少年に自白強要の高井戸署は、萩原流行死亡事故でも隠蔽の過去! 児童買春、覚せい剤、裏金隠し…警察の不祥事隠蔽

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 というのも、本サイトでも度々指摘してきたが、警察の不祥事には必ずと言っていいほど、卑怯な「隠蔽」が絡んでいるからだ。たとえばこれまでにも警察による自白の強要や、不当な取り調べなどの不祥事は数多く指摘されてきた。しかし、今回のような音声や映像などの“動かぬ証拠”がない限り、警察はそれを決して認めない姿勢を貫いている。実際、今回の少年たちへの不当な取り調べ、自白強要に関しても、昨年2016年12月までに、少年の万引きへの関与はなかったと認め、取り調べた警察官に対しても処分が行われているが、しかし今回の弁護士会の会見までそれを自ら発表することはなかった。また会見で、父親のひとりは「もしボイスレコーダーがなければ泣き寝入りせざるを得なかったと思うと、いたたまれない」とその心情を語ったほどだ。

 そう考えると今回の事件も氷山の一角と見るべきで、一刻も早い取り調べの全面可視化が求められるが、さらにもうひとつ、今回の事件で注目すべき点がある。それは事件の舞台になった高井戸署が過去において、世間の注目を浴びた“隠蔽事件”を起こしていたことだ。

 それが2015年4月22日に起こった俳優・萩原流行氏のバイク死亡事故だ。この事故は警察の護送車両による車線変更が原因だったが、その車両こそ今回問題となった高井戸署のものだった。しかも当初警察はその事実さえ隠蔽、その後、萩原氏の妻・まゆ美さんの訴えで、ようやくその事実が明るみになっていったのだ。

 今回の少年自白強要事件を受け、改めて本サイトが掲載した萩原氏のバイク事故での警察、高井戸署の隠蔽や、そのほか勃発する警察の不祥事、隠蔽体質を指摘した記事を再録する。卑劣な警察の取り調べや不祥事が“非日常”ではないことをぜひ知っておいて欲しい。 
(編集部)

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 俳優・萩原流行の突然のバイク事故死が未だに波紋を呼んでいる。萩原のバイク転倒に警察の護送車両が絡んでおり、しかも当初はその事実さえ警察により隠蔽されていたからだ。事故の詳細も未だ不透明であり、残された妻・まゆ美さんは警察に対し、民事刑事で訴訟も検討中だという。しかし、自らの不都合を隠し続ける警察の体質は、何も今に始まったことではない。これまでも数多くの不祥事を隠蔽してきたのだ。

 最近でも、卑劣極まりない事件が起こっている。その一つが警視庁による現職警察官のドメスティックバイオレンスの隠蔽だ。

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