日本政府が南スーダンへの武器輸出禁止決議を棄権! 自衛隊“駆けつけ警護”だけが目的の安倍政権に大義なし

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
abe_01_161224.jpg
首相官邸ホームページより


 南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)で、新任務「駆けつけ警護」を付与された自衛隊の現地入りが完了してから1週間とちょっと。日本政府がその南スーダンをめぐってとんでもない行動に出た。

 23日、国連安全保障理事会の南スーダンに対する武器の輸出などを禁ずる制裁決議案の採決があったのだが、日本政府はその採決を棄権したのだ。その結果、採択に必要な理事国15カ国中9カ国の賛成を得られず、決議案が否決された。

 制裁決議案の提出国であるアメリカのサマンサ・パワー国連大使は「非常にがっかりしている。国連の事務総長までもが、過剰な武器の流入によって大勢の人々が命を落としていると指摘しているのに、これ以上議論を続ける必要があるのか。現地の残虐な状況に安保理メンバーの良心は揺り動かされないのか」(NHKニュースより)と、反対国や棄権国を厳しく批判した。

 当然だろう。南スーダンでは政治的対立及び部族間対立を背景とする政府軍と反政府軍の戦闘が断続的に発生している。また治安悪化で政府軍による市民の虐殺も起きており、南スーダンの人権問題を調査する国連の委員会は「飢えや集団強姦、村の焼き打ちといった形で、国内各地で既に民族浄化が進んでいる」「国際社会には(大虐殺に発展することを)防ぐ義務がある」と警告を発していた。

 今回の制裁はこうした状況を受けて、反政府軍、政府軍両方に武器の輸出禁止をするというもので、ジェノサイドを止めるためには絶対必要な措置だった。

 ところが、ジュバのPKOに自衛隊を派遣する日本政府はこの制裁案の対象に政府軍が含まれていることにずっと難色を示してきた。欧米諸国から「武器流入の削減や、憎悪や暴力をあおる人物への制裁をなぜ問題視するのか」と強く批判されても、その姿勢を変えようとしなかった。いったいなぜか。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

日本政府が南スーダンへの武器輸出禁止決議を棄権! 自衛隊“駆けつけ警護”だけが目的の安倍政権に大義なしのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。PKOスーダン宮島みつや武器輸出自衛隊の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 安倍の加計との面会否定が信じられない理由
2 是枝監督のカンヌ受賞作は貧困叩きへの違和感から
3 安倍の嘘を証明する文書を愛媛県が提出
4 のんが水木しげる全集に「戦争は本当にダメだ」
5 新潟県知事選で自公候補の“エセ県民党”ぶり!
6 安倍内閣が「面会確認困難」の閣議決定
7 岸井成格が安倍官邸から受けた圧力
8 弁護士懲戒を煽動のブログ「余命」の悪質
9 日テレ南京検証番組がネトウヨに徹底反論
10 岩城滉一騒動で「在日」差別激化
11 美輪明宏が安倍と支持者を一喝!
12 『かぐや姫の物語』は#MeTooを先取り
13 松本人志『ドキュメンタル』のセクハラ
14 是枝監督「映画が日本に利用されてる」
15 愛川欽也が「安倍に殺される」と
16 パワハラ休職した社員にさらなるパワハラ
17 安倍の改憲強行姿勢の裏で自民党と電通が国民投票対策
18 東京五輪ボランティアがブラックすぎ
19 安倍が前川前次官の発言をでっちあげ
20 山本大臣が「加計ありき」で京産大に圧力
1安倍が前川前次官の発言をでっちあげ
2岸井成格が安倍官邸から受けた圧力
3 安倍内閣が「面会確認困難」の閣議決定
4是枝監督のカンヌ受賞作は貧困叩きへの違和感から
5安倍の加計との面会否定が信じられない理由
6産経と杉田水脈が政権批判の学者狩り
7柳瀬氏答弁を京産大、愛媛県知事が批判
8NHK岩田、櫻井よしこが「良い独裁もある」
9安倍の金正恩評価発言に極右勢力は? 
10麻生「改ざんは個人の問題」は鬼畜発言
11 新潟県知事選で自公候補の“エセ県民党”ぶり!
12のんが水木しげる全集に「戦争は本当にダメだ」
13日テレ南京検証番組がネトウヨに徹底反論
14星田、村本、博士がデモ批判に反論
15山本大臣が「加計ありき」で京産大に圧力
16安倍の嘘を証明する文書を愛媛県が提出
17石田純一「セクハラは今も昔もアウト」
18弁護士懲戒を煽動のブログ「余命」の悪質
19自衛隊関連組織が日本会議の改憲署名に協力
20柳瀬秘書官の参考人招致は嘘と詭弁だらけ