「希望の党」騒動の反省は? 国民民主党・玉木雄一郎が節操なさすぎ! 都民ファースト、維新、ネトウヨに媚び、安倍応援団の上念司に出馬要請まで…

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デマ拡散常習のネトウヨ文化人・上念司に「参院選に出て」「供託金出します」

 連合初の女性会長となった芳野会長は会長就任以来、「共産アレルギー」をむき出しにして野党共闘を批判、立憲に「共産党と決別すべき」と迫りつづけているが、そうしたなかで玉木氏は、連合にとっても都合の良い都民ファーストとの統一候補擁立という芳野会長のご機嫌取りに勤しんでいるというわけだ。

 いや、玉木代表のご機嫌取りは、連合に対してだけではない。なんと、極右界隈にまで尻尾を振ろうと、最近もネトウヨ文化人に対して「選挙に出ていただきたい」などとラブコールを送ったばかりなのだ。

 それは1月11日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に玉木代表が電話出演した際のこと。同番組には火曜レギュラーとして安倍応援団のネトウヨ経済評論家である上念司氏が出演しているのだが、番組中、玉木代表はこんな発言を繰り返したのだ。

「上念さんが、やっぱり国民民主党で出馬していただくのが一番」
「上念さんに参院選挙に出ていただきたいですね」
「供託金、全部出します」
「全国比例で出るってことが一番」

 言っておくが、上念氏といえば安倍晋三・元首相と対談するなど安倍政権を応援したり、『NEWS23』(TBS)で安保法案の危険性を指摘していたアンカー・岸井成格氏を番組降板に追いやった圧力団体「放送法遵守を求める視聴者の会」の設立にも参画(現在は内紛の末に「放送法遵守を求める新・視聴者の会」に改称)したり、加計問題の際には「モリカケは朝日案件」「(前川喜平氏は)嘘つき」などと断言するだけではなく、文書を作成した文科省職員についてのあきらかなデマをSNSやラジオ番組で垂れ流してきたような人物。さらに、コロナ初期に『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)に頻繁に出演し、PCR検査を拡大させることの重要性を説明してきた大谷義夫医師のデマを拡散。ネトウヨが大谷医師の病院に電凸攻撃をおこなったことにより、大谷医師はテレビ出演を控えざるを得なくなってしまうという事態にも発展した(詳しくは既報参照→https://lite-ra.com/2020/07/post-5503.html)。

 ところが、玉木氏はこのようにデマを垂れ流してきた安倍応援団のネトウヨ文化人に対し、「国民民主党で出馬していただくのが一番」「参院選挙に出ていただきたい」「供託金、全部出します」などと公の場でラブコールを送ったのだ。たとえ本人にとっては冗談だったとしても、デマ屋に「出馬して」なんて、笑い話にもならないものだ。

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