国民民主・玉木雄一郎の不倫に“政治活動中の公私混同”疑惑が浮上! ヤバすぎる差別体質とビジネス右翼ぶりにも懸念の声

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医療費削減のために尊厳死を法制化、同性愛差別発言…玉木雄一郎の弱者切り捨て思想

 今回の一件で、熱心な支持者以外からは党代表としての振る舞いを疑問視する声も上がりつつある玉木氏。しかし、不倫の是非以前に、玉木氏は公党のトップにふさわしい人物ではない。それは、玉木氏が差別主義者だからだ。

 その一例が、先の衆院選中に露呈させた高齢者差別だ。玉木氏は日本記者クラブ主催の党首討論において「若者をつぶすな」と主張するなかで、こう述べた。

「社会保障の保険料を下げるために、我々は高齢者医療、とくに終末期医療の見直しにも踏み込みました。尊厳死の法制化も含めて。こういったことも含めて医療給付を抑えて若い人の社会保険料給付を抑えることが、じつは消費を活性化して次の好循環と賃金上昇を生み出すと思っています」

 医療費削減のために尊厳死を法制化する──。この主張には「姥捨て山か」「優生思想にほかならない」と批判が噴出し、玉木氏も〈1分間の中ですべて説明しなくてはならなかったので雑な説明になったことはお詫びします〉〈尊厳死は自己決定権の問題として捉えています〉と釈明した。だが、国民民主党の政策パンフレットでは「現役世代・次世代の負担の適正化に向けた社会保障制度の確立」という項目のなかに「尊厳死の法制化」は位置づけられており、財政論の一環で尊厳死を捉えていることは疑いようもない事実だ。

 さらに、玉木氏の差別性があらわになったのが、同性愛をめぐる態度だ。

 議席を伸ばした衆院選直後である10月29日に玉木氏が生出演した『ひるおび』(TBS)では、自民党の石破茂首相と立憲民主党の野田佳彦代表が玉木氏を引っ張り合うイラストが描かれたパネルを使い、玉木氏が「モテ期」であると紹介。しかし、これに玉木氏は「嫌ですね。この男同士が(自分を)引っ張ってるって。気持ち悪い絵ですね」とコメントしたのだ。

 社会の差別を助長することにつながるという懸念ももたず、公共の電波でホモフォビアをむき出しにする。これだけでも公党の代表にふさわしくないが、たんに玉木氏個人の差別性が露呈しただけではない。というのも、国民民主党は同性婚の導入に賛成する立場をとっておらず、先の衆院選でも賛否を明確にしなかった。ようするに、党をあげて同性愛者の当然の権利に背を向けているのだ。

 そればかりか、2023年に成立した「LGBT理解増進法案」でも、国民民主党と維新が自民党に要求した修正案によって、それでなくても酷かった与党案よりも法案内容をさらに後退させたことも記憶に新しい。とくに酷かったのが、国民民主と維新が「ジェンダーアイデンティティにかかわらず、全ての国民が安心して生活することができるよう留意する」という項目を加えさせたこと。つまり、不当なトランスヘイト言説を前提にし、マジョリティであるシスジェンダーに配慮することを加えさせたのだ。

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