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やっぱり! 秋元康は欅坂46襲撃事件も須藤凜々花の結婚発言も知らんぷり! 一方で30億円の豪邸を建設する強欲
AKB48公式サイト「秋元康プロフィール」より
先月24日、幕張メッセで行われた欅坂46の全国握手会にて、発煙筒を燃やした男が確保され、果物ナイフを所持していたことから銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された件はいまでも議論を呼んでいる。
取り調べのなかで男は「刺して殺そうと思った」と供述しているうえ、忘れ物を装って荷物検査を突破する巧妙な手口も明らかになった。ケガ人などは出なかったからよかったものの、これは、警備体制などはもちろん、握手会ビジネスそのものについて再考すべき重大な事件である。だが、翌25日も欅坂46の個別握手会は幕張メッセで予定通り行われ、これにはファンからも疑問の声が多く出された(同会場で予定されていた、乃木坂46全国握手会およびAKB48個別握手会も予定通り行われた)。今月9日にパシフィコ横浜で予定されている欅坂46個別握手会もスケジュール通り行われるという。
事件から1週間近くが経ったが、いまも、プロデューサーである秋元康氏はなんのコメントも出していない。人命が危ぶまれるような事態であり、本来であれば、トップの権限で握手会スケジュールを止めてしかるべき事態だとも思うが、そういった対応をしていないのはもちろん、いま現在でも沈黙を貫き通している。
また、秋元康氏関連グループをめぐる騒動といえば、先月17日に行われたAKB48選抜総選挙の壇上でなされた、NMB48の須藤凜々花の結婚スピーチも記憶に新しい。
この件は想像以上の反響を巻き起こし、ワイドショーでも翌週の中盤あたりまで大きく取り扱われ続けるなど大炎上となったわけだが、先月25日付読売新聞に掲載された彼の連載コラム「1分後の昔話」ではこのようなコメントを出していた。
〈僕は彼女とまだ直接、話せていないので詳しくはわからないが、彼女なりの苦渋の選択だったと思う。須藤凜々花は正直な人だ。何事もなく、「応援、ありがとうございました」というスピーチで終われば、こんなに叩かれることもなかっただろう。それでも、彼女は、いち早く、今の本当の気持ちを伝えたかったのだと思う。笑顔で自分のうそを隠せない彼女のジレンマを感じた。「だったら、辞退すべきだったのでは?」という声も聞こえるが、そうなったのがいつなのかにもよるし、彼女なりにずっと悩んで、あの場に立ったのかと思うと切ない。〉
秋元康の須藤凜々花結婚スピーチへの対応にファンも怒り
AKB48グループの年間スケジュールのなかでも最大の興行の場で、いちタレントが単独行動できるはずはなく、秋元氏も結婚宣言について知っていたはず。実際、前総監督の高橋みなみはSNSアプリの755に〈私がモヤモヤしてるのは運営〉、〈一部は知ってたはずなんだよ〉と書き込んで運営を批判しており、「週刊文春」(文藝春秋)2017年6月29日号も、「須藤とホットラインを持つ、一部の“雲上人”は内容を事前に知っていた」としていた。
「この連載コラムの文章にはファンの間でも不満の声が漏れており、〈康の俺は知らなかったアピール来たぞ!〉や〈すげー他人事だな〉といったコメントがネット上に書き込まれています。あの結婚スピーチの裏には、秋元さんや、彼女をプッシュしてきた幻冬舎社長の見城徹さんらの強い後押しがあると言われていますが、ファンはもちろん、メンバーやOGからも思った以上の反発があったことから、急旋回してこういう「知らなかった」という主張をし始めたのだと思います」(芸能誌記者)
実際、秋元氏は、自身がプロデュースするグループになにか問題が起きると、そのたびにこういった「知らなかった」アピールや、不自然な沈黙を決め込んできた。
16年10月に起きた、欅坂46のステージ衣装が「ナチスの軍服そっくり」であると問題になった騒動は記憶に新しい。これは国際的な問題にまで発展し、31日(現地時間)には、ユダヤ系人権団体であるサイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)が「ナチスによる虐殺の被害者にとって多大なる苦痛」として謝罪を要求するにいたった。そこで、欅坂46の所属レコード会社であるソニーミュージックと総合プロデューサーの秋元氏がそれぞれ謝罪コメントを発表したわけだが、そこでの謝罪コメントも、現場スタッフに責任を押し付けるひどいものだった。
「ニュースで知りました。ありえない衣装でした。事前報告がなかったので、チェックもできませんでした。スタッフもナチスを想起させるものを作った訳ではないと思いますが、プロデューサーとして、監督不行き届きだったと思っております。大変申し訳なく思っています。再発防止に向けて、すべて事前にチェックし、スタッフ教育も徹底して行いたいと思います」
また、12年にはこんなこともあった。乃木坂46のセカンドシングル「おいでシャンプー」ミュージックビデオでのスカートをたくし上げる振り付けが「下品だ」と批判が起こったのだが、その際、秋元氏はGoogle+に「ソニーミュージックの今野!なっ?やっぱり、乃木坂46の新曲『おいでシャンプー』の振り付けのあの部分、不評だろ?だから、会議の時に言ったじゃないか!あれは、やりすぎだよ」と投稿。乃木坂46運営委員会委員長の今野義雄氏を名指しで批判し、“後出しジャンケン”で担当者にすべての責任を押し付けた。
責任逃れを繰り返す一方、秋元康は横須賀に30億円の豪邸を建設中
16年4月に起こったHKT48「アインシュタインよりディアナ・アグロン」の歌詞が女性蔑視であると批判を浴びた問題でも、秋元氏は一切、見解を示すことはなかった。そればかりか、「アインシュタインよりディアナ・アグロン」をはじめ秋元氏のほかの作品も取り上げて、彼の女性蔑視的な視線を批評した本サイトの記事に対して、AKB運営会社であるAKSの法務部は「名誉毀損及び侮辱罪が成立する」「即刻、記事を削除せよ」というメールを送りつけてきた。本サイトが徹底抗戦の構えを記事で表明すると、その後、運営側は沈黙したが、批評さえ恫喝で黙らせようとする態度を見る限り、秋元氏およびそのスタッフに批判を真摯に受け止める姿勢は感じられない。
握手会での傷害事件といえば、14年5月25日に岩手県で行われたAKB48全国握手会でのこぎりを持った男が川栄李奈と入山杏奈と男性スタッフを切りつけた事件があるが、このときも秋元氏は沈黙。6月13日、『テリー伊藤のフライデースクープ そこまで言うか!』(ニッポン放送)に出演したものの、事件について触れることはなかった。結局、握手会再開が発表される前日の、6月29日付読売新聞の連載コラムに〈「夢をあきらめるわけにはいかない」。その信念から傷ついた彼女たちは立ち上がり、前に進んだ〉といったことを書くまで、コメントを出すことはなかった。
こうした責任押し付けや不自然なダンマリといった責任逃れの対応を貫く一方、今週発売の「週刊文春」17年7月6日号には興味深い記事が掲載されていた。現在、秋元氏は、三浦半島の海と富士山が一望できる土地に地上3階地下1階、床面積は600坪におよぶ大豪邸を建設中だというのである。土地と建物合わせて30億円にもなり、隣接した土地は幻冬舎が購入しているとも記事では報じられている。
責任は部下やメンバーに押し付ける一方で、利益はきっちり自分のものに。この搾取構造はいったいつまで続くのだろうか。
(編集部)
最終更新:2018.10.18 03:20
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