「ヘイト本というほうがヘイト!」 花田紀凱「WiLL」編集長がネトウヨ論理丸出しで逆ギレ!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
WiLL_150211.jpg
月刊誌「WiLL」(ワック)

「本のタイトルだけで“ヘイト本”と批判するなよ! ヘイトスピーチじゃないか!」

 「WiLL」(ワック)編集長・花田紀凱氏が逆ギレして、こう吠えたのは、2月9日、東京・新宿ロフトプラスワンで行われた「『WiLL v.s. NOヘイト!』〜出版業界と『ヘイト本』ブーム〜」でのことだった。

 このイベントは「嫌韓」「反中」を掲げ“人種差別を助長する”ヘイト本が書店を埋め尽くしている出版業界の状況を見て、パブリッシャーや文筆家たちが議論するという趣旨で開かれたのだが、そこに中国や韓国へのヘイト記事やヘイト本を連発している花田編集長がパネラーとして参加したのである。

 開催の契機となったのは、先日本サイトでも紹介した『NOヘイト! 出版の製造者責任を考える』(ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会/ころから)という一冊の本だった。本書はその題名のとおり、業界内部から“ヘイト本問題”に切り込んだものなのだが、出版の約1ヶ月後、「WiLL」の出版元であるワック側から「当社が出している数点の書籍が“ヘイト本”と書かれていることに違和感を覚える」という旨のメールが届いたのだという。

 そこで「WiLL」編集長の花田氏を交え、公開の場で議論する運びとなったわけだが、開催にあたってはちょっとした悶着があったようだ。

 当初主催者側から発表されていたのは、本サイトでも連載を持つ対レイシスト行動集団「C.R.A.C.」の野間易通氏と花田氏の「直接対決!」というフレコミだった。だが、花田氏は開催数日前に野間氏との「対決」を拒否し、結局、イベントは二部構成に変更。花田氏は第一部で、ヘイト本出版に批判的な活動をしている「ころから」代表・木瀬貴吉氏と一対一で議論し、野間氏は第二部で保守系評論家・古谷経衡氏と対談する、ということに落ち着いた。

 なんとなく敵前逃亡という感じもしなくもないが、そこは雑誌業界の重鎮らしく、第一部では持論をまくしたてていた。たとえば、『NO!ヘイト』のなかで、『中国を永久に黙らせる100問100答』(渡部昇一/ワック)のタイトルが「ジェノサイドへの欲望が読み取れる」「誰かを『永久に黙らせる』のに一番よい方法は何か。ちょっと考えたら分かりますよね」と指摘されたことに対し、花田氏はこう噛み付いたのだ。

 花田「これは、ようするに“反論できないようにする”“論破する”という意味。それをね、『ジェノサイド』とか言われたらたまったもんじゃないよ」
 木瀬「だったら『永久に』という言葉は必要ないですよね? 『韓国・北朝鮮を永久に黙らせる100問100答』という本もワックから出されています」
 花田「いやいや、これを韓国人とか中国人を『殺す』って読みとるほうがおかしいでしょ!?」
 木瀬「では『日本を永久に黙らせる〜』というタイトルの本があったとしても、同じことが言えますか?」
 花田「黙らないよ、こっちは(笑) 反論すればいいわけでしょ。そもそも『殺す』なんて思う奴なんていないよ! ちょっとおかしいんじゃない!?」

「永久に黙らせる〜」という言葉はギャング映画やサスペンス小説などで「殺す」という意味に使われる表現で、それ以外の使われ方はほとんどないと思うのだが、花田氏はあくまで「反論できないようにする」という意味だと言いはる。

 花田「『殺せ!』と主張していると思う人なんていないです! いたとしてもごく少数だよ!」
 木瀬「少数ならいいんですか?」
 花田「少数ならいたってしょうがないよ」

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

NOヘイト! 出版の製造者責任を考える

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

「ヘイト本というほうがヘイト!」 花田紀凱「WiLL」編集長がネトウヨ論理丸出しで逆ギレ!のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。ネトウヨ出版業界梶田陽介の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 茂木人づくり相の公選法違反に新証拠
2 安倍政権が福井国体を戦前賛美に利用
3 ナチス礼賛、高須院長がまた訴訟恫喝!
4 加計学園獣医学部施設の設計図疑惑
5 ネトウヨ高須院長に息子が苦言!
6 高校生平和大使の演説中止と安倍政権
7 三浦瑠麗が戦前賛美、その御用学者体質
8 葵つかさが「松潤とは終わった」と
9 ローラが所属プロに奴隷契約の終了を
10 長渕剛が安倍政権を批判する新曲を発表
11 吉永小百合が「9条は変えさせない」
12 Nスペ731部隊検証にネトウヨ錯乱!
13 ウーマン村本こそ“最強反戦芸人”だ!
14 松本人志追及に井上公造が「圧力ない」
15 『永遠の0』は恐い!元特攻要員が批判
16 高橋洋一ら安倍応援団が特区ビジネス
17 日本の外務省が文大統領と同様の発言
18 欅坂46平手欠席の背景にブラック労働
19 トランプ差別発言に有本香と玉川徹が
20 「不倫学」が教える防止策とは?
1ウーマン村本こそ“最強反戦芸人”だ!
2 Nスペ731部隊検証にネトウヨ錯乱!
3久米宏、さんま、村本も東京五輪批判
4綾瀬はるかが毒ガス製造の元兵士を取材
5テレ朝が萩生田に全面謝罪した背景
6三浦瑠麗が戦前賛美、その御用学者体質
7高橋洋一ら安倍応援団が特区ビジネス
8市原悦子が語る戦争と安倍政権への怒り
9長崎のメッセージも安倍には届かず!
10 高校生平和大使の演説中止と安倍政権
11グアム北ミサイルは存立危機事態でない
12トランプ的どっちもどっち論横行の日本
13仲代達矢と桂歌丸が語った戦争体験
14寂聴「憲法を汚した安倍は世界の恥」
15手塚治虫が描いた戦争をいま読み直す
16閉会中審査、小野寺防衛相も隠蔽体質
17 ナチス礼賛、高須院長がまた訴訟恫喝!
18加計学園獣医学部施設の設計図疑惑
19幹部から新人までほとんどが商売右翼
20安倍政権が福井国体を戦前賛美に利用
PR
PR 飲むだけで女性のカラダの悩みを解消!?

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

室井佑月が斎藤貴男と「共謀罪」を徹底批判!「安倍政権に逆らう人が片っ端から逮捕される」

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」