ASKAが再びマスコミ報道批判!「世間が面白がればいいという理屈だけ」「僕を病気にするのがいちばん面白い」

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 逮捕直前に放送された『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)のなかでは井上公造がASKAの未発表音源を無許可で放送。ミュージシャンの未発表作品を本人の許可もなく勝手に流すという有り得ない行動にASKAは過去のインタビューでもこのように憤っていた。

「絶対やっちゃいけないことですよね。というよりも、よくあんなことができたな、という気持ちです。僕は昔からそうですが、楽曲の反応を見るために、完成前の未発表曲を聴かせることがよくあります。もちろん、コピーなどしないことを大前提にです。数十年間、誰も約束を破る人などいませんでした。井上さんとも「絶対に公開しないでください」「もちろんです」とのやりとりがありました」(「SPA!」17年1月3日号)

 ワイドショーによる大バッシング大会に多くのネットニュースも追随。メディアはASKAをいかに面白くイジり、視聴率やページビューなどの数字を稼ぎ出すかということに躍起になっていった。その一方、この間に「ASKAに関する本当に警察発表は正しいのか」ということへの検証はほとんどなされなかったのはご承知の通りだ。ASKAは前掲の最新インタビューでこのように怒りを吐露している。

「「世間が面白がればいい」という理屈だけで、僕のブログを素材に記事を構築してしまう。今、何を書けば面白いかといえば、僕を病気にするのがいちばん面白いんです。本当は笑って読み流すくらいの度量がなくてはいけないんでしょうが……」(「SPA!」17年2月14日・21日号)

 結果的にASKAは不起訴処分となり、メディアがやっていたことは間違いであったことが改めて浮き彫りとなったわけだが、それに対してのメディアの反応は、自らの報道姿勢に対する反省などではなく、あからさまな「開き直り」であった。

 たとえば、12月21日放送『ミヤネ屋』で宮根誠司はこのように語った。

「僕はちょっと反省しました。もし、本当に、もしもですよ、仮にASKAさんが無実ならば、謝らなくちゃならないことだし」
「(本当に無実なのか)このあたりが我々、わからないことですが」

 表面上は一応謝っている風を装ってはいるが、「本当に」だの「もしも」だのとエクスキューズを付け、不起訴処分になってもなお自らの非を認めようとはしていない。

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