あ然!『バイキング』で坂上忍、土田晃之、東国原英夫が「体罰は必要」と堂々主張! 体罰の美化は第二の暴力だ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
viking_160410.jpg
フジテレビ『バイキング』オフィシャルサイト出演者ページより


 4月より放送時間が延長されたフジテレビの『バイキング』。だが、先週金曜日、同番組で信じがたいトークが繰り広げられた。

 それは、大阪市東住吉区の小学校で発覚した、30代教諭による小学5年生男児への暴力と「これでクビになったら許さへんからな」と恫喝発言を行っていた事件を取り上げた際に起こった。このニュースをピックアップしたのは芸人の土田晃之だったが、土田は「ビックリしましたね」と言ったあと、こうコメントした。

「僕ら悪いことしなかったら(教師は)ゲンコツなんてくれないんで、やった俺らが悪いからゲンコツくれてるんだってわかってた」
「まったく体罰とかない、体罰って言い方もよくないのかな、怒るときに手を出さない先生もいたんですよ。口だけで叱ってくれる先生。でも、そういうときってね、意外にね、学級崩壊近くなってたんですよね」

 土田はこの教師の恫喝はよくないと述べたが、そもそもの暴力自体は“愛のムチ”と捉え、手を出す教師を肯定。そして、土田と同様に「体罰って言葉自体が好きじゃない」と言い出したのは、司会の坂上忍だ。

「普通に先生にひっぱたかれてた世代としてはね、今回の問題は別にしてね、先生も両手両足を縛られているようななかで頑張ってらっしゃると思うのよ」

 さらに、自身の中学時代を「やっぱ金八先生ど真ん中で、まあすごい荒れてたのよ」と振り返り、このようにつづけた。

「この年になって思ったら、俺がいま先生になって、あのときの俺みたいな生徒がいたら、そりゃ蹴っ飛ばすよね。そういう気になっちゃうもん。だって蹴っ飛ばさないとわかんない奴っているから」

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

あ然!『バイキング』で坂上忍、土田晃之、東国原英夫が「体罰は必要」と堂々主張! 体罰の美化は第二の暴力だのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。バイキング体罰坂上忍東国原英夫田岡 尼虐待の記事ならリテラへ。

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