社会に関する話題……本と雑誌のニュースサイト/リテラ
上野千鶴子「東大祝辞」でワイドショーコメントが酷い! 東国原英夫、坂上忍、玉川徹、東大卒元官僚の山口真由も
重要な意味を持つ上野氏の祝辞だったが…(東京大学公式HPより)
東京大学入学式で社会学者の上野千鶴子がおこなった祝辞が、大きな話題を呼んでいる。
上野はまず女子や浪人の受験生を差別していた東京医科大学の不正入試問題にふれた上で、東大における入学者の女子比率がわずか2割であるという事実、女性差別が東大に蔓延る現実を紹介。そして、「がんばってもそれが公正に報われない社会」のなかで「がんばったら報われる」と思えること自体が本人の努力の成果ではなく環境のおかげであるということを突きつけ、「恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください」と呼びかけた。
自己責任論が蔓延し、自助努力がデフォルトの価値になりつつあるいま、東大生に向かって上野が呼びかけた言葉は大きな意味をもつだろう。そして、女性に対する差別があらゆる面で顕在化する昨今の状況を考えれば、上野のスピーチに深く頷いた人がSNSに溢れたのも当然だ。なかでも、入学式という祝いの場でも空気を読むこともなく、東大生が起こした性暴力事件をもとにした姫野カオルコによる小説『彼女は頭が悪いから』(祝辞で上野も述べたとおり、この小説タイトルは取り調べで加害者である東大生が口にした台詞だ)を俎上に載せ、「この作品を読めば、東大の男子学生が社会からどんな目で見られているかがわかります」と言及した点はさすがとしかいいようがない。
だが、まさしく入学式にこそふさわしいこの祝辞に対して噛みついたのが、情報番組、ワイドショーだった。
たとえば、14日放送の『Mr.サンデー』(フジテレビ)では、三田友梨佳アナや元フジ女子アナで弁護士の菊間千乃が上野の言葉に賛同を示すなか、木村太郎が「性差別があるってことを最初から最後までずーっと言って、僕はその通りだと。では、何したらいいのかってことはわからないの、これ」「女性がそれだけ差別されたのなら、どうやって戦うのかというメッセージがない」と苦言。性差別があることを認めるのであれば、社会で圧倒的優位性をもつ男性として考える是正策を木村が提案すればいいと思うが、「弱者が弱者として守られるのがフェミニズムなんですよ。これでは勝てない」などと批判した。
上野は「フェミニズムはけっして女も男のようにふるまいたいとか、弱者が強者になりたいという思想ではありません。フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想です」と述べていたのに、木村は勝手にフェミニズムをねじ曲げ、勝ち負けの世界に引きずり込んでしまったのである。
一方、昨日放送の『モーニングショー』(テレビ朝日)では、普段は果敢に政権批判をおこなう玉川徹が“ほんとうは東大の女子入学生に『女の幸せって何だと思いますか』と訊きたかった”と言い出し、東大首席卒業で元財務官僚の山口真由に「山口さんって女の幸せって何だと思う?」と質問。すると、山口が「女の幸せ? やっぱりでも、結婚して子どもをちゃんと産んで、きちんとした家庭を育てていくこと」と答えると、玉川はこう述べた。
「東大の女子でも山口さんみたいに考えている人、多いと思う。男の人から愛されて、幸せな家庭をつくってっていうのがあって、でも仕事もちゃんとやりたいんだけど、これは両立しないっていうか。愛されてって方向として選ばれないと思っている人、多いんじゃないかな」
東大卒元財務官僚の山口真由は「ラッキーにフォーカスすべき」と唖然発言
