百田尚樹がたかじん未亡人の代弁者になって娘を罵倒! その理由は?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
junai_141110.jpg
『殉愛』(幻冬舎刊)

「ここまで露骨に書くなんていったいどういうつもりなんだ?」「あの売れっ子作家がなんでこんなことを書いてるんだ」

 百田尚樹によるノンフィクション『殉愛』(幻冬舎刊)が出版されてから、関西のマスコミ関係者の間でこんな戸惑いの声がしきりにあがっている。

 やしきたかじんが亡くなる3カ月前に結婚した32歳年下の妻・さくらさんがはじめてメディアで証言し、しかも、その“愛の物語”を当代一の売れっ子作家・百田センセイが書き下ろしたことで大きな話題になっている同書。だが、関係者がクビをひねっているのはその意外な組み合わせだけではない。この『殉愛』という本はとにかくいろんな意味でキナ臭い匂いがぷんぷん漂っているのだ。

 まず、唖然としたのがプロモーションの方法だった。発売日ぎりぎりまで書籍の存在すらひた隠しにされ、発売当日に「スポーツニッポン」だけが朝刊で前打ち。その夜、『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)に百田が出演して二人の感動物語と出版の裏舞台を大々的に特集するというあざといメディア戦略が仕掛けられたのだ。

「たかじんさんなら、こういう特定のメディアだけを優遇するようなやり方は絶対にしなかった。しかも、『たかじんのそこまで言って委員会』(読売テレビ系)のような冠番組でなく、彼があれだけ毛嫌いしていた東京の番組に独占放送させたわけでしょう。完全に商売丸出し。そういう意味じゃ、たかじんさんの遺志より幻冬舎商法に乗っかった感じですね」(在阪テレビ局関係者)

 まあ、それでも内容がほんとうに夫婦愛を描こうとしたものなら、多少売り方があざとくてもここまで眉をひそめさせることにはならなかっただろう。だが、この本が出版された背後には、夫婦愛と何の関係もない、たかじんの利権や遺産をめぐる争いがあり、しかも本書はその争いの中で未亡人の言い分だけを代弁し、彼女を露骨に利するかたちになっているのだ。

 たかじんの未亡人・さくらさん(当初、報道ではS夫人という表記だった)をめぐっては、たかじんが亡くなった直後から、彼を囲い込むような不可解な行動がしばしば週刊誌で批判的に報道されてきた。たとえば「週刊文春」(文藝春秋)では、1月23日号、2月6日号と2号にわたって、未亡人がたかじんの死を彼の実母や実弟にも知らせず、参列者5人だけの火葬ですませてしまったことが報道され、火葬場でたかじんの骨を見て「うわぁ〜、焼き上がったマカロンみた〜い」と言い放ったと書き立てられた。また、同記事では、未亡人がテレビ局への関与を強め、過去の映像の使い方にまでいちいち介入していることなども指摘されていた。

 そしてしばらくすると、たかじんの娘、そして元マネージャーとの遺産や利権をめぐる争いが表面化する。たかじんには亡くなった元妻との間に娘がいるのだが、たかじんが遺した遺言状では、娘には一切遺産を相続させないとあった。これに対して娘は「父親が正常な判断力を失った状態で書かされた」として無効の訴えを起こした。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

ゆめいらんかね やしきたかじん伝

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

百田尚樹がたかじん未亡人の代弁者になって娘を罵倒! その理由は?のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。やしきたかじん殉愛田部祥太百田尚樹の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 高校生平和大使の演説中止と安倍政権
2 三浦瑠麗が戦前賛美、その御用学者体質
3 加計学園獣医学部施設の設計図疑惑
4 吉永小百合が「9条は変えさせない」
5 松本人志追及に井上公造が「圧力ない」
6 長渕剛が安倍政権を批判する新曲を発表
7 日本の外務省が文大統領と同様の発言
8 Nスペ731部隊検証にネトウヨ錯乱!
9 ローラが所属プロと奴隷契約トラブルも
10 『永遠の0』は恐い!元特攻要員が批判
11 トランプ差別発言に有本香と玉川徹が
12 ウーマン村本こそ“最強反戦芸人”だ!
13 欅坂46平手欠席の背景にブラック労働
14 葵つかさが「松潤とは終わった」と
15 ネトサポの親玉が愛人に告発された
16 ネトウヨ高須院長に息子が苦言!
17 『朝生』で百田尚樹が徹底論破され大恥
18 綾瀬はるかが毒ガス製造の元兵士を取材
19 高橋洋一ら安倍応援団が特区ビジネス
20 仲代達矢と桂歌丸が語った戦争体験
1ウーマン村本こそ“最強反戦芸人”だ!
2 Nスペ731部隊検証にネトウヨ錯乱!
3菅官房長官が壊れ始めた!トンデモ会見
4久米宏、さんま、村本も東京五輪批判
5綾瀬はるかが毒ガス製造の元兵士を取材
6テレ朝が萩生田に全面謝罪した背景
7高橋洋一ら安倍応援団が特区ビジネス
8市原悦子が語る戦争と安倍政権への怒り
9長崎のメッセージも安倍には届かず!
10グアム北ミサイルは存立危機事態でない
11三浦瑠麗が戦前賛美、その御用学者体質
12トランプ的どっちもどっち論横行の日本
13仲代達矢と桂歌丸が語った戦争体験
14寂聴「憲法を汚した安倍は世界の恥」
15手塚治虫が描いた戦争をいま読み直す
16閉会中審査、小野寺防衛相も隠蔽体質
17幹部から新人までほとんどが商売右翼
18極右丸出し”日本ファースト”は小池命名
19安倍の「人づくり」名称のルーツは?
20岸田『ひるおび!』出演にネトウヨが
PR
PR 飲むだけで女性のカラダの悩みを解消!?

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

室井佑月が斎藤貴男と「共謀罪」を徹底批判!「安倍政権に逆らう人が片っ端から逮捕される」

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」