“愛妻家アピール”で事件を封印!? 猪瀬直樹の厚顔無恥ぶり

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
inose_01_141108.jpg
猪瀬直樹公式サイトより


 やっぱり猪瀬直樹は猪瀬直樹だった。──医療法人「徳洲会」グループから5000万円の資金を受けていたことが発覚して辞任し、その後沈黙を続けていた猪瀬直樹前都知事が、先日『さようならと言ってなかった わが愛 わが罪』(マガジンハウス)を上梓した。

 約1年ぶりの表舞台への復帰でもある本作だが、当然、注目されるのは徳洲会からの資金提供の“真相”だ。……しかし本書は、タイトルからもわかるように冒頭から、昨年急逝した妻・ゆり子さんへの想い、そして出会いから闘病までの“愛の物語”に埋め尽くされていた。そう。徳洲会事件の際、追求された猪瀬が「妻が、妻が」と連呼し、「口なしの死者に責任転嫁するのか」と批判を浴びた、その妻である。

 物語は2013年5月、ゆり子さんの発病から始まっている。愛犬の死をゆり子さんの発病に関連付けて、猪瀬は感傷的にこう記している。

「ゆり子と一体だった愛犬は、自分の運命をゆり子と重ね死期を悟ったのだろうか」

 ゆり子さんは愛犬の死と同時期に言葉が出てこないなどの不調をきたしていた。当初はペットロスか軽い脳梗塞だと考えていた猪瀬だが、検査の結果は悪性の脳腫瘍で、余命数ヶ月と宣告される。

 当時の猪瀬は、東京五輪招致で多忙を極めていた時期。余命宣告直後にも猪瀬はロシアのサンクトペテルブルクに行かなくてはならない。夫の帰国を待って手術を受けたゆり子さんだが、これは延命の手術に過ぎなかった。そしてゆり子さんの病状は急変、昏睡状態となり、同年7月21日に息を引き取るのだ。

 本書では闘病する猪瀬の妻へ愛情や懺悔、そして45年間の結婚生活の思い出で溢れている。

 猪瀬が一つ年下のゆり子さんと出逢ったのは、19歳の時だった。その後「作家になるため」上京した猪瀬と駆け落ち同然で暮らし始めたゆり子さん。貧しいながらも夫を信じ教職で家計を支える妻。

「僕たちは深刻ではなかった。どうにかなるさ、と笑い合った」(本書より)

 2人の子どもに恵まれ、そして夫は次第に作家として成功していく。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

さようならと言ってなかった わが愛 わが罪

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

“愛妻家アピール”で事件を封印!? 猪瀬直樹の厚顔無恥ぶりのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。伊勢崎馨愛人政治家の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 柳瀬秘書官が「安倍命の官邸についていけない」
2 財務省の矢野官房長がテレ朝に圧力
3 セクハラ被害のテレ朝記者に卑劣個人攻撃
4 羽生結弦パレードに和田政宗ら右派勢力が
5 元家族会の蓮池透が「安倍は嘘つき」
6 加計獣医学部講義で小川榮太郎のデマ本が
7 コムアイが明かした社会的発信への葛藤
8 セクハラかばう麻生財相の女性蔑視発言
9 AKB48「Teacher Teacher」に批判の声 
10 麻生太郎が愛人の店に2360万円
11 恵俊彰が田崎史郎を「政権の代弁者」と
12 安倍の嘘つきは小学生時代からだった
13 財務省・福田次官のセクハラ否定がヒドい
14 自衛官「国民の敵」暴言を生んだのは安倍政権
15 首相案件文書に安倍首相と加計理事長の相談が
16 財務次官セクハラが海外メディアでも
17 ショーンKと同じ!安倍首相も学歴詐称
18 村田諒太が安倍政権の国民栄誉賞に異論
19 安倍首相が大阪でやらせ応援プラカード
20 パワハラ社長を撃退した新聞記者の戦い
1高畑勲監督が遺した安倍政権への無念の言葉
2セクハラかばう麻生財相の女性蔑視発言
3首相秘書官「本件は首相案件」
4首相案件文書に安倍首相と加計理事長の相談が
5森友「口裏合わせ」「身を隠せ」指示判明
6村田諒太が安倍政権の国民栄誉賞に異論
7安倍首相が大阪でやらせ応援プラカード
8 安倍が「こんな人たち」につづき「左翼は人権侵害が平気
9「安倍はやめろ」抗議デモが国会前を埋め尽くした
10柳瀬秘書官、安倍、加計が一緒にゴルフ
11加計獣医学部講義で小川榮太郎のデマ本が
12財務省・福田次官のセクハラ否定がヒドい
13柳家小三治「総理いつまでやってんだ」
14田崎史郎が「僕“でさえ”会ってると思う」
15上念司もケントと同様、加計の客員教授
16柳瀬秘書官が「安倍命の官邸についていけない」
17高畑勲監督が「日本の侵略戦争」を問うた幻の映画企画
18自衛隊隠蔽は安倍、稲田が引き起こした
19セクハラ被害のテレ朝記者に卑劣個人攻撃
20 財務次官セクハラが海外メディアでも