暴力団、スパイ、安倍首相父の懐刀…なべおさみの自伝がヤバい!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
nabeosami_01_140706.jpg
『やくざと芸能と 私の愛した日本人』(イースト・プレス)

 島田紳助が暴力団との“黒い交際”が発覚し、芸能界を引退して早3年。芸能人にとってはやくざと接点が発覚すれば命取りとなるのは必至だが、そんななかで「とんでもない本が出た!」と業界を騒然とさせているのをご存じだろうか。

 それは、タレントのなべおさみが上梓した『やくざと芸能と』(イースト・プレス)。なべおさみといえば、息子・なべやかんの“明大裏口入学事件”で有名だが、この本のなかで彼は、自身の闇勢力との付き合いを振り返っているだけでなく、芸能とやくざの関わりを歴史から紐解き、天皇とやくざの関係にまで言及しているのである。

 だが、本書の見どころはそれだけに留まらない。なべは驚きの芸能界の裏側や大物政治家とのつながりまで、かなり赤裸々に明かしているのだ。

 まず、なべは大学在学中から放送作家として活躍し、その後は渡辺プロダクションに所属して人気歌手・水原弘の付き人を務めていた。当時のナベプロといえば、現在にいたる芸能システムを一気に築き上げ、創業者の渡辺晋はいわば元祖“芸能界のドン”的存在。なべはそんな渡辺社長を「お屋形様、信長様」と慕い、信奉していたという。

 ある日、なべは渡辺社長と妻で副社長の美佐夫人から自宅へ来いと急に呼び出された。そして突然、「来年からお前は渡辺プロのために、隠密になって働いてもらいたい」と命が下る。ここでいう隠密とは、待遇に不満を持つ所属タレントの話を聞き、「あくまでタレント側に立って味方しつつ、相手に悟られない様に事務所側に導く事」。いわば間者、スパイを任せられたというわけだ。“ナベプロ帝国”と呼ばれたほどの影響力をもっていたとはいえ、こんなえげつない作戦まで展開していたとは……。

 しかし、お屋形様に「陰の世界の任務」を課せられたなべは思わず“血がわななき”、忍者活動に精を出す。加賀まりこが布施明との子を宿して未婚の母になる決意を固め姿を消してしまったときには、つてを辿り隠れ家を探し当て、森進一が独立を画策すればそれを阻止。タレントにしておくのはもったいないほどの働きぶりである。

 こうしたなべの懐柔の手腕は、いつしか政界でも重宝されるように。とくに懇意の間柄となったのは、政治家の安倍晋太郎だ。そう、あの安倍晋三の父である。なべは「私自身の政界での原点、親分は安倍晋太郎です」と綴るほど、入れ込んでいたようだ。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

やくざと芸能と 私の愛した日本人

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

暴力団、スパイ、安倍首相父の懐刀…なべおさみの自伝がヤバい!のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。安倍晋三暴力団の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 安倍は経済・社会保障でも嘘つきまくり
2 見城AbemaTV安倍ヨイショとテレ朝
3 平野、ケラ…作家たちが安倍政権にNO
4 中村文則「この選挙は決定的な岐路に」
5 救う会元幹部が安倍の拉致利用に怒り
6 中原昌也「安倍応援団はあまりに下世話」
7 博士、町山が安倍と見城の癒着批判
8 美輪明宏が安倍と支持者を一喝!
9 安倍政権忖度でドキュメント番組が改変
10 安倍が神戸製鋼社員時代に不正に関与?
11 安倍が拉致被害者に「北朝鮮に戻れ」と
12 自民党がテレビを恫喝しネトウヨ煽動!
13 マツコ「安倍首相は馬鹿」にネトウヨが
14 山本太郎、改憲翼賛体制とどう闘う?
15 自民党がネトサポに他党叩きを指南
16 加計関係者を判事に!安倍の司法私物化
17 長谷川豊の自己責任論こそ維新の正体!
18 葵つかさが「松潤とは終わった」と
19 民主解党論の裏にジャパンハンドラー
20 沖縄問題を扱ったマンガ作品が話題に
1山本太郎、改憲翼賛体制とどう闘う?
2安倍、森友加計問題の説明する気なし
3マツコ「安倍首相は馬鹿」にネトウヨが
4安倍「妻は籠池さんに騙された」と言い逃れ
5高江ヘリ事故に安倍首相「功績」アピール
6田崎史郎のトンデモ安倍擁護に玉川徹が
7中原昌也「安倍応援団はあまりに下世話」
8 自民党がネトサポに他党叩きを指南
9自民党がテレビを恫喝しネトウヨ煽動!
10加計関係者を判事に!安倍の司法私物化
11山本太郎「リベラルをひとりも減らすな」
12安倍首相が日報問題でも口封じ人事!
13原発事故の主犯は安倍、裁判所の判断も
14小学8年生の安倍伝記漫画が反日と炎上
15長谷川豊の自己責任論こそ維新の正体!
16ノーべル賞ICAN の足を引っ張る安倍
17中村文則「この選挙は決定的な岐路に」
18昭恵氏に新たな口利き疑惑 オカルトの影も
19博士、町山が安倍と見城の癒着批判
20大手メディア衆院選情勢調査の結果は

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

連載一覧へ!

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」