丸山穂高「戦争」発言でも長谷川豊、百田尚樹はマスコミ報道を批判!「テレ朝がこっそり録音」とデマ

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百田は「沖縄の2紙を潰さなあかん」のときも「盗み聞き、卑劣」とマスコミ攻撃

 長谷川氏、百田氏ら安倍応援団は自分たちが支持するグロテスクな戦争扇動の本音を暴かれたことをごまかすために、取材手法に難癖をつけて、メディア批判に話をすり替えようとしているだけなのだ。

 百田氏は、4年前、自民党の文化芸術懇話会という勉強会で「沖縄の2紙を潰さなあかん」と発言して批判を浴びたときも、TwitterやFacebookでおなじような言い訳をしていた。

〈ギャグで言った言葉を切り取られた。しかも部屋の外から盗み聞き!卑劣!それにしても、報道陣は冒頭の2分だけで退室したのに、ドアのガラスに耳をつけて聞き耳してるのは笑った。しかし、正規の取材じゃなくて盗み聞きを記事にするのは、ルール違反だし、卑劣だろう!〉
〈私はラジオやテレビで不特定多数に向けて発言したわけではない。あくまで私的な集まりの場において話したにすぎない。内輪の席での発言だ。
 そういう場で口にした軽口が、大々的に報道され、あるいは国会で問題にされるようなことだろうか。
 しかも、私は議員でもなければNHK経営委員でもない。一私人である。〉

 百田氏は政党交付金を受けている公党の勉強会を、居酒屋の常連同士の会話と同じ「内輪の席」だと言い張り、政権与党の若手議員たちが何を考えているのかをチェックする報道を「盗み聞き」と批判したのだ。

 もはや笑うしかないような詭弁、スリカエだが、しかし、連中はこれまでつねにこういうかたちで、政権に不正や危険性を暴こうとする批判者の枝葉末節な取材手法を“倫理違反”だとわめき立て、安倍政権批判を封じ込めてきた。

 そして、ネットでは、ネトウヨ、安倍応援団だけでなく、リテラシーの低い一般市民もその“スリカエ”に騙されて、いつのまにか「どっちもどっちだよね」という感想を持つことになり、権力の悪行や言論封殺の危険思想がまんまと見逃される状態になっている。

 先日の佐藤浩市問題も同様で、安倍応援団が佐藤氏の発言を捻じ曲げて「首相を揶揄した」「難病を差別した」などでっちあげた結果、政治性のないユーザーまでが「難病をからかうのはよくない」などというツイートを書き込む事態となっている。

 おそらく連中はデマだろうが、スリカエだろうが、“言ったもん勝ち”だと図に乗っているのだろう。こうした批判封じ込めに対抗するためにも、安倍応援団の卑劣なメディアに対するフェイク攻撃を徹底的に暴いていくつもりだ。

最終更新:2019.05.17 09:04

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