「4月12日大地震」予言は大ウソだ!地震予言デマのからくりを暴く!

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茨城県鉾田市の海岸に打ち上げられたイルカたち(YouTube「ANNnewsCH」より)


「警戒!大地震が来るぞ!」「東海大地震クルコレ」「ついに東京壊滅か…」

 ──ネット上で多くの人びとが関心を寄せていた、“4月12日大地震発生”説。発信源は、阪神大震災や東日本大震災を予期していたとされる、ゲリー・ボーネル氏の予言にある。いわく、伊豆沖でマグニチュード9.2の大地震が起こり、その1週間後に首都直下地震が発生、東京から都市機能が奪われる……という予言だ。これに拍車をかけたのが、今月10日に茨城県鉾田市の海岸でイルカが150頭以上も打ち上げられたニュース。東日本大震災の直前である2011年3月4日にも、同じように茨城県の海岸でイルカが打ち上げられたからだ。

 が、あと数時間残されているが、ここまで12日に伊豆沖で大きな地震が発生することはなかった。だが、ネット上ではゲリー・ボーネル氏以外の予言にも注目が集まっており、たとえば手かざし予言が当たると評判で市川海老蔵がハマっていた“渋谷のゲイバーママ”の「2015年の5月末に大地震が来るわよ」発言を挙げ、「4月12日が外れたからといって、油断はできない」と不安に駆られているネット民も多いようだ。

 しかし、予言などというものは、いかに適当でバカバカしいものか。本サイトでは、“3・11を予言し、見事的中させた”として一躍オカルト界に名を馳せた霊媒師・松原照子の“幻の予言書”を紐解き、そのウソっぱち加減を暴いた。今回、以下に再録するので、ぜひこの機会に読んでみてほしい。

 予言に振り回されるほど、愚にもつかない行為はない。そのことを知ってほしいと思う。
(編集部)

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 ここ数年、ある“幻の書”の存在が幾度となく話題になっていることをご存知だろうか。27年前に刊行され、今は絶版となっているその本を入手しようとして、アマゾンや楽天、古本サイトで検索しても、常に品切れ状態。しかも最も話題になっていた時期には定価820円のこの本に対し、オークションで4万円もの値がつけられ、その後も平均して1万円前後という高値がつくという異常事態が続いている。

 その“幻の本”とは一体何か。それは『宇宙からの大予言─迫り来る今世紀最大の恐怖にそなえよ』(1987年1月発行/現代書林)なる予言の書である。著者は現在66歳の松原照子なる霊能師。そう、3・11東日本大震災の予言を的中させ、一躍オカルト界にその名を轟かせることとなったスピリチュアル霊能師なのである。

「太平洋側は動く気配がムンムンしています。『陸前高田』と云う地名が声にならない会話を自分にしています」「岩手・秋田・山形・宮城・福島・茨城」──。3・11の約1カ月前の2月16日。こんな予言が松原のブログに掲載された。さらに、松原は千葉、神奈川、東京、埼玉、群馬の県名を次々と挙げていく。その範囲の広さは、予言した松原自身が困惑し、「私がおかしいのか」とさえ記すほどだった。そして、約1カ月後の3月11日に、松原のほぼ予言どおり、未曾有の大震災が東日本の広い範囲を襲ったのだ。

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