どうして新入生に「女の幸せ」を尋ねる必要があるのかさっぱり意味がわからないが、この「愛されてって方向として選ばれない」という一言こそ、上野が祝辞で問題視したものだ。上野は男子学生が東大であることを誇るが女子学生はそうではないことにふれ、「男性の価値と成績のよさは一致しているのに女性の価値と成績のよさとのあいだにはねじれがある」と喝破。そして、「女子は子どものときから『かわいい』ことを期待される」「愛される、選ばれる、守ってもらえる価値には、相手を絶対におびやかさないという保証が含まれています。だから女子は、自分が成績がいいことや東大生であることを隠そうとする」とその背景を説明した。玉川の「愛されてって方向として選ばれないと思っている人、多いんじゃないかな」という視線はハナから女を「選ばれる存在」に置くもので、だからこそ「女の幸せ」などという男子学生にはけっして訊かない質問が飛びだしたのだろう。この、あらかじめ結婚や出産育児が念頭におかれた「女の幸せ」というフレーズは、女性にとっては呪いの言葉であり、女性自身が「それが幸せなのだ」と内面化してきた要因のひとつであることは間違いない。
終始、上野の祝辞の意味からズレつづけた『モーニングショー』だったが、その最たるものが、石原良純が「上野さんの話は(実態と)合致してるのかな」と疑義を呈した際の、山口の言葉だろう。山口は「そこはあると思います。私も、前半部分見て、上野先生の生きてきた時代もあるし、相当こっちから見ても距離感あって、だからみんなフェミニズムとか勉強しなくなっちゃう」と言うと、こう続けた。
「しかも、上野先生って成功して恵まれているわけじゃないですか。ラッキーだったところにフォーカスしたほうがいいのになって」
上野は東大に入学できるほど教育機会に恵まれた新入生に対し、そのがんばりを恵まれない多くの人びとのために使ってほしい、と述べた。それは、東大を首席卒業し財務省に入省してキャリア官僚になった山口のような人物にこそ向けられたものだったはずだ。だが、そのことにも気付かず「恵まれているんだから、ラッキーだったことにフォーカスしたほうがいいのに」と無邪気に語ったのである。
上野の格差社会批判に東国原は「がんばらない人がいる」と批判
しかし、こうした木村や玉川、山口といったコメンテーターをさらに上にゆくズレたコメント、いや「暴言」を連発した人物がいた。『バイキング』(フジテレビ)の東国原英夫だ。
東国原はまず、4年制大学進学率が男子55.6%に対して女子48.2%と差があることについて、上野が「成績の差ではありません。『息子は大学まで、娘は短大まで』でよいと考える親の性差別の結果です」と話したことを「本人の意思もある」と反論。その理由は、こうだ。
「女性が手に職をつける、看護師だとか保育士だとか衛生士だとか調理師だとか美容師だとか。そういう方は4年制大学は捨てる」
看護師が「看護婦」、保育士が「保母さん」と呼ばれてきた歴史が物語るように、それらが女性の専門職と見なされてきたのは性的役割分業と切り離せないし、それは女性にあてがわれた数少ない職業だった。いまではその是正も徐々に進んでいるが、それでもいまだに女性の職業とみなし、「本人の意思で4年制大学を選ばない」根拠にするのだから、よくこれで県知事など務めたものだとあきれるほかない。
だが、東国原の噛みつきは続いた。上野が「世の中には、がんばっても報われない人、がんばろうにもがんばれない人、がんばりすぎて心と体をこわした人たちがいます。がんばる前から『しょせんおまえなんか』『どうせわたしなんて』とがんばる意欲をくじかれる人たちもいます」と述べたことに対し、こんなことを言い出したのだ。
「あのなかでひとつだけ足りないのは『がんばらない人がいる』ということを言っていないですよね。世の中にはがんばらない人がいるんですよ。がんばれるのに。その方たちをどうするかっていう問題提起はされていないなって僕の疑問でしたね」
「がんばろうにもがんばれない人」を、自己責任論者は「がんばらない人」と呼ぶ。こうした自己責任論者の存在があるからこそこのスピーチはおこなわれたはずだが、それを東国原は理解できないのである。
東国原「主体的な女性がいないのは国民性」「国連の言うとおりしなくていい」
しかし、もっとも頭が痛くなったのは、政治家の女性比率が低いことについて話題が及んだときの、こんな発言だ。
ある地方で候補者を公募したものの女性の応募者がいなかった、という話をはじめた東国原は、「女性がなりたいという人が少ないんです。それは男性社会だから、男性環境だから行きたくないというのもひとつあるけども、面倒くさいことが嫌だとか、子育てできない結婚もできないという理由で諦められるという方がいらっしゃるのも事実なんですね」としたり顔で解説。「女性は面倒くさいことが嫌」などということのデータなり根拠を示していただきたいものだが、そもそもこんなことを言うのなら子連れ議員が批判に晒される議会のほうを問題にすべきだ。だが、そんなツッコミが入ることもなく、東国原はこう続けたのだ。
