窪塚洋介が安倍政権を批判!「日本政府なんてとっくに死んでる」「今の政府は国のための政府じゃない」

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マンジライン オフィシャルホームページより


 今月1日に発表された「ユーキャン新語・流行語大賞」のベストテンに「保育園落ちた日本死ね」が選ばれたことを発端に再燃した炎上問題。ネトウヨは「流行語大賞は反日」「韓国人が選んでいる」などと大合唱を始め、さらに、タレントのつるの剛士が〈こんな汚い言葉に〉〈日本人としても親としても悲しい〉という批判を書き込んだ。

 当サイトでは、つるののこういった言葉の裏にある、国家服従に何の疑問も抱かずそれを他人に強いる考えの危険性、また、つるのに影響を与えた右翼イデオロギーの存在を指摘する記事を配信したが、そんな状況のなか、ある俳優がつるのとは真逆のメッセージを発信した。

 その俳優とは、窪塚洋介。窪塚といえば、『タクシードライバー』『グッドフェローズ』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などの巨匠マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の『沈黙』を映画化した『沈黙 -サイレンス-』(来年1月日本公開)への出演がアナウンスされている。

 そんな窪塚が今月11日、前述の炎上騒動を受けてこんなツイートを投稿した。

〈「日本死ね」が流行語らしいけど、遅いだろ!?だってとっくに死んでんじゃん!笑 生きてるのは国民だけだよ。立ち上がれるのは生きてるやつだけ。日本政府なんてとっくに死んでただろぅ?今なんか一目瞭然でこの国の為の政府じゃないじゃん!て説明してる切なさよww〉(改行は引用者の判断で改めた。以下同)

 まさに窪塚の言う通りで、特に、〈今なんか一目瞭然でこの国の為の政府じゃないじゃん〉の部分など、年金カット法案やカジノ法案などの国民には何のメリットもない法案をまともに議論することもなく強行に採決していく状況を見る限り首肯せざるを得ない意見である。

 だが、こういったつるのとは180度真逆の主張をネトウヨが黙って見過ごすはずもなく、彼のツイッターアカウントもまた炎上した。なかには、〈もう一回飛んでみ。違う世界が見えると思うから。その世界の日本はまだ生きてるかもしれないよ。〉などと、過去に起こした彼のスキャンダルをあげつらうリプライまで散見され、まったくもって品性下劣と言う他ない。

 しかし、窪塚は今回の炎上騒動程度のことは何とも思っていないだろう。というのも、ここ最近の彼はこの国の権力者たちが行ってきた横暴な振る舞いに対し怒りの主張を発信し続けているからだ。

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