祝・芥川賞受賞! 本谷有希子、劇団でのキチクぶりがスゴい! 役者が血尿、電車に飛び込みそうに…これも作家の狂気?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
motoyayukiko_1160119.jpg
『異類婚姻譚』(講談社)

 つい先ほど発表された、第154回芥川賞に『異類婚姻譚』(講談社)の本谷有希子が選ばれた。『死んでいない者』(文藝春秋)の滝口悠生とのダブル受賞である。

 本谷有希子といえば、ご存知の通り、2011年に『ぬるい毒』(新潮社)で野間文芸新人賞、13年に『嵐のピクニック』(講談社)で大江健三郎賞、14年に『自分を好きになる方法』(講談社)で三島由紀夫賞を受賞と、キャリアを重ねた小説家で、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(講談社)は監督・吉田大八、主演・佐藤江梨子で映画化もされている。

 そんな本谷だが、もともとは小説家ではなく、劇作家・演出家としてキャリアをスタートさせた。00年には、当時20歳という若さで「劇団、本谷有希子」を創立。07年には『遭難、』で鶴屋南北戯曲賞を、09年には『幸せ最高ありがとうマジで!』で岸田國士戯曲賞を受賞するなど高い評価を受けている。

 小説家としても、「劇団、本谷有希子」としても、まさに華々しいばかりの成功をおさめてきた本谷だが、この「劇団、本谷有希子」での彼女、実はかなりの“キチク”な所業を重ねていたようなのだ。

 劇団旗揚げのための資金は祖母からせびり、その後もことあるごとにお金を出させた。しかし、そのように祖母をパトロンにする一方、劇団員へのギャラはなんと0円。しかも、本谷は「何であげなきゃいけないの?」とまで言い放っている。

 その「キチク」っぷりは、稽古の時にも遺憾なく発揮。スパルタ過ぎる演出で役者が血尿出したり、円形脱毛症で髪が抜けたりするのはザラ。しごきまくった俳優に「しんどくて電車に飛び込みそうになりました」と言われたことまであると言う。ただ、そのような言葉を受けて反省するかと言えばそんなことはない。彼女にとって役者は「人」でなく「モノ」。「最初、役者を人として見てないんだよね。演出家って嫌な人多いのかも(笑)」と恐ろしい発言も残している。

 もしも自分がその劇団の役者だったら……、と想像するだけでも鳥肌が立つような話だが、常人には理解し難い、そのような「狂気」を孕んだ人格だからこそ、人々を魅了する芸術をつくりあげることができるのかもしれない。

 当サイトではかつて、そんな本谷有希子のキチクっぷりについて記事にしたことがある。芥川賞受賞記念に再録するので、是非とも読んでみてほしい。
(編集部)

********************

 昨年、『自分を好きになる方法』(講談社)で三島由紀夫賞を受賞した作家の本谷有希子。アニメ『彼氏彼女の事情』で声優デビューしたり、『本谷有希子のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)でブレイクするなどマルチ活躍で知られるが、もともとは劇作家・演出家。2000年に、20歳という若さで、専属の俳優を持たず、毎回役者が全て入れ替わるというユニット形式の「劇団、本谷有希子」を旗揚げして注目を集めた。

 その本谷が、『新潮45』(新潮社)1月号で、やはり劇団「鉄割アルバトロスケット」を主宰する戌井昭人と対談。劇団立ち上げの頃の思い出話を語っているのだが、そのキチクっぷりがちょっとした話題になっている。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

異類婚姻譚

  • amazonの詳細ページへ
  • 楽天ブックスの詳細ページへ
新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 官邸、山口敬之がネトウヨ妄想に丸乗り
2 橋下徹が籠池証人喚問以来、完全沈黙
3 昭恵夫人が籠池妻に小川榮太郎を紹介
4 マツコが“忘れられない男”と首都高で
5 安倍応援団の情報操作に騙されるな!
6 2枚目のFAXを封殺、官邸の情報操作
7 安倍政権御用ジャーナリスト大賞
8 籠池と松井の接点を大物府議の元秘書が
9 松本人志が森友問題から逃げた!
10 恵俊彰が田崎史郎を「政権の代弁者」と
11 不倫女性が告白する本音と日常とは?
12 山口敬之、“安倍太鼓持ち”の歴史
13 ニュース女子・沖縄デマはなぜ生まれた
14 籠池証人喚問で自民党議員の質問に唖然
15 浅田舞が真央との不仲は母のせいと告白
16 安倍100万円振込票と長女の目撃証言
17 稲田夫が籠池と財務局との交渉に同席
18 安倍の後援者の息子が高校生会議仕掛け
19 昭恵夫人付役人から籠池に予算化報告
20 籠池独占取材した菅野完爆弾会見の中身
PR
PR
1籠池独占取材した菅野完爆弾会見の中身
2小籔千豊「教育勅語は悪くない」は無知
32枚目のFAXを封殺、官邸の情報操作
4 昭恵夫人付役人から籠池に予算化報告
5安倍が防大卒業式で軍人勅諭ばり訓示!
6籠池理事長が「安倍首相から100万円」
7安倍100万円振込票と長女の目撃証言
8教育勅語復活論者の現代語訳はニセ物だ
9迫田、松井、昭恵も証人喚問せよ
10橋下徹が籠池証人喚問以来、完全沈黙
11“第二の森友学園”関係者を最高裁判事に
12安倍応援団の情報操作に騙されるな!
13籠池証人喚問で自民党議員の質問に唖然
14森友で橋下と松井が国の圧力暴露も…
15昭恵夫人の口利きで8千万円の予算が
16田崎が“籠池が稲田にセクハラ”の噂を
17稲田夫が籠池と財務局との交渉に同席
18籠池の依頼で昭恵夫人が口利きか
19松井知事が森友認可前に私学課に圧力?
20国税の税務調査を使った報道への圧力
PR
PR

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

室井佑月が斎藤貴男と「共謀罪」を徹底批判!「安倍政権に逆らう人が片っ端から逮捕される」

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」