「ですから、たしかにジェンダーギャップ指数というのは世界110位ですよ。日本は低いんですけども、それは、僕が考えるにですよ、ジェンダーギャップ指数を埋めようという主体的な女性がまだ日本国内では少ないんじゃないかなと思っています。たとえば結婚について、『私は専業主婦のほうがいいわ、専業主婦になりたいの。高等教育はいいわ』と自分で考えられる方が多いと思うんですね。これ、国民性なんですよ。ですから、それを無理やり国連が言うように同数に引き上げるというのを無理におこなわなくても僕はいいんじゃないかと思うんです」
「ジェンダーギャップ指数というのは社会的な地位とかそういうことですよね。でも、たとえば内心である家庭内、家庭内を考えたら、圧倒的に女性が権力もってます。女性のほうが、奥さんのほうが権力もってるんですよ。そこは数値化できないんですよ。そのね、ジェンダーギャップ指数、そこの数字も入れたら、日本って女性が上になると思いますよ。そういう数字も入れていないというところを、先生にちょっと忖度していただきたかったと思います」
男女の給与格差や女性の非正規雇用率の高さ、就活セクハラに働いても平等な分担とはならない育児・家事など、この社会で働こうとするとき女性に待ち受けている不平等、理不尽をまったく顧みず「専業主婦志向が高いのは国民性」と言い切る無知さ。そして、「かかあ天下」の数字を加味しろと言う昭和のオヤジ思考……。しかも、このバカバカしい話に対し、MCの坂上忍は「性差別とかそういうのも、男社会だからどうのこうのと言うのは簡単だし、実際問題そうなのかもしれないけど、逆に女性が社会に進出しているのを女性が足を引っ張ったり、女性の絶対数がまだまだ増えていないんじゃないかというのは僕もやっぱ感じて」などと述べたのだった。
テレビが図らずも露呈させた、この国の地獄ぶり──。いや、もしかするとあの上野千鶴子のこと、こうした現実を可視化させることも計算の上での祝辞だったのかもしれないとも思えてくるが、ともかくこの惨状こそが日本の実情なのである。そういう意味でも、重要な祝辞だったことがよくわかるというものだろう。
(田岡 尼)
最終更新:2019.04.16 10:51
関連記事
新着 | 芸能・エンタメ | スキャンダル | ビジネス | 社会 | カルチャー | くらし |
斎藤知事が百条委員会欠席で「知事会出席」を理由にするも…前の知事時代には政府主催の知事会を欠席しあの時の懇話会に参加
国民民主・玉木雄一郎の不倫に“政治活動中の公私混同”疑惑が浮上! ヤバすぎる差別体質とビジネス右翼ぶりにも懸念の声
松本人志「訴訟取り下げ」でワイドショーが醜悪な忖度! 吉本御用スポーツ紙は「物証なし」だけ強調し復帰を扇動
萩生田光一ら非公認“裏金”候補に自民党から政党助成金2000万円振込み発覚も…選挙情勢では続々当選の可能性
“裏金”“統一教会”の萩生田光一を応援する極右勢力と有名テレビコメンテーター 一方、新たな裏金疑惑を検察が捜査開始の報道も
石破茂が史上最速で馬脚あらわに! 手のひら返し解散、統一教会も裏金も再調査せず、菅・麻生以外の人事も酷い
安倍首相が統一教会に選挙支援依頼の証拠を朝日がスクープ! 進次郎のバックにいる菅義偉や萩生田光一もあらためて追及せよ
高市早苗のヤバさは極右思想だけじゃない! 総務省文書問題、統一教会との関係、政治資金規正法違反をめぐる“大嘘”の数々
傀儡・小泉進次郎が改革できない“キングメーカー菅義偉”の官房機密費疑惑! 不正選挙やメディア対策にも
兵庫・斎藤知事問題で維新の責任を改めて検証! 局長を“自死”に追い詰めた維新県議、課長の自死は吉村肝煎り優勝パレードが原因か
松本人志「訴訟取り下げ」でワイドショーが醜悪な忖度! 吉本御用スポーツ紙は「物証なし」だけ強調し復帰を扇動
『仰天ニュース』“赤木ファイル”特集で安倍政権・公文書改ざん事件の卑劣があらためて注目! 中居正広も「あってはならない」と
