松本人志は高橋ジョージを擁護!「モラハラは女のワガママ」なのか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
mihunemika_150325.jpg
「三船美佳オフィシャルブログ「Mikan」Powered by Ameba」より


 今年の年明け早々に沸き起こった、歌手・高橋ジョージとタレント・三船美佳の別居&離婚裁判騒動。長年おしどり夫婦と目されていた2人だが、高橋が三船に「おまえは人間としての価値もない」などと人格を否定するような言葉を長時間浴びせるなどのモラル・ハラスメントがあったと報じられた。

 高橋はこれをTwitterで真っ向否定しているが、この裁判を報じるワイドショーやバラエティ番組では、坂上忍が「僕の意見では、年下と付き合ったら、ありますよ、モラハラなんて!」とモラハラを肯定するような発言をしたり、ダウンタウン松本人志が「弱者が強いみたいな世の中になってしまってて。『女は弱者であるから女は強い』みたいな。ぼちぼち逆転してもいいんじゃないか。だっておかしいもん。俺はジョージを擁護するよ」と発言するなど、高橋を擁護する声が男性芸能人やコメンテーターを中心に高まってきている。

 というのも三船は、モラハラに関する書籍を証拠として裁判所に提出するのみで、具体的な証拠がないから。しかしこのことこそが、モラハラ問題の難しさを立証しているといえるだろう。今回は、三船が証拠として裁判所に提出した『「モラル・ハラスメント」のすべて 夫の支配から逃れるための実践ガイド』(本田りえ、露木肇子、熊谷早智子/講談社)を参考に、モラハラ問題の問題点を浮き彫りにしていきたい。(本書はモラハラ被害に悩む妻向けに書かれた本なので、以下の原稿もモラハラをする「夫」、被害を受ける「妻」という前提で進める)

 そもそもモラハラとは何か。これを正しく答えられる人はどれだけいるだろうか。人格を否定するような発言をする、パートナーの私物を勝手に壊す・捨てる、財布・携帯を取り上げて部屋に閉じ込める……。これらの行為は、モラハラ行為の一つだが、これらは多少の差があれ、夫婦げんかの際に言い過ぎ・やりすぎと思いながらも、高ぶる感情のままに行ってしまう人もいるだろう。では、通常の夫婦げんかとの違いはなんなのだろうか。

 本書によると、モラハラの特徴は「支配的であること、一方的であること、そして相手を徹底的に攻撃して屈服させること」だという。たしかに通常の夫婦げんかでは、誤解があれば相手に説明しようとしたり、相手の言い分を聞いたり、互いに譲歩することが基本にある。しかし、モラハラなパートナーの場合、勝ち負けに執着するため、相手が屈するまで長時間にわたり攻め続け、分が悪くなっても論点をずらして自分の主張を押し通し、罰を与えたり土下座を要求することもあるというのだ。

 しかもモラハラの場合、夫婦げんかの局面でこういった行為を繰り返すのではなく、日常生活からこのような高圧的な態度。被害者は、常にパートナーの“地雷原”に接触しないように、先回りをして行動し、自分を押し殺して生活する。つまり「相手の精神を傷めつけるようないやがらせを繰り返すことで、相手の自尊心や判断力を徐々に低下させ、行動や思考までもコントロールしようとする」、その欲求の発露としての暴言や理不尽な行為をモラハラと呼ぶのだ。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

「モラル・ハラスメント」のすべて 夫の支配から逃れるための実践ガイド

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

松本人志は高橋ジョージを擁護!「モラハラは女のワガママ」なのか?のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。ハラスメント三船美佳坂上忍松本人志江崎理生高橋ジョージの記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 安倍昭恵完全復活! 支持者会合に首相と登場
2 安倍「臨時国会に改憲案」の醜悪な裏
3 創価学会が靖国神社「みたままつり」に提灯奉納!
4 ディズニーランドでキャストがパワハラ提訴
5 SMAPの寂しすぎる最後は仕方ない!
6 弁護士懲戒を煽動のブログ「余命」の悪質
7 安倍が選挙妨害を依頼した男と密室謀議
8 玉川徹に自民議員が共謀罪の正体を
9 安室奈美恵の翁長知事追悼にネトウヨが「反日」攻撃!
10 『報ステ』チーフPは安倍応援団とお友達か
11 北朝鮮の日本人拘束事件で政府が報道管制
12 安倍への忖度?山口県警が安倍系建設会社の捜査握り潰し 
13 久米宏が電通タブーに踏み込む激烈な五輪批判
14 読売、産経の安保報道を池上彰が批判
15 翁長知事は最後まで安倍政権のいじめと闘い続けた
16 ネトウヨ局アナがテレ朝のお昼の顔に
17 宮崎駿も鶴瓶も安倍政権にNO!
18 安倍が選挙妨害に関与の決定的証拠
19 山本太郎と久米宏が安倍政権、原発タブー、杉田水脈を斬る
20 安倍が杉田水脈問題に「なんで騒いでるの」
1久米宏が電通タブーに踏み込む激烈な五輪批判
2広島原爆の日に安倍首相が卑劣な詐欺行為
3山本太郎と久米宏が安倍政権、原発タブー、杉田水脈を斬る
4翁長知事は最後まで安倍政権のいじめと闘い続けた
5安倍が内調に石破茂の監視をさせていた
6安室奈美恵の翁長知事追悼にネトウヨが「反日」攻撃!
7松尾貴史「日本を壊しているのは安倍さん」
8ネトウヨ局アナがテレ朝のお昼の顔に
9安倍自民党が佐川宣寿の偽証罪告発潰し
10松尾貴史と室井佑月が語る安倍政権のメディア圧力
11安倍が杉田水脈問題に「なんで騒いでるの」
12 杉田水脈から逃げ出す百田尚樹ら安倍応援団
13安倍の態度には長崎の被爆者代表が激怒「毎年一緒」
14創価学会が靖国神社「みたままつり」に提灯奉納!
15安倍「臨時国会に改憲案」の醜悪な裏
16安倍首相が津川雅彦に特別扱い追悼会見
17北朝鮮の日本人拘束事件で政府が報道管制
18文科省汚職は安倍の加計接待とそっくり
19障害者が戦争中の過酷な差別を告白!
20東京医大“女子減点”事件は女性差別の氷山の一角

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