「全国民が取り組め」の椎名林檎と対照的! メダリストの有森裕子が五輪至上主義を批判し「社会ファーストであるべき」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
arimori_170804_top.jpg
『スマイル・ランニング フォー・レディース』(保健同人社)

「国民全員が組織員会」
「国内全メディア、全企業が、今の日本のために仲良く取り組んでくださることを切に祈っています」

 椎名林檎が2020年の東京五輪について国民にこう協力を呼びかけたことを、先日、報じた。

 椎名といえば、リオ五輪の閉会式のフラッグハンドオーバーセレモニーでは企画演出・音楽監督を務め、東京五輪のセレモニーにもたびたび意欲を示しているが、冒頭の発言は朝日新聞のインタビューに応じ語ったものだ。

 しかし東京五輪をめぐっては、膨れ上がる費用、競技場をめぐる混乱、建設現場での過重労働など様々な問題が噴出しており、いまなお解決されていない。その元凶は東京五輪組織委員会委員長を務める森喜朗元首相による五輪の私物化にあるが、森元首相は安倍首相を後ろ盾に一切責任をとることなく、いまなお東京五輪最高責任者の椅子に居座り続けている。

 ところが、椎名は、こうした私物化や不祥事をなかったことにして、国民全員にオリンピックへの協力を呼びかけるのである。しかも「国民全員が組織委員会」とか「全メディア、全企業が日本のために取り組め」などというのは、戦時中の日本のスローガン“一億総火の玉”と大差ない。

 だが、暗澹とさせられるのはこの「オリンピックだから」という大義名分のもとに、市民の生活も人権も生命も犠牲にして当然という風潮が、椎名だけでなく、いま日本全体にはびこっていることだ。さまざまなかたちで、ボランティアへの参加が半強制的に呼びかけられ、批判的な意見を言おうものなら、「もう決まったのだから、文句を言うな」「非国民」などと罵声を浴びせられる。

 しかし、そんな“オリンピック圧力”のなか、ある人物が椎名とはまったく対照的な発言をしていることをご存知だろうか。元マラソン選手でバルセロナ、アトランタ五輪のメダリストである有森裕子氏だ。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

「全国民が取り組め」の椎名林檎と対照的! メダリストの有森裕子が五輪至上主義を批判し「社会ファーストであるべき」のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。伊勢崎馨の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 中村文則「この選挙は決定的な岐路に」
2 救う会元幹部が安倍の拉致利用に怒り
3 中原昌也「安倍応援団はあまりに下世話」
4 平野、ケラ…作家たちが安倍政権にNO
5 安倍政権忖度でドキュメント番組が改変
6 博士、町山が安倍と見城の癒着批判
7 安倍が神戸製鋼社員時代に不正に関与?
8 自民党がテレビを恫喝しネトウヨ煽動!
9 安倍が拉致被害者に「北朝鮮に戻れ」と
10 美輪明宏が安倍と支持者を一喝!
11 加計関係者を判事に!安倍の司法私物化
12 沖縄問題を扱ったマンガ作品が話題に
13 葵つかさが「松潤とは終わった」と
14 吉永小百合が「9条は変えさせない」
15 山本太郎、改憲翼賛体制とどう闘う?
16 長谷川豊の自己責任論こそ維新の正体!
17 マツコ「安倍首相は馬鹿」にネトウヨが
18 安倍「妻は籠池さんに騙された」と言い逃れ
19 原発事故前に安倍が地震対策拒否
20 安倍首相が日報問題でも口封じ人事!
1山本太郎、改憲翼賛体制とどう闘う?
2安倍、森友加計問題の説明する気なし
3マツコ「安倍首相は馬鹿」にネトウヨが
4安倍「妻は籠池さんに騙された」と言い逃れ
5高江ヘリ事故に安倍首相「功績」アピール
6田崎史郎のトンデモ安倍擁護に玉川徹が
7見苦しい!安倍首相が無告知ゲリラ街宣
8安倍首相が街頭演説からトンズラ
9 自民党がネトサポに他党叩きを指南
10中原昌也「安倍応援団はあまりに下世話」
11加計関係者を判事に!安倍の司法私物化
12山本太郎「リベラルをひとりも減らすな」
13安倍首相が日報問題でも口封じ人事!
14自民党がテレビを恫喝しネトウヨ煽動!
15原発事故の主犯は安倍、裁判所の判断も
16小学8年生の安倍伝記漫画が反日と炎上
17長谷川豊の自己責任論こそ維新の正体!
18ノーべル賞ICAN の足を引っ張る安倍
19昭恵氏に新たな口利き疑惑 オカルトの影も
20博士、町山が安倍と見城の癒着批判

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

連載一覧へ!

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」