ジャニーズ会見で井ノ原の「ルール守って」発言賞賛と記者批判はありえない! 性加害企業が一方的に作ったルールに従うマスコミの醜悪
ジャニーズ性加害でジュリー社長辞任もテレビ局は検証放棄! 局内での行為が疑われるテレ朝とNHKの無責任な姿勢
ジャニーズ性加害問題で露わになったテレビ局の共犯性! ジュニアの練習場を提供したテレビ朝日はジュリーの謝罪後も批判なし
坂本龍一が最後まで中止を訴えた「神宮外苑森林伐採・再開発」の元凶は森喜朗! 萩生田光一も暗躍、五輪利権にもつながる疑惑
れいわから出馬 水道橋博士が主張する「反スラップ訴訟法」の重要性! 維新・松井だけでなく自民党も批判封じ込めで訴訟乱発
自公維新が提出「国民投票法改正案」にネットで批判の声広がる! 小泉今日子も〈#国民投票法改正案に反対します〉と投稿
三浦瑠麗が「医者はワイドショー見てコロナ怖がりすぎ」と医療従事者を嘲笑! 専門家から反論されると半笑いで「私、医者じゃないんで」
Netflix版『新聞記者』の踏み込みがすごい! 綾野剛が森友問題キーマン官僚に、安倍御用ジャーナリストはあの人が…
国民民主・玉木雄一郎の不倫に“政治活動中の公私混同”疑惑が浮上! ヤバすぎる差別体質とビジネス右翼ぶりにも懸念の声
“裏金”“統一教会”の萩生田光一を応援する極右勢力と有名テレビコメンテーター 一方、新たな裏金疑惑を検察が捜査開始の報道も
窮地の岸田首相が一番頼りにしているのはあの「Dappi」“仕掛人”説の自民党・元宿仁事務総長!「日本の黒幕」特集本が暴いた新事実
兵庫・斎藤知事の「パワハラ告発職員」追いつめに維新県議が協力していた! 職員は吉村知事肝いり「阪神優勝パレード」めぐる疑惑も告発
“既成政党に与しない”石丸伸二の選対本部長は「自民党政経塾」塾長代行! 応援団筆頭に統一教会系番組キャスターの元自民党職員も
小池百合子が都幹部だけでなく“最側近”を天下りさせていた!「大日本帝国憲法復活」「国民主権を放棄せよ」の請願に関与の元特別秘書
大阪万博建設現場のメタンガスが急増し1日2tも発生! 3月の爆発事故では「通報遅れ」「天井破損」を隠蔽していたことが発覚
萩生田光一が裏金問題で提出した「領収書の嘘」が発覚! 安倍元首相が「官房機密費100 万円を参院候補者に手渡し」報道も
吉村知事はガス爆発でも開き直り「他区域ではガスが出ない」と大嘘! 地下鉄工事でメタンガス確認、大阪市も発生可能性認めたのに
吉村知事が「万博出禁」と攻撃した玉川徹のコメントはどれも当たり前の指摘ばかり! 吉村の言論弾圧体質はプーチン並み
維新ゴリ押し 万博&カジノにかかる金はインフラ整備を含めると8000億円以上だった! 大半が国と大阪市の負担、巨額の税金も投入
防衛費増額の財源で「法人税」を削除し「国民全体の負担」だけにした政府有識者会議は読売社長、日経元会長、朝日元主筆がメンバー
菅首相の追加経済対策の内訳に唖然! 医療支援や感染対策おざなりでGoToに追加1兆円以上、マイナンバー普及に1300億円
菅首相のコロナ経済支援打ち切りの狙いは中小企業の淘汰! ブレーンの「中小は消えてもらうしかない」発言を現実化
菅首相の追加経済対策が“自助”丸出し! コロナ感染対策は10分の1以下、大半が新自由主義経済政策に…坂上忍も「バランスおかしい」
悪評「マイナポイント」事業の広報費は54億円、1カ月で半分を浪費! 事務局事業も電通がトンネル法人通じて140億円
三浦瑠麗のアマプラCMは削除されたが…amazonもうひとつの気になるCM! 物流センター潜入取材ルポが暴いた実態とは大違い
安倍首相“健康不安”説に乗じて側近と応援団が「147日休んでない」「首相は働きすぎ」…ならば「147日」の中身を検証、これが働きすぎか
正気か? 安倍首相の諮問機関「政府税調」がコロナ対策の財源確保と称し「消費税増税」を検討! 世界各国は減税に舵を切っているのに
東京女子医大がボーナスゼロで400人の看護師が退職希望! コロナで病院経営悪化も安倍政権は対策打たず加藤厚労相は “融資でしのげ”
斎藤知事が百条委員会欠席で「知事会出席」を理由にするも…前の知事時代には政府主催の知事会を欠席しあの時の懇話会に参加
