ももクロ川上マネージャーとヒャダイン確執の真相 ももクロの本当の仕掛人は誰?

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「オレはね、オレはマネージャーにこだわりもってんだけど肩書き上はね、プロデューサーってなったんだ」

 これまで川上氏は“自分はプロデューサーではなくマネージャー”と繰り返し主張しては、裏方の一員であることを強調してきた。だが、『オールナイトニッポンR』(ニッポン放送)でパーソナリティを担当したり、昨年には著書『ももクロ流 5人へ伝えたこと5人から教わったこと』(日経BP社)を発売するなど、マネージャーの枠を超えた活動を展開。その態度はまるでつんく♂や秋元康と並ぶアイドルプロデューサーであるかのようで、そのことが「ヒャダインに嫉妬説」も流れる要因となっていた。今回は、いまごろになって正式に“プロデューサー”になったことを表明したわけだが、発表後は「アハハハハ、アーッハハハ」と声を上げながら満面の笑みを浮かべるなど、まんざらでもない様子だった。

 ももクロのプロデューサーは自分だ──そうした川上氏の“自負”は、最近、とみに目立つようになっていた。例をひとつ挙げれば、熱狂的なももクロファンとして知られる内閣参与・飯島勲氏が先月発売した著書『ひみつの教養 誰も教えてくれない仕事の基本』(プレジデント社)におさめられた飯島×川上×百田夏菜子の鼎談。そのなかで、川上氏はこんなことを言っている。

「芸能マネージャーとしてタレントの見せ方のお手本としていたのは小泉元総理のやり方なんです。裏方の人間として、どうやって表舞台に立つ人間を光らせるかという点で、飯島秘書官の仕事にはずっと憧れていました」

 飯島氏は小泉内閣で秘書官を務め、“小泉純一郎の黒幕”“小泉劇場の立役者”と呼ばれた人物。川上氏はそんな飯島氏のプロデュース能力に感服し、ももクロにその手法を応用したと言っているわけだ。この言葉からは、川上氏自身がいかにも“ももクロの仕掛け人はオレだ”と自信をもっていることが如実に伝わってくる。

 もちろん、川上氏とメンバーの信頼関係が厚いことは疑いようもない事実ではある。川上氏がいなければ、今日までももクロは長続きしなかったかもしれない。だが、かといって“仕掛け人”と呼べるほどの実力が川上氏にあるのかは、大いに疑問だ。

 たとえば、ももクロの魅力のひとつとしてよく語られることに、川上氏によるメンバーへのむちゃぶりや唐突なサプライズ演出がある。これは川上氏のプロレス的発想がもとにあるといわれ、本人も「(むちゃぶりを行うのは)対応力の高いタレントになってほしいからなんです」(前出『ももクロ流』)と述べている。が、そもそもこうした演出は、『ASAYAN』(テレビ東京系)でモーニング娘。がすでに実践していた手法。ももクロよりデビューの早いAKB48もこの方法を取り入れ、カフェでバイトしていた篠田麻里子をメンバーに抜擢するといったサプライズを初期から行っている。ももクロが最初にはじめたことでもなければ、物珍しい話でもない。

 また、結成当初に使われていた「いま、会えるアイドル」というキャッチフレーズも、川上氏本人も認めているようにAKBの「会いに行けるアイドル」からの影響。ライブ前に「OVERTURE」を流すのも同様だ。

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