ビートたけし「恩人を切り捨て愛人と独立」の報い…“陰の共同監督”を切り捨てて北野映画は撮れるのか

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『HANA-BI』(バンダイビジュアル)

 ビートたけしが3月いっぱいで所属事務所「オフィス北野」から独立することが明らかになった。そもそもオフィス北野は1988年にたけしが太田プロダクションから独立し設立した事実上“たけし”の事務所で、そこから独立するというのも奇妙な話だが、もちろんこの裏には、報じられているように、“100億円の愛人”A子さんの存在がある。

 A子さんは、いまから3年半ほど前に「週刊文春」(文藝春秋)2014年7月17日号で同棲中とスクープされた18歳年下の女性。たけしは40年来連れ添ってきた幹子夫人との離婚を示唆、さらに“幹子夫人に全財産の100億円払ってでもA子さん一緒になりたい”とまで言って周囲を困惑させていると報じられた。

 報道によると、たけしはオフィス北野との契約をすべて解消し、今後は、3年ほど前、A 子さんと一緒に設立した「T.Nゴン」という事務所を拠点にするのだという。

 A子さんに対するたけしの入れ込みようは、2015年4月、『なるみ・岡村の過ぎるTV』(ABC朝日放送)に出演した際、たけし自身が「(A子さんが)『私に命を懸けてもいい』ってテレビで言えってうるさいんだよ」というのろけ話を披露したことなどから噂にはなっていたが、芸能活動の拠点まで愛人との会社に移すとは、2人の関係が想像以上のものであることを証明したといえるだろう。

「オフィス北野は、幹子夫人が大株主と言われており、この独立は離婚への布石ではないかとも言われています」(スポーツ紙記者)

 まあ、たけしが誰と付き合おうが、離婚しようが、当事者同士の問題なので好きにしてくれ、という感じだが、今回、問題なのは、たけしが独立によってこれまで自分を支えてくれたスタッフや軍団を捨てるつもりであることだ。

 しかも信じられないことに、一心同体と言われていたオフィス北野の森昌行社長を完全に外そうとしているのだという。

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