萩生田光一ら非公認“裏金”候補に自民党から政党助成金2000万円振込み発覚も…選挙情勢では続々当選の可能性
安倍首相が統一教会に選挙支援依頼の証拠を朝日がスクープ! 進次郎のバックにいる菅義偉や萩生田光一もあらためて追及せよ
高市早苗のヤバさは極右思想だけじゃない! 総務省文書問題、統一教会との関係、政治資金規正法違反をめぐる“大嘘”の数々
傀儡・小泉進次郎が改革できない“キングメーカー菅義偉”の官房機密費疑惑! 不正選挙やメディア対策にも
兵庫・斎藤知事問題で維新の責任を改めて検証! 局長を“自死”に追い詰めた維新県議、課長の自死は吉村肝煎り優勝パレードが原因か
自民党総裁選広告「THE MATCH」は「おじさん」どころか「腐敗ジジイの詰め合わせ」だ! 担当の平井広報本部長は親族ぐるみ税優遇
岸田首相「総裁選不出馬」にごまかされるな! 後継候補の河野太郎、高市早苗、石破茂、小泉進次郎、小林鷹之の欺瞞
都知事候補討論会ですっとぼけるも…小池百合子に清和会時代、裏金を受け取っていた可能性が浮上! 派閥上納額は安倍を超える120万円
裏金裁判で安倍派幹部たちの嘘が明らかに! 抜け穴だらけの政治資金規正法改悪で幕引き図ろうとする自民・岸田政権
瀬戸内寂聴が生前、語っていた護憲と反戦…「美しい憲法を汚した安倍政権は世界の恥」と語り、ネトウヨから攻撃も
「BTSグラミー賞逃す」報道に「韓国人のニュースいらない」「日本人の受賞を報じろ」と炎上攻撃が! 日本スゴイの精神的鎖国
ぼうごなつこ『100日で崩壊する政権』を読めば、安倍首相が病気で辞任ししたのでなく国民が声をあげ追い詰めたことがよくわかる
百田尚樹が「安倍総理にお疲れ様とメールしても返信なし、知人には返信があったのに」とすねると、2日後に「安倍総理から電話きた」
村上春樹が長編小説『騎士団長殺し』とエッセイ『猫を棄てる』に込めた歴史修正主義との対決姿勢! 父親の戦中の凄惨な中国人虐殺の記憶を…
村上春樹がエッセイ『猫を棄てる』を書いたのは歴史修正主義と対決するためだった! 父親の戦中の凄惨な中国人虐殺の記憶を…
安倍首相に利用された星野源がエッセイに書いていた“音楽が政治に利用される危険性” 「X JAPANを使った小泉純一郎のように」
“宇予くん”で改憲煽動のJCと手を組んだTwitter Japanはやっぱり右が大好きだった! 代表は自民党で講演、役員はケントに“いいね”
ウィーン芸術展公認取り消しを会田誠、Chim↑Pomらが批判! あいトリ以降相次ぐ“検閲”はネトウヨ・極右政治家の共犯だ
「ノーベル賞は日本人ではありませんでした」報道で露呈した日本の“精神的鎖国” 文化も科学もスポーツも「日本スゴイ」に回収
幸福の科学出家騒動は清水富美加個人の責任なのか? カルト宗教信者の子どもたちが抱える問題
話題の本『夫のちんぽが入らない』のタイトルに込められた深い意味…しかし一方では広告掲載拒否の動きが
福島の子ども甲状腺がん検診「縮小」にノーベル賞の益川教授らが怒りの反論! 一方、縮小派のバックには日本財団
介護殺人に追い込まれた家族の壮絶な告白! 施設に預ける費用もなく介護疲れの果てにタオルで最愛の人の首を…
宇多田ヒカル「東京はなんて子育てしにくそう」発言は正しい! 英国と日本で育児への社会的ケアはこんなに違う
今もやまぬ人工透析自己責任論の嘘を改めて指摘! 糖尿病の原因は体質遺伝、そして貧困と労働環境の悪化だった
『最貧困女子』著者が脳機能障害に! 自分が障害をもってわかった生活保護の手続もできない貧困女性の苦しみ
雨宮塔子が「子ども捨てた」バッシングに反論! 日本の異常な母性神話とフランスの自立した親子関係の差が
『NEWS23』に抜擢された雨宮塔子に「離婚した元夫に子供押しつけ」と理不尽バッシング! なぜ母親だけが責任を問われるのか
小島慶子が専業主夫の夫に「あなたは仕事してないから」と口にした過去を懺悔!“男は仕事すべき”価値観の呪縛の強さ
人気記事ランキング
カテゴリ別ランキング
社会
ビジネス
人気連載
アベを倒したい!
ブラ弁は見た!
ニッポン抑圧と腐敗の現場
メディア定点観測
ネット右翼の15年
左巻き書店の「いまこそ左翼入門」
政治からテレビを守れ!
「売れてる本」の取扱説明書
話題のキーワード