安倍首相がこの緊急時に今度は百田尚樹、有本香と会食! 専門家や現場の声を聞くより批判始めた極右応援団のご機嫌取り優先

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会食三昧で対応放置も安倍は金美齢との会食追及に「どこがいけないのか」

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一般ツイッターユーザーからの指摘に対し本性を現す百田氏(加工は編集部による)


 しかしまあ、百田センセイのインチキと露骨さはいつものことなのでどうでもいい。問題は安倍首相だ。繰り返すが、安倍首相はこの緊急時に、政府内で具体的な対応策を練ったり、自ら専門家の話や現場の生の声を聞くでもなく、お仲間極右論客のご機嫌取りをしていたのだ。

 しかも、安倍首相はこの日の国会で、「ダイヤモンド・プリンセス」号からはじめて2名の死亡者を出してしまった20日夜に、熱狂的な安倍支持者である評論家の金美齢氏らと会食したことを追及され、「台湾の総統選の後の状況を聞いた。これがいけないことなのか」と無茶苦茶な開き直りしたばかり。その直後に、また極右仲間と会食とは……。

 ようするに、この総理大臣は、国民の健康や生命を守ることより、お仲間との会食や自分の政治性アピールのほうがずっと大事なのである。 

 実際、安倍首相は最初からそうだった。国内初の感染者が確認されても、対策本部も専門家会議も設置しないでさっさと私邸に帰り、死亡者が出ても、支援者の宴会に出席し、国内感染が広がりを見せても、身内の子飼い議員、メディア幹部らと会食を繰り返し続けてきた。

 安倍首相は「これがいけないことなのか」というが、「いけない」に決まっている。

 国内初の感染者が確認された1月中旬から国内での感染拡大に備えて対策を練り、検査体制の整備はもちろん、地域の感染確認などに合わせた学校の対応や大規模イベント対応、満員電車対策、その補償などを事前に取りまとめておく時間は十分にあった。だが、そんな重要なときに、安倍首相は何の関係もないお仲間との会食ざんまいで、専門家からも話を聞かず、自ら対策を打ち出すでもなく、こういった課題を放置し続けたのだ。

 そしていまも、ここまで事態が混乱しているのに、まだ、政策は官僚に丸投げして、自分は極右仲間と食事会を開いているのである。

 これなら、3.11のときの菅直人首相や枝野幸男官房長官のほうが必死に対応しようとしていただけ、何倍もマシだろう。

 いまも安倍政権を支持している右派のみなさんに問いたい。自らを愛国者と称しているあんたたちは、こんな総理大臣を支持して本当に恥ずかしくないのか。

最終更新:2020.02.29 02:48

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