>  >  > 貧乏人の努力で教育格差の克服は無理

福田萌も加藤浩次もわかってない!

衝撃! 貧乏な子どもがいくら勉強しても遊んでる金持ちの子より成績が悪いとの驚愕データが

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
katoukoujifukudamoe_01_150529.jpg
上・日本テレビ『スッキリ!!』番組ページより/下・福田萌オフィシャルブログより


 オリエンタルラジオ中田敦彦の妻でタレントの福田萌が“学歴自慢”をしたとして、炎上騒動が起きている。福田は横浜国立大卒であり、夫のオリラジ中田敦彦もまた慶応大卒という高学歴カップルだ。4月28日に放映された『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)で、そのことについて問われた福田は「私たちは、自分の力で学歴をつかみ取ってきたという誇りがある」「親が用意してくれた道を歩んだわけでなく、努力の証明として学歴がある」などと発言したことでネット大炎上、「学歴自慢」など大批判が展開されたのだ。そのため福田も「学歴自慢ではなく努力したことを誇りに思っているだけ」などと釈明に追われる事態となったのだ。

 本サイトが気になるのは、福田が自慢したかどうかではない。「学歴ではなく努力したことを誇っているだけ」という釈明のほうだ。学歴は本人の努力の証明。福田だけでなく、こう思い込んでいる人は少なくない。

 たとえば、5月14日に放映された『スッキリ!!』(日テレ系)での加藤浩次の発言だ。この日、千葉県南房総市が導入する「小学校塾代助成事業」について取り上げられ、コメンテーターの宇野常寛は親の収入と子どもの学歴に大きな関係があると説明したうえで、「学歴による階級上昇のためには塾に行けるかいけないかがものすごく大きい」「貧しい家庭に生まれた子どもにとって人生逆転のチャンス」と手放しで賛成した。しかしこれに対し司会の加藤が「そこはひっかかる」「学校教育は成熟していないのか?」と異議を唱え、ほかの出演者も賛同したのだ。

 しかし宇野が指摘したとおり、たしかに親の経済力と学力・学歴との相関関係は大きい。教育統計学者の舞田敏彦が発表した「東京大学生の家庭の年収分布」によれば、世帯収入950万円以上が一般世帯の倍以上の57%を占めたことで「教育格差は収入格差」と大きな話題となったほどだ。

 ただ福田や加藤のように、親の経済力との相関を踏まえたうえでも「本人たちが努力さえすれば、学歴格差は縮まる」「環境のちがいがあっても、努力で克服できる」などと信じている人は多いのではないだろうか。しかし残念ながら、こうした“子どもの努力次第論”は、根本から間違えていると言わざるを得ない衝撃のデータが存在する。それがお茶の水大学が調査、発表した「平成25年度全国学力学習状況調査(きめ細かい調査)の結果を活用した学力に影響を与える要因分析に関する調査研究」だ。

 公表されたグラフによると、両親の学歴と世帯所得が高い子ども(小6)は国語、算数ともに正答率が高い。次に平日の家庭学習時間と正答率の相関関係を示したグラフを見ると、長時間勉強する子どもほど学力の平均値は高くなっている。この2つのデータを見ると、「親の経済力」と「子どもの努力(学習時間)」両方の要素が学力に影響を及ぼすことがわかり、一見、親の経済力だけでなく、子ども自身の努力によっても、学力はあがるかに見える。

この記事に関する本・雑誌

教育格差の社会学 (有斐閣アルマ)

リテラのSNS

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

関連リンク

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 安倍政権の沖縄いじめがヒドい!
2 小池百合子が「東京に核ミサイル配備」
3 小池百合子は“女性の味方”じゃない!
4 能年玲奈に前事務所が「本名、使うな」
5 瀬戸内寂聴がさらに激烈安倍批判
6 小倉智昭が師匠・大橋巨泉に裏切り行為
7 鳥越俊太郎の女性問題を内調が調査開始
8 大橋巨泉の安倍批判の遺言がテレビでカット
9 橋下徹に恫喝された女子高生が告白!
10 自公が推す増田寛也と原発ムラ利権
11 SHELLYがネトウヨに堂々反撃
12 小池百合子の本性は“極右ヘイト”だ
13 浅田舞が真央との不仲は母のせいと告白
14 現役ヤクザが安保法制を批判!
15 浅田真央の父逮捕にマスコミ沈黙
16 秋篠宮家の料理番がブラック告発
17 水原希子に日本のネトウヨがヘイト攻撃
18 美輪明宏が安倍と支持者を一喝!
19 大橋巨泉が遺言で安倍晋三を痛烈批判!
20 天皇の「生前退位」は安倍改憲への抵抗
PR
PR
1天皇の「生前退位」は安倍改憲への抵抗
2石田純一が「一切の政治発言禁止」処分
3生前の永六輔が自民改憲草案を痛烈批判
4安倍が膳場や池上にもらした改憲の本音
5それでも石田純一の勇気を讃えよ!
6石田純一の会見で官邸がテレビを牽制
7参院選“改憲隠し”はテレビも同罪!
8米空軍機が沖縄で照明弾発射の暴挙も
9日本会議会長が「軍隊つくる」、安倍も
10鳥越俊太郎の女性問題を内調が調査開始
11安倍の御用TVが早速「改憲は必要」
12 林真理子が“夫のネトウヨ化”に嘆き節
13「与党2/3で改憲」発言の教師が謝罪
14小池百合子の本性は“極右ヘイト”だ
15小池百合子は“女性の味方”じゃない!
16自公が推す増田寛也と原発ムラ利権
17大橋巨泉の安倍批判の遺言がテレビでカット
18自民が新聞・テレビに違法広告ゴリ押し
19選挙特番がボツにした日本会議のテープ
20水原希子に日本のネトウヨがヘイト攻撃
PR
PR

カテゴリ別ランキング


人気連載

政治からテレビを守れ!

水島宏明

テレ朝とNHKの"失態"につけこむ安倍政権とほくそえむ籾井会長

政治からテレビを守れ!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」