情報官を「内閣情報監」に格上げすると報じている。

 さらに、目前に施行が迫った特定秘密保護法でも、内調=公安警察の権限が驚異的に増大するのではないかといわれている。

「もともと特定秘密保護法案作成の事務局は内調の中にあり、法案成立を裏から糸を引いていたのも内調なんです。そのため、警察に一番有利なように法律を制定させたといわれている。その最大のものが他の官庁では大臣が秘密を指定しますが、警察だけは警察庁長官がこれを指定する。これでは自分の都合の悪い情報をいくらでも隠せることになるし、チェック機能も働かない。例えばテロ対策という名目で警察はいくらでも情報を隠蔽できてしまう」(同)

「安全保障」や「危機管理」という言葉の裏で、安倍政権と公安警察は自分たちの権益を守るためにどんな謀略でもできるような体制をつくりあげつつある。この暴挙をストップしないと、日本は本当にとんでもないことになるのではないだろうか。
(野尻民夫)

最終更新:2015.01.19 04:43

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

秘密保護法から「戦争する国」へ 秘密保護法を廃止し、集団的自衛権行使を認めない闘いを

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

民主党の政治資金問題は「内調」の仕込み!日本版CIAが安倍政権下で肥大のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。安倍晋三読売新聞警察野尻民夫の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 「桜を見る会」安倍前首相の大嘘答弁・醜態総まくり
2 吉村洋文知事「命の選別」発言は事実! “治療を高齢者から若者に”
3 『スシローと不愉快な仲間たち』12 安倍首相の寒すぎるポエム
4 安倍が宇野教授を任命拒否したのは宇野教授の父から批判された逆恨みか
5 検察がつかんだ「桜」前夜祭の公選法違反証拠!費用補填800万円の明細
6 小田嶋隆・武田砂鉄対談 後編 糸井重里と松本人志をあらためて語る
7 中居がすべらない話でJのタブーに!
8 葵つかさが「松潤とは終わった」と
9 菅首相に飛ばされた元総務官僚が語った恐怖支配!「あそこまでひどい人は…」
10 小田嶋隆・武田砂鉄対談 前編 ツイッターで安倍政権とどう向き合うか?
11 菅首相が生出演『ニュースウオッチ9』めぐり内閣広報官がNHKに圧力
12 学術会議任命拒否 宇野重規教授が書評「暴君」論で菅首相批判か
13 大統領選不正デマを拡散した日本のトランプ応援団の妄言総まくり!
14 菅首相の遅すぎる「GoTo見直し」はキャンセル料補填しないためか!
15 グッディ高橋克実が北朝鮮危機で本音
16 大阪のコロナおざなり対策が酷すぎる!重症病床使用率もごまかし
17 河井克行の買収に安倍事務所が関与の新証言!現金渡した相手を首相秘書が訪問
18 ウーマン村本がよしもと社長からの圧力を激白!
19 『あさが来た』は籾井の機嫌取り企画
20 植村隆の名誉毀損裁判で不当判決!櫻井よしこの捏造を無視
1菅首相が生出演『ニュースウオッチ9』めぐり内閣広報官がNHKに圧力
2 安倍晋三が調子に乗っている! 極右集団「創生日本」再始動
3菅首相の遅すぎる「GoTo見直し」はキャンセル料補填しないためか!
4大阪のコロナおざなり対策が酷すぎる!重症病床使用率もごまかし
5吉村洋文知事「命の選別」発言は事実! “治療を高齢者から若者に”
6菅、安倍、森がバッハ来日で…コロナ隠しにGoTo続行、NHKに圧力
7コロナ再拡大の最大の戦犯は菅首相!専門家の指摘無視「静かなマスク会食」
8検察がつかんだ「桜」前夜祭の公選法違反証拠!費用補填800万円の明細
9 大統領選不正デマを拡散した日本のトランプ応援団の妄言総まくり!
10安倍が宇野教授を任命拒否したのは宇野教授の父から批判された逆恨みか
11 学術会議任命拒否 宇野重規教授が書評「暴君」論で菅首相批判か
12「桜を見る会」安倍前首相の大嘘答弁・醜態総まくり
13『スシローと不愉快な仲間たち』12 安倍首相の寒すぎるポエム
14小田嶋隆・武田砂鉄対談 後編 糸井重里と松本人志をあらためて語る
15小田嶋隆・武田砂鉄対談 前編 ツイッターで安倍政権とどう向き合うか?

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