トランプ歓迎のマスコミはこれを聴け! SKY-HIが人種差別を批判する新曲をリリース、星野源にも共通する問題意識

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星野源「Family Song」との共通点を語るSKY-HI

 星野源「Family Song」は、タイトル通り家族の愛や絆について歌った楽曲だが、その歌のなかで彼は家族の定義を「血のつながり」や「男と女、お父さんとお母さん」といったところに求めなかった。

 星野は8月18日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日)のトークコーナーでこのように語っている。

「楽曲は60年代末から70年代始めぐらいのソウルミュージックをモチーフにしてるんですけど、歌詞を昔っていうよりも、いまの家族にしたいなって思って色々考えてたんですけど、僕、なんとなく家族って漠然と血のつながりだと思ってたんですけど、よく考えたら夫婦って血つながってないなって思って、だから血のつながりとか関係ないなって思って、たとえば友だちとか仕事仲間もファミリーって言ったりもするじゃないですか。だからそういう広い意味でこれからの時代に向けて、たとえば両親が同性同士っていうのもこれからどんどん増えてくると思うんですよね。そういう家族も含めた、懐の大きい曲みたいなものをつくりたいなって思って」

 SKY-HIは差別、星野源は家族について歌っているが、どちらもその楽曲の根っこは同じ。人間があるがままに生きられる社会を目指すことであり、人は皆それぞれ違った生き方をしていいんだという多様性への讃歌である。しかし、ご存知の通り、現実の社会では保守的な価値観の押し付けが横行。多様性を拒絶し、排他する方向へと舵を切っている。

 そういった状況に対してどうやったら抗うことができるのだろうか? そのために、彼らのようなミュージシャンがつくる楽曲は大きな武器となるはずだ。SKY-HIは「MUSICA」(FACT)17年10月号のインタビューでこのように語っている。

「たぶん我々が学ぶべきことって、いろんな人がいて、いろんな価値観があるんだよっていうことでしかなくて。それを知る機会をちゃんと作る必要はあるって思うんですよね。それって夢物語かもしれないんですけど、でも夢物語っていう以上は幻ではないから」

 多様な価値観や多様な生き方があることを知り、そして、それを認め合うことがみんなの平和と幸せにつながる──SKY-HIや星野源のようなミュージシャンの楽曲は、そういったことを学び、理解する人々を増やす一助になるだろう。ジェームス・ブラウンやマイケル・ジャクソンの音楽が黒人差別問題を減らすことに寄与したように、また、マドンナやビヨンセの活動が強く生きようとする女性たちに勇気を与えたように。

最終更新:2017.11.06 11:04

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